まさしくエキセントリック!でした。クレイジーではないんですよ、エキセントリック!!です。
倫敦巴里子先生は「人間の内なる部分」 の表現が絶妙でしかも「ダーク」なのに笑いに持っていってくれるところもあって、大好きです。面白い、読みごたえ充分です。
個人的には表題作よりもう一作の「賄いつき」が特に面白かったです。人間の感じの悪い部分を本当に分かりやすく表現されていて「あるある!!そうだよね!!」と人の裏側をのぞかせてもらえて、でもやり過ぎない、語らせ過ぎない、そのバランスが更に現実味を増幅させていて素晴らしかった♪感情表現を作品に写し出す最高の作家さんだと思います。