どうやらワタシ…トロントロンチョロオジ受けの神、
由元先生作品にヌマってしまったようです…。
(単話でなく、単行本のレビュになります!)
受けは大学寮の管理人、木倉さん。バツイチ。
枯れてる感すごい。
生活に不自由はなさそうだけど、何の楽しみもなさそう。
攻めは寮に住む大学生の瀬路。クッソチャラいヤリチン。
なにがどうしてそうなった?と、
相談に乗ってあげたくなるレベルの鬼畜っぷりを見せてくれます。
(後ほどキュートなデレ男子に変貌するミラクルが…)
隣人から音がうるさいと苦情があり、注意しにきた木倉さん。
瀬路は行為の最中だったのですが、相手は同じ寮の男子学生。
気まずそうに部屋を去る相手の男のコ…。
部屋に残った瀬路はお前のせいでまだイってなーい!とお怒りになり、
ティンをそのまま木倉さんの口に突っ込んで無理やりフェ。
(地雷の香りがしますね…。ご注意ください…!)
しかし、木倉さん、まさかの無抵抗!笑
それどころかちょっと気持ちよくなっちゃって…?
という、最初はすごく強引な展開から2人は体の関係を持つのですが、
この後が…すごく面白いんです…。
瀬路は最初、木倉さんに対して
かなり不愉快な俺様、鬼畜な人物に描かれるのですが、
枯れオジ木倉さんのとろっとろ感に
だんだんやられていってしまうんです…笑
「こ、こんなヤリチンの俺様が、
こんなしょぼくれたオッサンとか…好きに…なるわけ…
ないじゃねーか!…ぜったい…ない…もん////」という
瀬路のハートを読み取れる能力がワタシに備わっていたため、
大変面白く読めてしまいました。
「ちゅーしちゃったな!…あはははっ」って、
枕に顔埋めて照れてるとか、めっちゃ可愛くないですか…?
濡れ場がめちゃくちゃエロいのもオススメポイントで、
由元先生、濡れ場の天才なのでは…?というくらいエロかったです。
選んで描かれている体位もそれはもうエロさ爆発なのですが、
絡みあってる肉体が、なんかもうすごーくエロい…!
(エロいとしか言えない~!)
言葉が少なくても、木倉さんがトロットロなのも、
瀬路のオラオラ感もめっちゃ伝わるんです…。
無理やりジャンル分けすると、
鬼畜攻め絆され受けの、年の差ほのぼのエロエロラブコメディ…?
鬼畜攻めとほのぼのが同列なのが
由元先生が描かれたこの作品の、一番すんごいトコだと思います。
このミラクル感と、エロに大変感動してしまい、
本能の赴くままにレビュを書いてしまいました…。
そだ、他の人に入れてたティンをフェ、吐いた後にキスなど、
ケガレをエロスにのせてくるシーンがわりとあるので、
そゆのが地雷な方はご注意ください…!
(癖な方にはグッサグサ刺さる!)
新たな扉を開いてくださった由元先生に感謝でございます…!
いや…無自覚だから魔性なんでしょうね…
わぎもこ先生の新刊!
前作で天授さんに骨抜きにされたワタクシ、
とっても楽しみにしておりました…!
真冬に発刊された真夏の物語。
美しかった~!ものすごく美しい世界でした。
わぎもこ先生、魅力的な攻めさまを描かれる先生と
お見受けしておりましたが、
今作は儚げ年上受けさまの魅力が溢れてました…!
この受けの助教授、鵜飼先生…
ちょっと抗えないくらい、猛烈に魅力的なんです…。
控え目で知的。シンプルな白シャツからも匂い立つ色香、
さらに嗜虐心を煽ってくる照れ困り顔…!すぐ赤くなっちゃう…
黒縁メガネをズリ上げながら目をゴシ…かっわ!!!
こ、これは…ワタシ知ってる!これが魔性や…!!!
で、年下攻めの土岐くんは、ちょうど性の目覚めの時期、
ピュアーな小学生のときに、清楚で知的なお色気を放ちまくる
ヤング鵜飼に出会ってしまい(当時25歳くらいかな?)
