※ネタバレします。
こういう雰囲気の漫画が好き。
本当に日常に出てきそうな雰囲気の漫画が好きです。まるで本当にどこかにこういう人たちが存在するんじゃないか…なんて。
ぱっと見、「青年×歯科医師」なんですけど、実際は「幼稚園児×未亡人」として受け取りました。
以下いくつか気になった点です。
・幼稚園児、精神年齢大人すぎるな!?
攻めであるマサキが実は青年でもなく幽霊でもなく、幼稚園児だったんです。確かにフラグがあったね、あーはんはん。確かにいたずらな可愛さがあったな。冒頭とかどっちが受けなんだ?と一瞬悩んだ。
語彙力や包容力があまりにも幼稚園児じゃないので、これがファンタジーBL幼稚園児なのだ、と納得させました。
・受けの恋人について
小野先生はまだ恋人さんが好きなんだね、と思うような描写。ここは胸がグッときた。本当に愛し合ってたんだなと、数ページで感じたのです。
小野先生は葬式には出れない、指輪は返してしまったそうだけど、看取りはしたのかな。恋人さん、幸せな気分で亡くなってほしかった。この二人はハッピーエンドなのか?この点がムズムズする〜んだよなぁ。
・バッドエンドなのかハッピーエンドなのか
私はハッピーエンドだと受け取ったし、これからもハッピーエンドレスで続いていくんだろうなと思いました。
この終わり方でマサキが年齢を重ねて他の子に恋をしたら泣いちゃう。だってこれBLだもん…山あり谷ありハッピーエンドレスでいてくれ(汗)
よく考えたのですが、婚約と結婚という言葉が何回か出てきましたよね。これは「これからはマサキが小野先生を守っていきますよ。もう悲しい思いはさせませんよ、先生も二度と指輪は返しませんよ。大きくなったマサキは先生にプロポーズして、ずっと指輪をつけて二人で歩んでいく」ということな気がしてきました。
ハッピーエンド(マサキ×小野)とバッドエンド(恋人×小野)が入り混じった漫画でした。
※巻毎にレビューするのが大変なので一巻のレビューに集約させていただきます。なので、一巻以降のネタバレがあります。
昔大好きで、アニメと当時出ていた巻数までは読んでいます。
設定も雰囲気も大好きで、最初のキスシーンは何度も見返しました。
それでまぁ、エロなしで一見cpはちるちるの表記通りに見えるのですが、草灯が「立夏、いつか抱いて」というシーンがあります。また、これも受け攻めの明言はされていませんが、(おそらく)律×草灯があります。
私はなかなか地雷の多い人間なので、好きなんだけど地雷というなんともまぁ悔しい結果になってしまいました。
ちなみに、ピアス開けるシーン萌え(なんだそりゃ)や猫耳萌えはこの漫画で好き度がマックスになりました。10年以上経った今でも好きです。ピアス関連のシーンを見るたびに立夏と草灯を思い出します。セックスするシーンなどないのになぜこんなにエロいのか。(記憶で美化してる部分はあるかも)
特に地雷がなく、BL風味が好きな方は読むとハマると思います。
巻が進めば進むほど絵が今風になっていきます。綺麗。美しい。
先生の別作品を読んで、ノリとエロが素晴らしかったためこちらも購入しました。
前提として私はリバが苦手なんですが、
・途中で攻め同士キス (おや?!)
・後書きで攻め×攻め表記 (おやおや!?)
・書き下ろしで攻め同士のセックスの攻めと受けが判明 (わぁ!!!!???)
ってことでめちゃくちゃ地雷でした。
いやーそこがなきゃもうパーフェクトにラブだった!!!リバ(ていうか攻めか×攻め)を好きな世界線に生まれたかった!!キスまでなら許せたんだけどな…挿入しちゃうともうあかん
かなりえちえちなのでそういうのが好きな方、攻め×攻めもいける方は楽しめると思います。
めちゃくちゃ攻め×攻め描写が多いわけじゃないから、好きな人は逆に攻め同士の絡みがみたくなったりするかも。
ちるちるにカップリング表記のっかってるから信じ切ってたんだけどこういうこともあるのね、とびっくりした。