1巻が好きだったので続編も購入。
ストーリーは王道で、1巻はエロも多めでサクサク読めたけど、2巻は受のトラウマにまつわる心理描写が多めでその分エロは控えめ。2人のイチャイチャシーンは良かったけど、受の両親が本当に胸糞で、しかも両親が改心するわけでもそのままなので救いようがなく、ただただ受がその現状を何とか乗り越えて深いトラウマを作っただけなのがかわいそう。お兄さんのキャラもあまり得意ではなく、どちらかというと1巻のテイストの方が好きでした。
ただ本当に絵が綺麗なので、えちシーンがとにかく眼福眼福♡リーマンの綺麗なえちを求めてる方にはおすすめです。攻の絵がめちゃくちゃ下手なところがツボですw
最近は新刊、読んだことない作家さんを積極開拓してます。こちらも初読みの作家さんでしたがレビューの高さに惹かれて購入。とても良かったです。
個人的に哲学科って高尚なイメージだったので、哲学科BLっていう設定がまずオシャレで萌えました。でも設定ありきじゃなくて、全く違うタイプの人間、むしろ最初はお互いあんまり良い印象じゃなかったのが、大好きなものに共通点があったり、相手の意外な一面を知ったりで、気がついたら惹かれていってしまう過程が良く描かれてて、あぁこういうことってあるよね、それが恋愛の醍醐味だよね、とうんうん頷きながら読んでました。ツンデレの瑛人が、両思いだって分かった後ストレートに愛情表現しだすのも可愛かったです。
一つだけ引っかかったのが、下でどなたかも書かれていましたが、最後の「恋人とは?」の定義のところ。24時間一緒にいたいとか喜怒哀楽を共にしたいは分かるけど、クリスマスのくだりは、哲学科の人達が考える恋人の定義としては安直すぎないか??とちょっと気になりました。それでも、全体的に好きな展開だったので☆5で!
何だかBL漫画というより壮大な映画を見た気分。ものすごく読み応えあって過去一読むのに時間かかったかも。
まず世界観の作り込みがすごいし、絵もめちゃくちゃ繊細・・・個人的にはシュッとしてあっさりした感じの絵柄が好きなので、ドンピシャ好みの絵柄!って訳ではないんですが、画力の高さ恐るべしです。
星4にするには壮大すぎるので5にしましたが、ヨナークが序盤から抵抗せず割とあっさり受け入れてしまうので、もう少し嫌悪なり葛藤なりがあった方がより感情移入できたかなとは思います。でも長い時間を経て、2人がお互いにとってかけがえのない存在になって良かった。攻受どっちも見た目・性格ともに男前です。