癖をバキバキに歪められてすくすくと…
(実際は複雑な家庭環境でしたが)育ってしまうんですね。
まあこんな美人で優しい知性派だけど生活能力からきしダメで、
自分が支えないとダメなお兄さんおったら、
誰でも守ってあげたい…ポワポワポワってなるし
その宇宙とか数字にフワフワいってる意識を
自分に向けてもらえたらハァハァ…って、
まあ、なっちゃいますよね~わかる。
この、12歳年下の土岐くんが大学に入ってきて、
助教授となっている鵜飼と再会するところから物語は始まります。
年の差や時代背景なども相まって、お話自体はハピエンですが、
甘いだけではない恋愛で切なく、かなり大人っぽい展開を楽しめます。
博多弁も柔らかいのに芯は強い感じが作品の世界にピッタリで、
ページごとの充実度も含めて映画を見ているようでした。
しかしワタシにとって本作の超絶萌えポイントは…
なんとゆーても!年齢を重ね妖艶さがマシマシな鵜飼先生…ッ!
勉強にしか興味なさそうなテイなのに
夜はガッツリグッチュグチュのソロプレイ。
ギャップすご!!!前のページの切なさと儚さはど、どこへ…!
我慢できず体を重ねる2人の肉体の厚みたるや…!
(突然の雨、いい仕事してくれた…!)
ギリシャ彫刻がセッしてるみたいな美しさでございました。
ムッキムキじゃないんですよ。きれいな筋肉のつき方してる体…。
(シーモア版でしたが、修正も甘めだと思います!)
とにかくギャップ萌えが…この普段は清楚な先生が…ッええッ!アッ!
結構…アッ!大胆にこう、淫蕩に耽る姿が…ッ!OH…!
なんかもう、えっちすぎて
いけないモノを見てしまっている感がすごいッス…。
(電子の描き下ろしでは、土岐くんの土岐くんを
おくちに含んじゃったり結構上手だったり…(赤面))
前作では攻めの天授さんの魅力に抗えなかったのですが、
今作は受けの鵜飼先生の魅力に抗えないワタクシでした…。
このヒトになら人生狂わされてもきっとみんな幸せなのでは?
ほんとの魔性はビッチにあらず。無自覚な色気に勝るものナシ…!
こんなすばらしい受けさまを爆誕させてくださった、
わぎもこ先生に感謝でございます…!
古い2階建ての木造アパート。
隣同士に住んでいる、警察官の向島くんと、
ホストの御子柴くんの物語です。
隣同士って、ゆうてあんまり接点ないですよね。
警察官とホスト。生活時間帯が合うような合わないような?
どうやって仲良くなるのかな~?きっかけはとっても意外…!
ふたりとも目に光がない系でとても好み。
向島くんは三白眼黒髪男子。恋愛慣れてなさそう。
警察官なので鍛えてる筋肉スゴイ…
ワタクシ、癖ド真ん中を突かれてしまいました。
御子柴くんはキラチャライケメンだけど、
いろいろと防御力たかそー。策士感アリ。
こちらも好みのタイプです。
そうなんです。もう好み×好みなので、
何をやってくれても大歓喜なのですが、
さらにさらに、チラチラっと登場する2頭身キャラ…
これまたすーごく!かんわいー!!!
このデフォルメされたキャラを挟むことで、この作品全体に
クセになるような、また読みたくなっちゃうような、
独特なテンポが生まれているように感じました。
全く対照的なタイプの2人、惹かれ合いますが
その気持ちをなかなか言葉にはできず。
クールな印象の御子柴くんのほうが、
向島くんに重めの感情を向けているのが萌えるー!
向島くんはあまりかかわったことのない「ホスト」という職業の
御子柴くんの言動にモヤるモヤる…
両片思いのじれったさを、かわいく切なく面白く読ませてもらえました!
小木先生の漫画にだけある、クセになっちゃうこの感覚…
とっても楽しかったので、どうか続きをお願いいたします…!
ずっと見ていたくなるカワイイふたりを、ありがとうございました!
素晴らしかったです。もう本当に…!
