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女性キイコさん

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最高以外のナニモノでもなかった

たき猫背先生の両片想い、モダモダは、最高…!

ココだよね…?と、キュンのツボを華麗にビシビシと押してくださる先生の作品…。ソコです!まさにソコでした…今作もとっても楽しく拝読いたしました!

タイトルのとおり! 幼馴染みのニコイチの2人。顔面大優勝の美形DK伊純くんと、お隣に住むボディーガード役(世話焼きおかーさん)の楽くん。同じ熱量で大好きなのに、近すぎて逆に一線を超えられないモダモダを抱える2人のかわいらしい両片想いの物語です。

読者のワタシは時に通学路の電柱となり、時に電車内のモブとなり、2人の恋を見守って応援します楽しい~!楽くんと伊純くんの困り顔、照れ顔、笑顔、いっぱい見せてもらいました…!

ラストで2人がイタすシーンも、年齢相応でとってもかわいいんです。一生懸命で、緊張しながら…!「お前 なんかいじわる」「ちげえよ! 気持ちよくしたいんだよ」……ありがとうございます。壁…幸せです…。伊純くんはずっと楽くんの肩に頭を乗せていてほしい。隣からでも前からでも…後ろからでもいい…。それが、ワタシの願いです。

2人の心模様を交互に、終始丁寧に描いてくださっているので無駄にザワザワすることもなく…とにかく心地よく、ほんわかした幸せな気持ちのまま、読了することができました。

たき先生、今作もかわいいだけでなく、印象的な2人をありがとうございました…!また2人の笑顔を見るために、くり返し大切に読ませていただきます~!

かわいすぎる2人を愛でることしかできない~!

いやいやいやいやいや(何回言う?)かわいすぎますよね…?

いや…この作品を超える「かわいい」に今後出会えないのでは…?と
不安になるくらいかわいいが詰まってます。

依子先生の作品拝読しますと、だいたい可愛さに萌えて萌え転がりそして萌え尽きて終わってることが多いんですけど、もうほんと今回も同じなんですよ…昭和生まれのワタシに「萌え」という感情を教えてくださったのはたぶん依子先生!

極キュートヤンキー受けのトップオブトップ、熊崎くん。
今作でも細眉ヤンキーフェイスをトロットロにしながら寺崎くんのビッグラブを受け止め受け入れそして倍キュン返ししてます…最高!!!
拗らせむっつり優等生寺野くん、今回もゆるがぬシゴデキ感は溢れさせながらよりいっそう熊崎くんへの愛がそこかしこで爆発してますもう誰も彼を止められない…!頭脳の明晰さを全て熊崎くんとのラブライフに注いでいく姿、感服いたす~!

今回当て馬で鳥原さんと大隈さん登場しますが、2人の愛でひとひねり~! あとがきで先生も書かれておられましたが、ほんと2人とももうDKの青い恋愛じゃなくて、しっかり将来の見えるパートナーとしての愛を育んでるんですよね…お母さん、感動…。

たぶん永遠に2人を見守っていられる…と、心は尊いキュンのまま読了いたしました。あ!エッツィはもちろんめっちゃしてくれてます…特に恥ずかしがりの熊崎くんの騎乗位…尊すぎてワタシもアタマおかしくなるくらい萌えました…ありがとう熊崎くん…依子先生…今作も溢れる愛と萌えをありがとうございました…!!!

目玉焼きには塩派ですが、ソースも試してみようかな

まちば先生のデビュー作、拝読いたしました!

よかった…もうほんと、いっぱい泣いちゃった…。相互ツンデレップルのモダモダ…とラストのビッグラブ!が最高…安定感のある美しい絵柄。丁寧に描かれる心情描写と繊細な言葉選びが本当に魅力的で、最後まで一気に読ませてもらいました。丁寧にゆっくり、沁みるBLが読みたいな~というときにぜひぜひ!(エロはエロでかなりガッツリ描いてくださっているので、ほんとに贅沢な1冊でございました…!)

