不憫受けといえば韓国作品なのではと思うほど、キャラクターを痛めつける作品の数々..。
中でも、作業療法士のダン先生は顔からして、あちこちから殴られて痣だらけという筋金入り。
ダン先生の雇用主、ボクサーのジェギョン選手は、1部ではダン先生への想いに気付いていませんが、体の相性は抜群だと思っており、ダン先生をぞんざいに扱う割には、リクエストに端から応えるスパダリぶりも発揮しています。
ちなみに、試合前には必ず..というジェギョン選手のワガママがタイトルの由来です。
作画からも分かる通り、回を追うごとにボロボロになるダン先生を見るたび、嗜虐性を刺激される読者が多いと思いますが、個人的には、それを越え、心から「ダン先生幸せになって!」「ジェギョン選手、後悔せよ!」と叫ばずにいられないまま、2部再開まであと一週間です。
ダン先生は周囲が次々に惚れるほどの性格美人。
そして可愛く、美肌の持ち主でもあります。
ベルトゥーンでは作者の先生のあとがきも読めて大満足、
挿話も丁寧で、可愛く描かれたキャラも見つけると楽しいですよ。
これからも応援します!!
かつて1年間だけ同級生だった、芸能マネージャーのヨンウンと今をときめく世界的モデルのソイン。
これだけで十分魅力的な香りを放つ本作ですが、作画がこの上なく美しく、擬声語・擬音語は少なく、絵で魅せる表現力の高さに感動しました。そして何よりソインが美しく、背景までもみずみずしい!
これが韓国漫画の魅力かと思います。
ソインはやや変わったキャラクターであり、その性癖も奔放です。
ヨンウンが心配で見ていられなくなりながら、1部の終わりで両思いの2人を見ることが出来ます。
回収されていない伏線が張り巡らされ、2部以降の配信が待たれますが、サスペンス顔負けのストーリーと、一話から推察される心を引き裂かれそうな展開から目が離せません!
こんなに豪華なBLがあるんだと素直に感動した作品です。
財閥企業の専務であり、芸能界にパイプをもつジェヒョクに「恋人のふりをしないか」と持ちかけられる、新人俳優のヨノは、借金返済のため申し出を受けます。
初めは躊躇いながらも、ジェヒョクの魅力に落ち、スパダリ級の対応を受けるヨノ。
でもジェヒョクは契約以上の感情はないとヨノに冷酷さを向けつつ、自身が本心に気付けないためにヨノを傷付けていきます。
しかも互いに体も離れられないといういわく付き。
サスペンス映画を観る様な展開に、読む手は止まらず、感情としてはジェヒョクをひっぱたきたくなりそうになりながら、「ヨノを幸せにしてあげてほしい」と願わずにいられませんでした。
ベルトゥーンさんでは外伝まで読めるフルコースになっています!
回を追うごとに美しく変貌するヨノを攻めて攻めて攻めまくる、負けじとイケメン(+筋肉美)なジェヒョク専務、最高です。