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女性まぎぃさん

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完結

もし世界が終わるとしたら、というテーマで描かれた作品。

どうしようもないクズの律と、日常に疲れながら、こんな極限状態で許すことができる真澄。
こういう状況で、人間の本性が出るのだなあと思わせられます。

上巻ではただのおバカな(?)少年かかと思われた遊馬ですが、下巻ではキーパーソンになってきます。さらに、不思議な魅力のある少年、めぐるの登場によって、お話が動き出します。
めぐるという名前が、転生や世界がめぐるという想像をさせられます。

大団円か?と思われたラストも、読者に委ねるようなオシャレな終わり方でした。
レビューは読み込まずに読んで欲しい一冊です。

完結

7巻でジュダートカップルのお話は完結となります。

6巻で誘拐されていたウィルですが、無事ジュダートの活躍で助け出されます。
悪事を働いていた輩も捉えられ一見落着。
事件依頼身なりを構わず仕事も休んでぼーっとしているウィルですが、身の回りの世話を焼いてくれるフリオが今になって気になってきて。。
こちらの行方がどうなるのか、スピンオフあるのかな?

一方、メインカップルの方は、ダートの懐妊をきっかけにジュダの実家に行くことに。両親は田舎でワイン造りをしていて、権力とは無縁な現在。二人を歓迎してくれて、お話はこのままハッピーエンド。

かわいい赤ちゃんが見られなかったのは残念ですが、プチミニョンシリーズでその続きが楽しめそうです。

元気印1000%

季節にちなんだ名前のカップル、ナツとアキ。
ふたりは幼なじみでとても仲がよいけど、ナツはアキへの恋心を隠している。

あまりナツの葛藤には焦点が当たらず、とにかく元気いっぱいで屈託のないアキがかわいいお話でした。
そういう意味で、起伏の少ないストーリーがあまり味わえなかったかな、という印象で星2つの評価です。

友達と恋人の境界線は、同性の場合特に超えがたいものがあるのかなと想像はするのですが、このお話の場合は割とすんなり変化(自覚)してました。
そういう意味でとてもハッピーなお話。
元気な高校生ものを読みたいときに。

冬融ける コミック

阿部あかね 

芸人カップル

芸人さんにまつわるカップルのオムニバス単行本です。

相方を好きになってしまい、コンビを解消して引退した飯塚。今は学校で教師をしているのだが、そこへ保護者がわりでやってきたのがかつての相方、新田だった。
という表題作。ラストが余韻を残す素敵な感じで、元は読み切りだったようです。これに続編の前後編がつきます。なんだかんだヘタレな飯塚と、器用でフラフラしながら乙女な新田。結局阿部さんらしいカップルだなぁという感じです。

他に、イケメンで芸人というジレンマを逃れてマネージャーになった攻めさんと、才能あるのに好機をつかめていない地下芸人さんのお話がありました。

君恋らしく阿部さんの中では爽やか系な一冊でした。

うーん

絵がきれい。でもお話がちょっと単調だったかな。ファンタジーと思えば良いのですが、戦時の日本という設定のせいか現実味がないように思えてしまいました。

時代は戦時中。
幼なじみの春が忘れられない御曹司の話。
踊り手である春の心情はわかりやすいのですが、颯太朗の方が難しかった。
変装して使用人のふりをしても春に近づこうとする豪胆な人かと思いきや、なかなか春に自分だと打ち明けられないヘタレだったりと掴みづらいところがありました。
あとは、春と一緒になるために家を出た颯太朗がどうやって身を立てたのかとかが気になってしまい、雰囲気を楽しめなかったかな、と思います。

春は綺麗だし魅力的なキャラだけど、踊りの体の線がなんとなくしっくり来なかったのも事実。

国宝見た後だからかも。。


なんか圧倒された

そう、圧倒的に絵がうまい。体の線がきれいだけど、それだけじゃなくどんなアングルも独創的ではっとする。
色々な漫画を読んできて、もちろん何年か前にじゃのめさんの作品は読んでいるのですが、ここへ来てやっぱりすごいなあと思ってしまいました。

幼なじみの、ある意味再会もの。
酒屋の息子長内稔は、貞操観念薄そうだが実は純情。
一方、漫画をめざし、そしてプロになる武田は、朴念仁で、その無垢ゆえに相手を傷つけてしまう。

紆余曲折あって、なんとなく納まるところに納まる2人ですが、その道行きがなんともよいです。
さすがのエッジコミックス。

モデル同士

とにかくキラキラしたお話でした。
モデル同士。つきあって半年のところから始まります。
イケメン同士とあって街でも注目される2人。きっとすごいHなことしてるんだろうな、と想像されているのですが、実は。。。

綺麗で輝き続けている多田と、朴訥ワンコキャラながらモデル兼俳優として売れっ子になっていくナミ。

多田は美容師をしながらバイト感覚でモデルをしていますが、将来は夢があり目標に向かって歩んでいる。
一方のナミは、モデルで成功しながらも、自分の進む方向を見いだせていない。

そんな2人の人生のストーリーと、純粋すぎるラブストーリーがうまく絡み合い、嫌な人やピンチが全くないキラキラしたストーリーでした。

モデルとして輝く、特に多田の絵がきれいで、キラキラしてるというキャラの説得力がすごいあります。ファッションも素敵。

誘拐事件

ジュダとウィルが追っていた獣人の売買・監禁犯罪の行方は。。
というサスペンスなストーリーの続編。

強力してくれた容疑者の下僕が土壇場で裏切り、ウィルはとらわれの身に。
ダートをめぐってやや疎遠になっていたウィルとジュダ。ジュダが助けるチャンスはあるのか?

というハラハラのストーリーが面白かったです。
4巻までは、アルファとオメガの苦悩が描かれていましたが、βであるウィルのお話になったことで、社会の中での立場や、アルファやオメガのパートナーが出来ても他の誰かの番として失ってしまうのではというβならではの悩みが描かれます。

この巻で事件は完結せず、続く。
7巻で完結とのことなので、いよいよ時間でどんなラストになるのか楽しみです。

ウィルの章

さて、4巻でメインカプは一応のハッピーエンドを迎えましたが、5巻からはウィルのお話(といっても恋愛中心じゃないストーリー)が始まります。

甘々になった2人、特にジュダが独占欲丸出しになるのが可笑しいです。
そんなバックグラウンドを楽しみながら、ウィルの何やらいわくのありそうな動き、気になります。

獣人ものならではというところですが、毛皮の展示ショーのモデルをすることになったダートとウィル。
慣れないダートはくたくたですが、王子コスが見られて眼福~

元々悪い人ではないけど狡っぽい感じのあったウィルですが、元下僕という出自と、雇っている純情なフリオとの(あるかもしれない)恋愛の下地が整った5巻でした。
お話が展開し始める巻なので、できれば続巻を買ってから読み始めた方がよいかも?
続きが気になります。

ダートピンチ

愛を確かめ合った2人ですが、早速試練が訪れます。
番になったことで、帰って命を狙われてしまうダート。
ジュダの叔父の従者にさらわれ、薬で動けない体にされたあげく山にうち捨てられてしまう。

絶対王子様のジュダが助けに来てくれる、と信じてはいても、いったいどうやって?と不安になります。
しかし、そこですぐに救世主が登場するのではなく、ダートが「自分の方からジュダの元に返ってやる」と決意するところ、男前です。

ついに素直になった2人の甘々が存分に楽しめるこの巻、クライマックスでは涙が。。
一応ストーリーは一段落のようですが、続編ではどんな展開が?ととても楽しみです。