以下ネタバレアリです~!

かなりドライなタイプ…合理的?打算的…?なヤリティン医大生キキくんと、ゲイのトラウマ持ち年上処女のひかげさん。ケンカップル…になるのかな?ケンカというか…お互いまあツンが過ぎる笑

惹かれあってるし、カラダはメロメロにほだされてるけど口から出る言葉は逆…キスしそうでしない(できない)距離感~ッ!スキ(癖)なんですよね…!なにこの2人の美形めっちゃお似合いなんですけど…もう付き合っちゃいなヨ~!(って絶対みんな思うヤツ~!)

男性がゲイとして生きる辛さ…高校の時少し心を開けたかもしれない相手にあれだけ叩きのめされたら、やっぱりかなりキツイ無理かも。痛みのあまり、ひかげさんみたいに閉じこもってしまうかも。ワタシは読んでいるときは完全にジジポジで、ほんとに幸せを祈るコトしかできなかった…

あの実習生ーッ!(カワク氏)一度ならず二度までも!追い残酷にもほどがあるだろって思ったけど、彼は彼で抱えているらしい闇があるので、読者としてはそこまで責めることもできず。続編…スピンオフを期待しちゃうな…。

許しちゃっていいの…?って、ちょっと引っ掛かりはしたけど、ひかげさんリベンジとかするタイプじゃないし、あの地獄のような痛みを優しさで終わらせることができてほんとよかった…。終わらせたかったんだよね。ひかげさんがキキに向かうために必要な許しをカワク氏に与えて…前に進めるようになって…ウウ…幸せになってね…。

キキはもともと来るもの拒まず去る者全くほったらかしのドライな人間だけど、ひかげさんの不器用でまっすぐな人間性に触れながら自分が持ってるヨイモノ(誰かのために怒れる自分)に気づいていくのすごく自然ですごく良かったな…。彼の成長はこのお話の見どころのヒトツだと思う~!

こんなに一人ひとりの心模様を丁寧に描写していかれる先生なのですが、エロは別。エロ枠で別。ものすごいエロ描かれる~!2人が交ざりあう木曜日を読者も楽しみにしちゃいまーす!清楚&清涼感ある受けチャンのソロプレイも大変SUKEBEで素晴らしい!!!攻めの体も厚みがかなりあってエロいけど、受けちゃんの自ら発光しちゃってる淫乱エロスムーブの勝ち~!不器用処女淫乱誘い受けほんとおいしすぎるので絶対見てほしい。ひかげさん、かーなりエッチです!

最終的に2人はココロもカラダもとっても満たされ…ヨイモノ…ヨイココロが溢れてぽかぽかとあたたかい、とても幸せなラストを迎える、ステキなお話でした。
まちば先生…今の季節にピッタリな、柔らかく優しい世界をありがとうございました…!素晴らしいデビュー作…めちゃくちゃ堪能させていただきました~!

表現の美しさに魅了されました

野原耳子先生の作品、はじめて読ませて頂きました。

隣接、対立する部族の間で、花嫁として嫁がされた好戦的なアジム族出身のカヤ。花婿として彼を迎えたのは、穏やかなイェフェム族の族長の3男ユーティ。お互いが望まぬ婚姻をきっかけに出会い、かけがえのない存在となっていく物語です。

ワタシが特に感動したのは、野原先生の文章の美しさでした。
常に美麗な表現を使用して自己満足に溺れていくのではなく、要所要所でハッとさせてくれるような美しさを覗かせてくださる、ストイックな文章。
もちろん読み手によって好みがあると思うのですが、ワタシはそのさじ加減が大変心地よく、好きな文章をハイライトしながら、とても楽しく拝読しました。

カヤが狩猟民族としての本領を発揮する狩りのシーンの緊迫感。
これだけの能力があって、足を悪くし花嫁として生きる痛々しさ。

普段おっとりしているのに、有事にたやすく人を殺すことができるユーティの二面性。ちょっと吃驚しつつも、ユーティにとってカヤがどれだけ大切な存在なのかを思い知らされます。