美しいのですが痛みがあり、救いがあり、
あでやかで印象深い作品でした。
ホストのタカヤくんは底抜けに明るく、
懸命さがいじらしく愛おしい。
サイトーさんはアタリは柔らかいけど、
どこかよそよそしく、距離感のある人。
そんな一見おバカで天然なタカヤくんが、
深い深い傷を負ってしまったサイトーさんのココロを
優しく緩めていく姿が本当に尊いんです…。
サイトーさんの負った傷は絶句レベルで、
それはもう本当に立ち直るのがキツイであろう経験です。
タカヤくんはそれを無意識に、まるで天から
サイトーさんを救いなさーいと啓示を受けた天使のように、
言葉や態度で上書きし、癒やしていきます。
コレがすごい重要で、タカヤくんは基本、
あざといことは何も考えていないんです。無邪気、無垢。
ただ、サイトーさんがとっても好き。
ありのまま、一生懸命でピュアなタカヤくんが極善、明、陽の存在…
存在するだけで癒やしてくれるってすごくないですか!?
アレコレ考えて一人拗れて沈んでいってしまうサイトーさんに
タカヤくんという存在は神様からの贈り物。
最初は距離を置こうとしていたサイトーさんも、
そんなタカヤくんのキラッキラの、唯一無二の尊さに気づきます…
ココロを癒やす優しい言葉が重なって、
読んでいるうちにサイトーさんとリンクしワタシもどんどん癒やされて
こ、ココロが…アタタカイ…コレガ…アイ…?と、
愛を初めて知ったアンドロイド的なピュアなナミダを流すことに…!
ウワーン!星空が美しいよ~!世界が美しいよ~!
ものすごく尊いのですが、バリバリにえっちもございまして
テクニックアリすぎのサイトーさんの前で
トロットロのタカヤくんがほんとにカワイイです…。
そして、ラスボス、メガネナシ裸のサイトーさんの破壊力…
全人類浴びるべき…!!!ほんとに!!!
今年最後にこんなステキな物語を拝読できて幸せでした…!
ノノノ先生、ありがとうございました!
待ちに待った単行本が発売されました…!
蜂煮先生、おめでとうございますっ!
電子単話でも拝読しておりましたが、
単行本&紙では、またぜんぜん違う印象がありますね…!
攻めはゆうちゃん。天然パーマで不可思議系、妖怪を愛する陰キャです。
受けはかける。顔面偏差値がクソ高いがゆえに、
個性いっぱいで自由なゆうちゃんを愛しながらも
カースト上位男子枠に入れられてしまっている陽キャ(扱い)です。
小さい頃はココロが通じ合って、とても仲良しだったのに、
いつの間にか陰キャと陽キャに分かれ(させられてしまいます…)
ぎこちないまま高校に入学し、同じクラスになった幼馴染の2人。
かけるはゆうちゃんに、今まで言えなかった
自分の想いをぶつけることを決めます。それはもうゴリゴリに。
でも、ゆうちゃんはすっかりかけるとは「住む世界が違う」と
思い込んでしまっていて。かけるのアタックに戸惑い、拒否するばかり…。
こんなに「違う」はずの2人は、
ハピエンを迎えることができるのでしょうか…?
以下ネタバレ含みます!
蜂煮先生らしい、トリッキーなキャラたち…
思いもよらないようなその動きに笑わせてもらうのですが、
気が緩んだところで不意打ちのようにあらわれる、
痛くて切ない気持ちが溢れるページにハッとさせられ、
ぐいぐいとこの物語にココロを掴まれていきます。
そうだよね。つらいよね。好きなだけじゃダメなの、なんでだろうね。
2人の「違い」を痛感していて、静かにずっと傷ついているゆうちゃんと、
そんな「違い」なんてナイから自分を見てくれ!と
訴えながらも、どこか枠を外れきれないかけるの不自由さに、
いつの間にか深く同情してしまい…
誰だこんなカーストとか陰キャとか陽キャとか
くっだらねえこと言い出したヤツ出てこんかーい!!!と
社会やその枠組みに乗っかってる人たちに対しての怒りが笑
最後はしっかり、肉厚な眼鏡をはずして…やっとゆうちゃんとかけるは
お互いに、まっすぐ向き合うことができるんですが、
そのシーンが良すぎて、もうナミダナミダ。
やり直しのエッチの2人も、とってもカワイイ。
もともと優しいゆうちゃんが、めちゃくちゃかけるを大切にしていること、
あんな不本意な最初のセックスを(かなり無理矢理です…)
申し訳なく思っていることが良くわかります。
(「セイッ」って…あんまり濡れ場で見かけないかけ声もアリ笑)
笑って、笑って、(悲しくて)泣いて、怒って、
(嬉しくて)泣いて…。2人のえっちにニヨニヨして…笑
とっても情緒が忙しい作品ですが、その分本当に読み応えがあります。
ゆうちゃんの外見に惑わされずに、
(ワタシは見た目もカッコイイと思っていますが!)
