今流行りのご都合主義展開ラノベ小説のBL版。
だからなのか、全部が主人公の思惑通り進み続ける。
あまりにも何もかも主人公の思い通りで、何も心揺さぶられない。
キャラクターの性格も都合よく変わるので、一貫性がなく国家一の騎士団で正義感が強かったはずのヨルガまで簡単に転がされて、罪悪感なくヒロインを貶める。
主人公を止めなさいよと思うが簡単に加担する。
ハラハラしない。
BL描写はあるが、愛情というより、性愛かな。
主人公が悪役のまま進むのはいいが、そこまで娘に対する思いれも感じないし、なんのためにそこまで悪役をやってるのかもよくわからない。
共感ポイントがないから全体的に展開や設定、説明を沢山されてる感覚になる。
最近流行りの異世界転生、俺TUEEE系ハーレムストーリーが苦手な人にはおすすめしません。
一通り飛ばし読みしながらも一冊は読めたので中立。