佐伊先生の壮大な長編ファンタジーのお話です。主人公セナと皇帝アリオス、護衛官イザクの3人の愛のお話です。セナがアリオス、イザクを想う気持ち、過程に共感しました。小山田あみ先生が描く、アリオスとイザクの見目麗しい姿がかっこよ良すぎて、どっちが好きとかは比べられませんっ。彼らそれぞれの生い立ち、セナを思う気持ちに、私は感情移入しながら読みまして、2人とも好きになりました。(セナの気持ち分かる…。) セナと皇帝の息子アスランの運命に沿って話が進みます。竜王の世界観、人種の問題、3人を囲む多くの人々の話、群衆劇とも言えますでしょうか。それら全てが、終盤にかけてゴォ〜と大きな渦となってきます。3人の、真実の愛の形に感動しましたし、泣きました。緊迫感ある話の中に、可愛い幼い息子アスランの仕草は癒しであり、微笑みました。
皇帝アリオス、護衛官イザク、2人ともそれぞれの魅了があり素敵な男性です。読者さん、それぞれに好みは分かれるのかな、って思います。美しく素晴らしいお話です。日常を離れて、没入感のあるストーリーに入り込みました。この作品に、出逢えて幸せです。
佐伊先生は長編小説の名手です。私も、初めての長編でのファンタジーを読んでみましたが、読み始めたら止まりませんでした!主人公セナを、皇帝アリオスと護衛官イザクがそれぞれの形で愛する話です。セナが、彼らそれぞれを想う気持ち、過程が良く分かり、とても共感しました。セナの気持ちに同調しながら、私も読みました。小山田あみ先生の作画、表紙、カラーイラスト、国旗、中のイラスト、全てが美しく素晴らしいです。地図があり、一緒に、見ながらストーリーを読みました。セナと皇帝アリオスの息子アスランの運命に沿って話が進みます。竜王の世界観、人種の問題、3人を、取り巻く周りの多くの登場人物の話もあります。それら全てが一つのお話にまとまり、終盤にかけて、一気にゴォ〜と感動の渦が、うごめきます!。3人の愛の形に本当に感動しました。美しいお話です。何回も読み返して、竜王の婚姻の世界に、私も入り込んでいます。今年、私はこの作品に出逢えて幸せです。