彼の根幹のかっこよさ、人間としての美しさを
堪能してもらいたい気持ちでいっぱいです。
描き下ろし「ゆうちゃんの悩みごと」では
ゆうかけいたしまくりの1週間が描かれております笑
大変美味しいので、こちらもご覧いただきたいです…!
蜂煮先生これからも応援しております!
素晴らしく優しい作品を、ありがとうございました…!
んんんんんーっ!!!面白かわいかったーーー!!!
力を抜いて楽しめる、元どうぶつさんたちの奇想天外なラブコメディです。
高崎ぼすこ先生、岩本薫先生の小説「タフ」のイラストを担当されたり、
「たどるゆび」シリーズ…「それでも俺のものになる」シリーズナドナド
非の打ち所がない美しい作画&つよっつよのエロが大変お上手な先生!
という認識が(勝手に)ございます。
今作はとってもポップで不思議キュートな雰囲気です!
(+バンブー的なガッツリエロ!)
受けのコウテイペンギン、スバル…チャラッチャラで軽~い!
キレイな顔で、ペンギン時代もモテモテ。園の人気者。
でも…伴侶として選ばれない寂しさを抱えながら人間に…。
攻めのホッキョクグマ、カイくん。背が高くて色素薄めの極美人。
ずっと園でひとりぼっちでした。お友達、ほしかったのかな…?
人間になってもバブみが残って愛おしい~!
スバルはホストとして、カイは大学生として、
同居しながら、不慣れな人間生活がはじまります。
愛嬌たっぷりで明るく振舞いながらもどこか寂し気なスバルを、
このヒトと決めたらまっすぐに、どっしり支える執着攻めのカイくん。
ぽやっぽやしているのですが、クマらしい芯の強さチラ見せがたまらん…!
最初は拒否しながらも、カイの存在に満たされていくスバル…。
2人ともビジュが大変つよいので、眼福が過ぎます~!
もうねー、そんなこと、元ペンギンだし、スバルにはわからないよ…
という悲しい出来事もありまして…ウウ…カワイソー!
そんなスバルを一生懸命支えようとするカイくんがまた尊いんです…。
最後らへんでは2人が仲良くじゃれていると、
ヒト型なのに元の動物が透けてみえてくる魔法にかかりました笑
ぼすこ先生、新しくてかわいくてステキな作品をありがとうございます!
とっても楽しく拝読したので、下巻の発売もすごく楽しみにしています~!
好きだーーーーー!!!
すみません、こちらさきした先生激♡LOVEババアの
極☆偏ったレビューになります。
さきした先生が描いてくださるなら線(毛)一本でも崇め奉らん~!
なんとものすごいLOVEの威力でしょうか…。
この一冊、隅から隅まで「カワイイ」と「かっこいい」と
「愛」しかありません…。
イケメンとイケメンがキラッキラしてて、
エロッエロでサマザマな汁…輝いてる…!
なにこの幸せな世界…ワタシタヒんだ?天国見ちゃってる?
えっと、ホストのお話です。(意識戻った)
攻めは様子のおかしい高速美丈夫(元伝説のホスト、現オーナー)
受けは天使(借金を返すためにホストになった大学生)です。
受けの旭くん、ゆすると聞いたら木をゆする(ヤー!)を
想像しちゃうレベルの天使!ひー!まって!かんわいー!
