人外系苦手だからな…と気にはなってたけどなかなか手を出せず、意をけして読んでみたら最っ高だったので共有したい…
寡黙で孤独な竜イグナート と 村のしきたりで〈龍の花嫁〉に選ばれたひとりぼっちの少年リタ が、居場所を探すというお話です
お互いに孤独でひとりぼっちだった二人がふたりぼっちでお互いを認め合いながら共に生きようとする心情描写や言葉の掛け合いがとても綺麗で、少し暗い話と対象にリタの輝かしい瞳や、もりもより先生の描く美しい絵やストーリーにとても惹き込まれる作品でした!
人外が苦手と思っていたけれど、人外だからこその暗い過去やそんな彼を認めてあげる優しさを持った方が寄り添い合う瞬間がものすごく儚く尊かったです…もりもより先生最高。