内容に関しては他のかたのレビューがたくさんあるので割愛します。
個人的なここちんおっきポイントを以下箇条書きします。
・受けのフィーが褐色肌で性に奔放なビッチちゃん、基本オラついてはいるが内面は割とナイーブで寂しがり屋かつ心の傷を負っておりそのことを隠して生きている。しおらしい一面もある。ナイスギャップ!!
男娼だけどオネエではなくしっかり年相応(26歳)の男っぽいところがよい。
・攻めのアポロ、最初は開けっぴろげなフィーにドン引きしてるけどどんどんペースに巻き込まれ絆されてってるところにニッコリする。1巻ではキスすら嫌がるノンケだったのに2巻では自発的に男の乳首舐める立派な子に育っててお母さん感動で泣きそうです。
・必要以上に説明台詞がなく、仕草や表情で読ませてくれる。表情からキャラの気持ちが想像できるのはひとえに座裏屋先生の画力あってこそ。
・擬似恋愛と恋愛、どこに境界線を引けるのか。フィーは今のところポリアモリーだけどアポロとの出会いでそれは変わるのか。パートナーの浮気を許せないアポロはフィーの性質や仕事を理解していけるのか。てかそもそも恋に落ちたら楽園追放されちゃうジャン!! などなど気になることがてんこ盛りで乗り越える壁がたくさん…!
誰が見てもお互いがお互いに惹かれてるのに自分の気持ちには気づかないふたり。フィーに至っては恋する気持ちも知らなさそう。セックスはプロだけど恋愛のプロではないのが可愛い。てか恋愛にプロもアマもないですね、本気の恋はいつだって苦しいし恥ずかしいし不様なもんです。
互いの恋心に早く気づいて幸せになってほしいけど苦しむ彼らも見てみたいという…ごめんね…
座裏屋先生と同じ時代を生きられて幸せです。
心からそう思わせてくれる素晴らしい作品。いくらでも続きを待ちます。
良すぎていまだ放心してます。
座裏屋センセ作品の大ファンかつ1作目が良かったのでそこそこの期待はしつつも、まぁ冷静に聞いてみようやと自分に言い聞かせながら寝しなに聞き始めたんですがめちゃくちゃリピートしてしまい寝たの朝5時でした。
まだ本番やってないですがすでに濃密で甘くてかつ禁忌をおかしてる淫靡な雰囲気が漂ってて、これお互いが心も体もすべて開いて想いをぶつけあったらどえらいことになるのでは…と今から心臓が破裂しそう。
シリアスパートに関しても前作と比べて事態が動き出すので緊迫感があり、ドラマとしても面白いです。
フィーは相変わらずめちゃくちゃ色っぽいんだけどその中に危うさやあどけなさ、そして意外としおらしいところなども垣間見せてきて人物像が深掘りされており、いつものオラオラとのギャップに萌え狂いました。
アポロに関しては、彼の中でフィーがどんどん大きな存在になってきてちょっと意識してきているのがもう声色だけでわかります、声優さんてすごいですね。
購入検討してる方には初回限定盤を全力でオススメします!初回盤には座裏屋センセがオーディオドラマ専用に書き下ろしたdaytime8というトラックが入ってるんですがそれがとにかくサイコー。
男娼の本領発揮とばかりのドエロモードなフィーが聞けるし、かと思えば意外な一面も見せてきたりなど短いトラックの中に萌え爆弾がたくさん詰まってて気を抜いてると爆破されます。オーディオドラマ用に作っただけあってフィーの言葉煽りがとてもエッチ。オススメです!