天使で天然(で、無毛)なのですが、言うことはハッキリ伝える男前…。
こんなコ絶対好きになっちゃうよー!
諏訪さんはキラッキラのドイケメンなのですが恋愛童貞で、
年上だしオーナーだし、メンツもあるからリードしたいんだけど
旭くんの前ではLOVEがダダ洩れてヘタレちゃう。(そこも好)
2人の恋愛モヨウ、主導権を握っているのは意外にも旭くんなのが、
とってもイイんですよね…。
初デート、水族館でのシーンが尊すぎて見事にコト切れまして、
溢れる尊を消化し人間として復活するのに30分以上かかりました。
(その他にも萌えDEATHシーンありすぎて、数え切れません~!)
忘れちゃいけない!当て馬担当?
旭くんを守護(まも)りたい殿塚くん登場します!ババーン!
彼もまた諏訪さん同様、旭くんにメロメロ執着系なので、
同タイプがぶつかり合い大変面白いコトになっています~。
(旭きゅんは諏訪さんひとすじなのでご安心を…)
アッ!エロはすごいです!SUKEBEです!
期待を裏切らないフェチ感もりもり(おもらスィ!)のプレイを
たっぷり用意してくださってました~最高がすぎる~!
全方位に嫉妬&執着が抑えきれず、
激しく激しくイタしちゃう諏訪さんは必見ですよ…!
(えっちに慣れてきている旭くんも美味しゅうございます…)
ありがたいことに続きがあるそうなので、
続巻を楽しみに生きていきたい所存です。
さきした先生、1ページ目からラストまで、
潤いしかない2巻をありがとうございました~!!!最高でした…!
とっても、たいへん、ものすごーく!かんわい~!!!
DK2人のピュアなラブコメディです。(様子はおかしい)
ヤ〇ザ一家に育つ極道(ごくみち)くん。ごっちゃん。見た目はすごいですよ。首、腕…見えるところに墨を入れて、ピアスバチバチ。高校生でこれはなかなかの物件ですね。えーと属性で言うと、黒髪健気美人ツンデレ…?(まだわからないけど、受けな気がする…かな?)
ワケアリすぎる自己紹介に完全に引きまくるクラスの中、隣の席になったハルくん(おそらく天然ワンコ攻めに育つ予感)はフツーにごっちゃんに接してくれて、お友達がいなかったごっちゃんは、明るく親切なハルくんを、すっかり好きになってしまいます。
はじめての友達、はじめての好きピ(その呼び方が似合う笑)に、戸惑いながらまっすぐぶつかっていくごっちゃん…。見た目クッソ不穏なのに、健気でめっちゃカワイイー!そして、ただの明るい人気者ではなく、生きにくさや寂しさを抱えているハルくん。学校生活の中で、お互いにドキドキ、キュンキュンしながら「好き」を伝えていく様子が、とにかくかわいすぎました…!
と、ここだけ読むとピュアで切ないDK青春恋愛モノみたいな感じするかもですが、トーンはまったくもってコミカルです。どんなシーンでも、ごっちゃんが真面目にぶっちぎりの反社不穏トークかますので、めちゃくちゃ面白いんですよ…!(おつきの人たち?も面白いです笑)
雨桜あまおう先生の作品、はじめて読ませて頂いたのですが、この作品を楽しんで描かれているのが伝わってきて、とっても好感が持てました。ワタシも読んでいて、すごーく楽しかったです!ありがとうございました!
続巻では、いろいろあって行けなかったデートなど、見られたらうれしいな~!
