個人的には結構好きです。
確かに、TLでもいけるような設定だったり、少し分かりにくい展開やシーンはあります。
あと攻めがちょっと、いや、かなりクズですね。
ただ、設定だけ見ればクズ系としてはありがちなタイプです。
なので、レビューなどでの酷評の問題はプレゼンの仕方だと思います。
その代わりと言ってはなんですが、受けがかなり可愛いので、個人的に攻めのクズさはあまり気になりません。
展開もかなり早いですし、感情移入が難しいと言われる理由は理解できます。
ただ、私は割と何でも美味しく頂けちゃう派なので、これはこれでありだと思います。
支部から追ってきたということもあり、ある程度キャラやストーリーのイメージがあったということも影響してるかもしれません。
好き嫌いはかなり分かれるとは思いますが、決して悪い作品ではありません。
少なくとも私は定期的に見返すくらいには好きですし、設定も非常に面白くて良いと思います。
あとはマンガとしてのストーリーの構成だったり、細かいところだと思いますし、是非ともイト先生には今後も頑張って頂きたいです。
神作です。
その一言に尽きます。
切ない系の話で、読み終えた頃にはいつも目元が赤いです。
特に中盤あたりはかなり切ないですね。
受けがもう健気で健気で、攻めはまだ小さいから無知で…。
あぁ、切ない、もどかしい、早く結ばれて!という感じです。
読んでいると定期的にあまりのもどかしさに叫びたくなります。
個人的には全人類にオススメしたいくらい大好きな作品です。
ただ、市梨きみ先生の作品は少し暗い雰囲気の物が多いですし、人によっては合う合わないはあると思います。
他のレビューでも可哀想という評価もありますしね。
でも切ない、可哀想系が好きな人には最高だと思います。