濡れ場もガッツリのエロなのですが、本能で快楽を追う無邪気なエロというか…そこかしこに2人の純粋さ、可愛らしさが感じられる表現があり、素晴らしかったです…!

kindle版の102ページ、カヤと生きていくことを決めたユーティが父と話す場面。「不意に、心臓の奥から甘いような、温かいような、そのくせかすかに仄暗い感情が沸き上がってきた。執着と独占欲の鎖が絡まった、澄み切った純粋な愛情。」
ワタシはこの愛を見せつけてほしくて、BLを読んでいるのかもしれないな…と思ってしまったくらい、ものすごいパワーのある一文でした。(あまりに感動したので引用させて頂きましたすみません…!)

物語もロマンティックで素敵でしたが、それを紡いでくださる文章に大変魅力を感じたので、他の作品も読ませいただこう!と、今からワクワクしております。

雀さんの眉毛とマミタ先生には抗えません…!

かわゆすぎるオジ受けを世間に認知させたといっても過言ではない傑作「40までにしたい10のこと」の続編…やっと拝読できました~!
すーごいヨイ、最高、尊い、タヒぬ!という噂だけは耳にしていて、期待値だけがどんどん上がってしまい、読むタイミングを失って…だって、前作が最高すぎたのもあって…がっかりしたくない…!

普段スンッてしているけど中身は雀さんバカ(言い方失礼すみません)の慶司くんと、かわいい部屋着があり得ないくらい似合っちゃうシゴデキ上司の雀さん…2巻…すいませんすーごいよくて最高で尊くて無事に事切れました…誰?がっかりしたくないとか言ってたの!失礼すぎ!ごめんなさい!!!

ワタシのように期待値上がっちゃってるヒトにもがっつりオススメできる、見事な続編でした。当て馬ナドの存在がなくても、2人はいつも愛を確かめ合い、そして育み、愛の最大限度を更新し続けているのです…この愛で、別の宇宙作れるかもしれない…!

ひたすら雀さんがかわいくて、ワタシ、マミタ先生の描かれる眉毛ってほんとにエッチだな~って思ってる界隈の人間なんで、本の半分くらい雀さんの眉毛がけしからん状態なので、もう最高に堪能させていただきました。

マミタ先生、すばらしすぎる…という感想しかありません!
ココロがギューっとなるステキな温泉旅行、読んでいて本当に幸せでした…ありがとうございました…!!!

年下執着攻め両片思いモダモダモダがたまらん

はわわ~尊すぎ~!オギャー!
だいたい尊すぎる作品を拝読すると
IQ生まれたての赤子になってしまうのですが、
よだか先生のこちらの作品もまさにソレでございました。

しっとりとした質感の、幼馴染両片思いすれ違いモノです。
モノローグ多めでちょっとテンポに乗りにくいときあったのですが、
そのモダモダ感も含めてヨイのです…。
だって!拗らせてるから!!!ものすごく!二人して!!!

浮気なんてアホなウソつかないと保てなかったんですよ時生は…
年上の頼れる、余裕ある、お兄ちゃんでいたい…
ウソつきたかったわけではないのは十分伝わりました。痛かったよ…。
最後ポロポロ泣いてたもんね。つらかったよね…。

千鶴も千鶴で、なーんでそんなウソ信じちゃうかな~とは思うけど、
ほんとのコト聞くのが怖いって、みんなそうだったりしますよね。
好きだと臆病になっちゃうモノ…。
自分のために週末空けといてくれるとか、ちょっと期待しちゃうし。

千鶴がほどよく大きく育っていて、
ちゃんとガタイの良い時生と体格差があるのがヨカッタ…。
お風呂で抱きしめるシーン、合わさる肉体が良すぎて拝みました。
(関係ないですけど、スーツで前髪上げてる時生セクシー過ぎませんか…)

さんざんモダってきたところでアレな事件が!逆ギレでチーッス!からの
このままじゃイカーン!と思い直して怒涛の答え合わせするシーン、
ポンポン飛び交うセリフの小気味よさ、
これぞよだか先生~!って感じで楽しかったです!

