私基本は電子で良いかなという作品が多いのですが、この作品だけは本当に紙媒体で永久保存版にしたいくらい大好きな作品です。と同時に八田てき先生のファンになったきっかけの作品でもあります。上下巻の表紙にまず惹かれて即手元に入手しました。現代ではない世界観がとても好きです。自分の中でも写真に込められた意味を考えさせられる作品でした。今では当たり前のようにスマホでいろいろな記録を残せますが1枚1枚をアナログ式なやり方で現像していた時代はこの世にその写真は1枚しかなくてロマンチックだなと思いました。主人公の小説への思いが感情移入させられました。1番は出会いの描写ところで驚きました。この2人に幸あれ