ソフトクリームを一舐めって感じですが、
とりあえず、読了しました。
【IF I EVER】
これは、【夜が明けるなら】の続編で完結作となります。
皆さん、公式発表されているジェイクス先生の信条を知ってますよね?
『ハッピーエンドと、求めるものを手に入れるために戦うこと』
ジェイクス先生、素晴らしい!!!
日本のBL小説ならドン引きされるレベルで戦うプロフとトムは、私の約35年にわたる美少年耽美小説時代から含め、過去最高のベスト・カップルです☆
新書館スタッフさま、最終巻、どうぞ、よろしくお願いします!
冬斗亜紀先生、翻訳、心から、お待ちしております。
小山田あみ先生、先生の挿絵がない長文英語を読むのは、マジ、滝行レベルなので、どうかイラストを授けてください!
3年間、くじけそうになりながらも待ち続けたかいがありました。
世界中の皆さん、一緒に、この喜びを分かち合いましょう☆
はじめてレビューを書きます。
それだけ、この小説が大好きで、大好きで、たまりません!
最終巻(4冊目)になるであろう『IF I EVER』を、S.E.ジェイクス先生、どうか書き上げてください!
日本のファンも、首を長くして心待ちにしております。
というわけで、今回はシリーズ2冊目です。
私は原作を読みましたが、
1冊目が、プロフとトムの出会い&退治すべき幽霊の紹介
2冊目が、トムの幽霊退治
3冊目が、プロフの幽霊退治の前半
3.5冊目が、日本で言えば同人誌的な、本編のオマケの2人の短編
そして出版が待たれている4冊目が、プロフの幽霊退治の後半
という感じで進行していくようです(私の英語理解力が低いので確実ではない)。
で、シリーズ2作目です。
1巻で離ればなれになった2人が嵐の中で再会し、抱き合います。
私のうろ覚えで申し訳ないのですが、作者さんのサイトで試し読みした時、この場面がその年のこのレーベルのラブシーンの年間3位に選ばれていたはず!
それだけアメリカ人のファンも多い名シーンのようです。
さて、再会したものの互いの幽霊が邪魔をして2人の気持ちは揺れ動くのですが、トムの幽霊退治にプロフが協力したことで、2人は覚悟を決め一緒にいることを選択します。
エロシーンも、とってもナチュラルで素敵ですし、ストーリーもリアルで、なんちゃってCIAとかは出てきません。
そして1番の魅力は、自ら信じる正義のために命を落とすことさえある仕事を生業とし、1人でも生きていける大人の自立した人間が、それでも愛する気持ちを抑えきれず、相手を巻き込むリスクが高まっても2人でいたい……
そういう重厚な人間ドラマです。
最後に、この2巻は閉じられた空間で進みましたが、3巻はプロフさんのターンなので、ワールドワイドに話しは進み、個性豊かな登場人物も増えます。
原作を何度も読み返しましたが、謎解きが進みつつ、いよいよ佳境へと入っていきますので、お楽しみに!
日本で3巻の翻訳出版がなされるのが待ち遠しいのと同時に、
(冬斗亜紀先生頑張って! 小山田あみ先生のイラスト最高!)
どうか、どうか、S.E.ジェイクス先生、4巻を本国で出版してください!!!
日本のファンもアメリカのファンと同じく、プロフとトムのその後が気になって、気になって、仕方ありません。