誤解も解けて晴れて両思いになった2人のセッセはめちゃめちゃ甘い!!!
たぶんずっと遠慮してつけてなかったキスマつける千鶴-ッ!
やっと素直になれた時生~!かわいすぎる…!
目をそらしながらの「………すき」に激萌えして転がり、
その後のだいしゅきホールド
(…未満ではありましたがワタシのココロの目にはそう見えた)
にて、昇天いたしました。
(あとすみません!忘れちゃいけない…BL史上初じゃないでしょうか?
誰も考えつかなかった「あの」ゴムのつけ方…!)
ありがとう世界。ありがとうよだか先生。

まったくもってご迷惑をおかけしたみなさんたちとのお食事会和みました笑
お詫びの牛は一人一頭にも笑ってしまった…
ほんと一生イチャイチャしててくれ…笑

その後の2人、デートしたい千鶴の圧がくっそかわいい…
おしゃれに気を使っちゃう時生もかわいい…楽しそうでさらにヨイ…
一生イチャイチャしててくれ…(2回目)

不器用でめんどくさくてカワイイ2人の両片思い、
見事にヤキモキしながら見守らせていただきました!
よだか先生、ステキな作品をありがとうございました~!

トロットロの管理人さん鑑賞用

どうやらワタシ…トロントロンチョロオジ受けの神、
由元先生作品にヌマってしまったようです…。
(単話でなく、単行本のレビュになります!)

受けは大学寮の管理人、木倉さん。バツイチ。
枯れてる感すごい。
生活に不自由はなさそうだけど、何の楽しみもなさそう。

攻めは寮に住む大学生の瀬路。クッソチャラいヤリチン。
なにがどうしてそうなった?と、
相談に乗ってあげたくなるレベルの鬼畜っぷりを見せてくれます。
(後ほどキュートなデレ男子に変貌するミラクルが…)

隣人から音がうるさいと苦情があり、注意しにきた木倉さん。
瀬路は行為の最中だったのですが、相手は同じ寮の男子学生。
気まずそうに部屋を去る相手の男のコ…。

部屋に残った瀬路はお前のせいでまだイってなーい!とお怒りになり、
ティンをそのまま木倉さんの口に突っ込んで無理やりフェ。
(地雷の香りがしますね…。ご注意ください…!)

しかし、木倉さん、まさかの無抵抗!笑
それどころかちょっと気持ちよくなっちゃって…?

という、最初はすごく強引な展開から2人は体の関係を持つのですが、
この後が…すごく面白いんです…。

瀬路は最初、木倉さんに対して
かなり不愉快な俺様、鬼畜な人物に描かれるのですが、
枯れオジ木倉さんのとろっとろ感に
だんだんやられていってしまうんです…笑

「こ、こんなヤリチンの俺様が、
こんなしょぼくれたオッサンとか…好きに…なるわけ…
ないじゃねーか!…ぜったい…ない…もん////」という
瀬路のハートを読み取れる能力がワタシに備わっていたため、
大変面白く読めてしまいました。

「ちゅーしちゃったな!…あはははっ」って、
枕に顔埋めて照れてるとか、めっちゃ可愛くないですか…?

濡れ場がめちゃくちゃエロいのもオススメポイントで、
由元先生、濡れ場の天才なのでは…?というくらいエロかったです。
選んで描かれている体位もそれはもうエロさ爆発なのですが、
絡みあってる肉体が、なんかもうすごーくエロい…!
(エロいとしか言えない~!)