カワイイ2人にまた会えるのを楽しみにしています。
いや~傑作が完結してしまいました。
完結してくださるって、読者にとってはありがたく、
でも、寂しいものですね…。
溺愛攻め×不憫受けを愛するモノとして…。
みっちみちに満たされる「このはな」
疲弊しきった日常生活を送る上で必要不可欠な作品のため、
定期的に摂取してしまいます。
(もちろん、日々幸せな方にもぜひ!笑)
ガリッガリな肢体。肋骨ボッコボコ。クスリも浴びるように飲んで、
そして吐いて、無理して無理して生きていたΩの雅。
もうほんっとに痛々しかった。
そんな雅を支えることで、αとしても人間としても成長していく晴斗。
育ちの特殊さから、上手に笑うこともできなかった雅も、
晴斗の宇宙レベルの大きな愛&全人類のココロを鷲掴みな笑顔により
どんどん人間らしい感情を取り戻して…。
おそらく一緒に生活しているうちに晴斗からうつったであろう
雅のヘニャっとした笑顔が見られる幸せを噛みしめる3巻…。
出会うことで愛を知り、同じ時間を過ごしていきながら
ゆっくりゆっくり、2人のかたちで愛を育てていく…
そんな姿が…ピュア…尊い…。なにこの愛…尊すぎんか…。
「愛をありがとうーーーーー!!!!!」
そんなお話なんですが…(説明できてないな…)
この巻では、晴斗の結婚願望が…!
(晴斗はずっとそですよね。ずっと雅と一緒にいたいからね。)
雅も、もちろん一緒にいたい。
でも…そこで立ちはだかるのが、雅の特殊な家庭の問題…。
家族の愛を知らない自分が、果たして晴斗と幸せな家庭を築けるのか…。
そんな不安に追い打ちをかけるように、
兄の雅への想いを拗らせ倒した弟の大和も登場してきます。
こんなときでも晴斗がしっかり、漢(オトコ)を見せてくれます。
スーツ&オールバックの晴斗、
背伸び感も含めてちょっとかっこよすぎませんか…!
結局、雅は両親とは亀裂が入ったまま、そのままです。
それでいいんじゃないかな。と思いました。
理解ある家族!みんな仲良し!が正解とかハッピーとか、別にないしね。
晴斗との、家族写真の真ん中にいる笑顔の雅で、
これから生きていけばイイのよ…幸せにおなり…。
2人でニカっとヘニャっと笑いながら…
…これから、家族増えちゃったりとかしちゃったりしたらいいなあ…!!!
そんな幸せな妄想を楽しみつつ、読了いたしました。
圧倒的な画力と、繊細な描写で奥行きが生まれて、
シンプルなストーリーながら、
しっかりと、ずっしりと読ませてもらえる作品でした。
咲本﨑先生、ありがとうございました!
※オメガバ作品の傑作と思っていたのですが、
この巻ではオメガバ感はほぼゼロでした。
でも…2人の中でその性別も自然なこととして
受け入れていったと理解して、神評価で…!
この作品においてのBLは、BIGなLOVEのほうかな~。
ワタシはショタってどっちかというと地雷なんですよね。
どうしても気持ち悪さが勝っちゃうんですが、
この作品は全然読めました。なんならめちゃくちゃ良かった…。
大志12歳×征二郎40歳
その差28歳。いや~28歳差か~。思い切りましたね。
愛があれば歳の差なんて…?
までも、征二郎が大志に手を出していくお話ではないんです。
大志が征二郎に手を…出して…手は出してないかな?笑
大志は資産家の当主で、スーパーしょうがく6ねんせい。
征二郎は元エリート商社マン現在無職の40歳ゲイ。
大志になぜか気に入られ、お世話係として
富豪の有澤家に雇われるところから物語は始まります。
親子でも兄弟でもなく、年齢も性別も関係なく
ただお互いを必要として、惹かれ合う2人。
(もちろんエッチはありません!!!チッスはチラっと。)
執着&嫉妬アリアリで押せ押せなのは大志(かわいい)で、
征二郎はちゃんとブレーキかけてます(こっちもかわいい)
ラスト(+描き下ろし)で
18歳の大志と46歳の征二郎が見られるのですが、
もしかしたらココに1/3くらい割いてもらったほうが、
BL(ボーイズがラブするほう)としては読み応えがあったかも…!
この2人は、ビジュアル含め激萌えです。
28歳差あったとしても、成長後のこのカプは推せると思いました。
先生があとがきに書かれていた、
100%極暗黒、オトナを弄ぶ邪悪な大志、
ちょっと見てみたかったです…笑
(商業誌では難しそうですが…!)
小さい人の良さを知ってしまったかもしれません…!
新たな扉を開いてくれた作品でした。
かつらぎ先生ありがとうございました!