まいちーのモンペさんのマイページ

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女性まいちーのモンペさん

レビュー数6

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今年度195位

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無限に透明に近い…

シリアスは好きだけどメリバが苦手な人にもおすすめの一作。
美麗な表紙に惹かれて手に取ったけど、内容も大満足だった。
hitomi先生が描く男性の身体は、武骨さと繊細さが共存していて、まさに眼福!
シロの気持ちは、依存から「相手のためなら犠牲になってもいい」と思えるような愛へと変わっていく過程が見事で、心に深く刺さった。
愛によって“永遠の魂”を得るという展開は、人魚姫のようなロマンチシズムも感じさせつつ──
でも最後は、人魚姫のように美しく散るのではなく、“命の重さを背負いながら、それでも生きていく”という希望がある。

清々しい純愛

なんか……思っていた攻め受けが逆だったけど(笑)、意外と気にならなかったのは、やっぱり全体の雰囲気が清々しくて、二人の関係性を純粋に楽しめたからかもしれない。
航平の、周囲に対する不信感や微妙なプライドにはすごく共感できたし、そんな彼が素直に気持ちを表現してくれる太一と出会えたのは、本当に「不幸中の幸い」と言えると思う。
恋愛感情としてのときめきと、友情のような温かさのバランスがとてもよくて、作家さんの工夫が随所に感じられた。
久しぶりに、「属性」ではなくキャラクターそのものの性格とストーリーがしっかり噛み合っているBLに出会えた気がする。

表紙の色彩や雰囲気に惹かれて購入

最初いきなり「付き合ってる」状態から始まるのが少し分かりづらかった。
初見だったので、読み切り+描き下ろし(?)で構成された単行本だとは知らなかった。せっかく単行本にするなら、未読の人も多いだろうし、ストーリーの時系列で章分けしてくれた方が親切だったかも…。
表紙はすごく魅力的なんだけど、漫画本編の絵柄とは少し方向性が違う気がした。でもこれは完全に好みの問題だし、物語自体はとても良い話だと思った。
お互いを擦り合わせながら、都会の片隅で孤独を慰め合っているような気持ちがじんわり伝わってきて、微笑ましかった。

恋染龍雨衣 コミック

朔ヒロ 

龍神様が健気でかわいい

めっちゃ性癖に刺さる受けちゃん!気が強そうに見えるけど、外見はエロかわいい!それにえっちなシーンでのちょっとした稚拙さがゾクゾクするほど良い…!「子供10人作る」宣言にもグッときた!その無邪気さと健気さに惚れちゃう!
攻めもめっちゃ男前で、好きになったらちゃんと言葉にするし、ちょっぴり強引なところも、受けに甘々なところもあって、スパダリ感が高くて最高!
シリーズの3作目らしいけど、この素晴らしい世界観をもっと味わいたくて、他の2作も読みたくなった!

泥中の蓮 コミック

ためこう 

これがいい兄弟BL!

何度も読み返した一作!
兄弟モノ+年下攻め好きな人は必見!
昔、番外編を読んでいなかったから、元春が弟の執着に縋られて、やむを得ずこの歪んだ愛を受け入れたのだと勝手に思ってた。でも紙単行本の番外編を読んだら、全然そんなことなくて、最初から兄弟ふたりとも変人同士で、最高のカップリングじゃん!って吹いた!
可哀想でエロい兄が、実はとんでもないヤバい奴だったって知ったら、弟くんは驚くかな……でも、たぶんもっと喜ぶ気がするなぁ。

どっちが汚いとかじゃなくて、もうどうでもよくて、一緒に沈んでいくような狂おしさがたまらない。

余韻がある作品...

麗しい表紙イラストにつられて購入したけれど、一気に読んで「えっ、もう終わり…?」って思った。いい意味で、展開が期待を裏切ってくれた。
冒頭は、薄暗い強制愛系BLかと思いながら読み進めていたけれど、イエンの過去やヤグサくんとの関係性が明かされたときには衝撃を受けたし、同時にどこか奇妙な安堵感もあった。
真夏の蝉の声に合わせて、もう一度読み返したくなる作品だね。
最終的に、少年が“ふつう”の人生を歩んでいく結末に収束するのも、悪くないと思った。