言葉が少なくても、木倉さんがトロットロなのも、
瀬路のオラオラ感もめっちゃ伝わるんです…。

無理やりジャンル分けすると、
鬼畜攻め絆され受けの、年の差ほのぼのエロエロラブコメディ…?
鬼畜攻めとほのぼのが同列なのが
由元先生が描かれたこの作品の、一番すんごいトコだと思います。
このミラクル感と、エロに大変感動してしまい、
本能の赴くままにレビュを書いてしまいました…。

そだ、他の人に入れてたティンをフェ、吐いた後にキスなど、
ケガレをエロスにのせてくるシーンがわりとあるので、
そゆのが地雷な方はご注意ください…!
(癖な方にはグッサグサ刺さる!)

新たな扉を開いてくださった由元先生に感謝でございます…!

無自覚なオム・ファタール

いや…無自覚だから魔性なんでしょうね…

わぎもこ先生の新刊!
前作で天授さんに骨抜きにされたワタクシ、
とっても楽しみにしておりました…!

真冬に発刊された真夏の物語。
美しかった~!ものすごく美しい世界でした。
わぎもこ先生、魅力的な攻めさまを描かれる先生と
お見受けしておりましたが、
今作は儚げ年上受けさまの魅力が溢れてました…!

この受けの助教授、鵜飼先生…
ちょっと抗えないくらい、猛烈に魅力的なんです…。
控え目で知的。シンプルな白シャツからも匂い立つ色香、
さらに嗜虐心を煽ってくる照れ困り顔…!すぐ赤くなっちゃう…
黒縁メガネをズリ上げながら目をゴシ…かっわ!!!
こ、これは…ワタシ知ってる!これが魔性や…!!!

で、年下攻めの土岐くんは、ちょうど性の目覚めの時期、
ピュアーな小学生のときに、清楚で知的なお色気を放ちまくる
ヤング鵜飼に出会ってしまい(当時25歳くらいかな?)
癖をバキバキに歪められてすくすくと…
(実際は複雑な家庭環境でしたが)育ってしまうんですね。

まあこんな美人で優しい知性派だけど生活能力からきしダメで、
自分が支えないとダメなお兄さんおったら、
誰でも守ってあげたい…ポワポワポワってなるし
その宇宙とか数字にフワフワいってる意識を
自分に向けてもらえたらハァハァ…って、
まあ、なっちゃいますよね~わかる。

この、12歳年下の土岐くんが大学に入ってきて、
助教授となっている鵜飼と再会するところから物語は始まります。

年の差や時代背景なども相まって、お話自体はハピエンですが、
甘いだけではない恋愛で切なく、かなり大人っぽい展開を楽しめます。
博多弁も柔らかいのに芯は強い感じが作品の世界にピッタリで、
ページごとの充実度も含めて映画を見ているようでした。

しかしワタシにとって本作の超絶萌えポイントは…
なんとゆーても!年齢を重ね妖艶さがマシマシな鵜飼先生…ッ!
勉強にしか興味なさそうなテイなのに
夜はガッツリグッチュグチュのソロプレイ。
ギャップすご!!!前のページの切なさと儚さはど、どこへ…!

我慢できず体を重ねる2人の肉体の厚みたるや…!
(突然の雨、いい仕事してくれた…!)
ギリシャ彫刻がセッしてるみたいな美しさでございました。
ムッキムキじゃないんですよ。きれいな筋肉のつき方してる体…。
(シーモア版でしたが、修正も甘めだと思います!)

とにかくギャップ萌えが…この普段は清楚な先生が…ッええッ!アッ!
結構…アッ!大胆にこう、淫蕩に耽る姿が…ッ!OH…!
なんかもう、えっちすぎて
いけないモノを見てしまっている感がすごいッス…。
(電子の描き下ろしでは、土岐くんの土岐くんを
おくちに含んじゃったり結構上手だったり…(赤面))

前作では攻めの天授さんの魅力に抗えなかったのですが、
今作は受けの鵜飼先生の魅力に抗えないワタクシでした…。
このヒトになら人生狂わされてもきっとみんな幸せなのでは?

ほんとの魔性はビッチにあらず。無自覚な色気に勝るものナシ…!
こんなすばらしい受けさまを爆誕させてくださった、
わぎもこ先生に感謝でございます…!

