正直ずっと読むの躊躇ってた作品。
受けが支配的で攻めが受け身な関係だと勝手に思っていて、それはあんまり好みではない気がしてたから。
でも読んでみたら全然違う。
スヒョンはずっと主導権・選択権を全て自分が持ちたい ウンソンの不幸はすべて自分のもの という感情が第一優先だった。ただ、ウンソンは当然自分の思い通りにはなってくれない。なんだかんだウンソンはスヒョンより人間味があって、どんどん情がでて惹かれて、突き放そうとしても惹かれることに抗えない。
冷静でありながら目的のために危険を考えず突っ走るスヒョンを心配し、『愛憎』をもつスヒョンに対して『愛情』を与えるウンソン。
基本的にどちらも愛の言葉は言いません(外伝ではウンソンめちゃくちゃ甘えたさんで溺愛してるけど)
直接的な告白もしなかった。でもそれが良い。
ウンソンはスヒョンに対して「お前はこれからどうしたい?」と選択権を委ねた。2人が出した選択は『このまま過ごすこと』名前をつけて関係性を定義しないのが2人らしい。もちろん恋人同士だけど、あえて口にはしない。肩を並べて、これからをこのまま一緒に過ごすこと。良すぎない???
外伝のスヒョン溺愛ウンソンがめちゃくちゃかわいかった。あとシンへやっぱりかわいい。シンへに嫉妬するウンソンもかわいい。
韓国BLは課金する手が止まらなくて困るね。
でも読んで良かった。
韓国BLってすぐ借金するし体はでかいし無理矢理だし…みたいなイメージがあったんだけど、これはもうストーリー重視の重い青春物語で最高だった。これも無理矢理な部分とか、そんなこと言うなとか、すぐ暴力するなみたいに思う部分はありつつだけど…ストーリー的に納得はできるから許容範囲。おおお?!(いちゃこらタイム)みたいなタイミングでまた違う問題が起きての繰り返しだったけど、それがまたよかった。簡単にくっつかない2人が好き。桐斗の蒼空への想いがどんどん深くなって、沢山嫉妬して、拗れて、蒼空も蒼空で桐斗からの想いに戸惑って、疑って、でも離れたら寂しい。いろんな思いが混雑してた。なにより過去編がしんどい。蒼空の過去見てられなかった。読む価値はある。こういう韓国BLもっと読みたいなと思った。