なーんかクセになる、また読みたくなる

古い2階建ての木造アパート。
隣同士に住んでいる、警察官の向島くんと、
ホストの御子柴くんの物語です。

隣同士って、ゆうてあんまり接点ないですよね。
警察官とホスト。生活時間帯が合うような合わないような?
どうやって仲良くなるのかな~?きっかけはとっても意外…!

ふたりとも目に光がない系でとても好み。
向島くんは三白眼黒髪男子。恋愛慣れてなさそう。
警察官なので鍛えてる筋肉スゴイ…
ワタクシ、癖ド真ん中を突かれてしまいました。

御子柴くんはキラチャライケメンだけど、
いろいろと防御力たかそー。策士感アリ。
こちらも好みのタイプです。

そうなんです。もう好み×好みなので、
何をやってくれても大歓喜なのですが、
さらにさらに、チラチラっと登場する2頭身キャラ…
これまたすーごく!かんわいー!!!
このデフォルメされたキャラを挟むことで、この作品全体に
クセになるような、また読みたくなっちゃうような、
独特なテンポが生まれているように感じました。

全く対照的なタイプの2人、惹かれ合いますが
その気持ちをなかなか言葉にはできず。

クールな印象の御子柴くんのほうが、
向島くんに重めの感情を向けているのが萌えるー!

向島くんはあまりかかわったことのない「ホスト」という職業の
御子柴くんの言動にモヤるモヤる…

両片思いのじれったさを、かわいく切なく面白く読ませてもらえました!

小木先生の漫画にだけある、クセになっちゃうこの感覚…
とっても楽しかったので、どうか続きをお願いいたします…!
ずっと見ていたくなるカワイイふたりを、ありがとうございました!

痛みと悲しみを乗り越える方法は

素晴らしかったです。もう本当に…!
美しいのですが痛みがあり、救いがあり、
あでやかで印象深い作品でした。

ホストのタカヤくんは底抜けに明るく、
懸命さがいじらしく愛おしい。
サイトーさんはアタリは柔らかいけど、
どこかよそよそしく、距離感のある人。

そんな一見おバカで天然なタカヤくんが、
深い深い傷を負ってしまったサイトーさんのココロを
優しく緩めていく姿が本当に尊いんです…。

サイトーさんの負った傷は絶句レベルで、
それはもう本当に立ち直るのがキツイであろう経験です。
タカヤくんはそれを無意識に、まるで天から
サイトーさんを救いなさーいと啓示を受けた天使のように、
言葉や態度で上書きし、癒やしていきます。

コレがすごい重要で、タカヤくんは基本、
あざといことは何も考えていないんです。無邪気、無垢。
ただ、サイトーさんがとっても好き。
ありのまま、一生懸命でピュアなタカヤくんが極善、明、陽の存在…
存在するだけで癒やしてくれるってすごくないですか!?

アレコレ考えて一人拗れて沈んでいってしまうサイトーさんに
タカヤくんという存在は神様からの贈り物。
最初は距離を置こうとしていたサイトーさんも、
そんなタカヤくんのキラッキラの、唯一無二の尊さに気づきます…

ココロを癒やす優しい言葉が重なって、
読んでいるうちにサイトーさんとリンクしワタシもどんどん癒やされて
こ、ココロが…アタタカイ…コレガ…アイ…?と、
愛を初めて知ったアンドロイド的なピュアなナミダを流すことに…!
ウワーン!星空が美しいよ~!世界が美しいよ~!

ものすごく尊いのですが、バリバリにえっちもございまして
テクニックアリすぎのサイトーさんの前で
トロットロのタカヤくんがほんとにカワイイです…。
そして、ラスボス、メガネナシ裸のサイトーさんの破壊力…
全人類浴びるべき…!!!ほんとに!!!

今年最後にこんなステキな物語を拝読できて幸せでした…!
ノノノ先生、ありがとうございました!