闇医者と訳あり男、人魚姫、逃避行…どんな風にパーツが組み合わさるのか楽しみにしていました。
出会いからおとぎ話をなぞって色んな要素が散りばめられてるのが面白かったです。(声の秘密、陸での居場所、刺青など)
受けの韻くん、美人でどこか浮世離れしてる感じがまさにお姫様。でも実は過酷な運命に立ち向かう芯の強い男の子。基本ツンツンしてるからふと気が緩んだ顔とか笑顔の破壊力がすごい…めちゃめちゃ可愛い。
一方攻めの統さん、風貌こそイカついけど心根が優しくて惚れる。冗談も交えたりして韻くんの張りつめた糸を上手く緩めてくれて…。こんなの惹かれ合うに決まってる泣
そう長くない時間軸だと思うのに、ページをめくる度に縮まっていく二人の距離にドキドキした。自然と求め合って名前を呼ぶシーン最高にキュンでした。
ミナヅキ先生のキス描写が本当に好き…!韻くんの慣れてなさと統さんのリード感たまらない。大切に育ててきた(?)初えっちも良かったです。
読み進めていくとタイトルの意味が分かってきたりと新たな楽しみも。
おすすめの一冊です!
待ってました3巻!
まず表紙の鬼気迫るテオさんの表情に呑まれます。
前巻でぐっと距離が近づいた二人、初っ端から甘々ムードでニヤニヤしてしまった♡お触りが多いのなんのってw
ストーリーは新たな局面で新キャラたくさん、そしてついに桃ちゃんとの再会!
でも一筋縄にはいかなくて、離されてしまった梅彦くんに寄り添うテオさん優しいし心強すぎる。
桃ちゃんを守れず閉じこもってしまった梅彦くんを迎えに行ったテオさん。
自分をけなしつつ梅彦くんの「お兄ちゃんの尊厳」を呼び起こそうとする言葉の数々が素敵だった。
それに応えた梅彦くんの「こんなとこまで…」の表情がほんとお兄ちゃんのそれで泣くしかなかった。
後半はコミカルだったりえちえちだったり。
テオさんの笑顔もとても可愛いんだけど、梅彦くんが明らかに変わってきてる!矢印がテオさんにめっちゃ向いてる。
ファンタジー展開も目が離せなくて、ちょっと遠のいてたテオさんの年齢や不安定な立場を再認識させられた。
多々いる聖女が地球人っていうのがすごく気になる…
軍人魔術師の登場シーンかっこよかったし、まさかのブージーさん再登場にちょっと小躍りw
あとテオさんvs桃ちゃんずっと見てたいくらい面白い。
また気になるところで終わっちゃった…
でも梅彦くん復活で何だか頼もしい。次巻も楽しみ!
「もっと可愛くなっていい」特装版に挟まれている濡れツヤカード。
剣崎さんと真中くんが出しちゃったアレを視覚的にも触覚的にも楽しめるという…。
触っていいのかなと背徳感に駆られます(でも触る)
そして裏のQRコードを読み込むとミニボイスドラマを聴くことができます。
剣崎さん→増田俊樹さん、真中くん→小林千晃さん
内容は本編描き下ろしにセリフを加えたものですが、油断してると開始5秒でぶっ飛びます。
こんなに濃い9分弱があるだろうかと言うぐらい最初から最後までエロい。
何てったって剣崎さんは言葉責めのエキスパートなので…増田さんのセクシーボイスであんなセリフやこんなセリフがたっぷり聴けます。
小林さん演じる真中くんは可愛く、個人的には「んっ」と上擦る声がたまりませんでした。でも真中くんは可愛くても年頃の(?)男らしくち◯◯とか普通に言います。そこがまた好きです。
シチュとしては◯合わせ、ご一緒にするのでカードも2人分のアレなんですね、ちゃんとリンクしてます。
至極のカードとボイスドラマです、書籍買うなら特装版が良いと思います。
星ノビル先生の初単行本、大ボリュームのリーマンBLです。
第1巻で、お話はまだ続いています。
完璧なスパダリ上司:剣崎×頑張り屋でM願望のある部下:真中
実家の借金で金欠になった真中くん、それを知った剣崎さんの家に居候することになって…という所から物語が始まります。
まず絵がとても綺麗です。
ビジュはもちろん、肉体美、スーツや紳士アイテム、エロ。すべて最高。
個人的に髪とするどい瞳がすごく好きです。
真中くんはMっ気があり、と言っても痛いのじゃなく甘やかされたい、褒められたいという可愛い願望。
職場では鬼上司の剣崎さんですが、真中くんの願望を知りSっ気で責めしたり優しい言葉をかけたりするようになります。
それがどうやら剣崎さんの性癖にも刺さったようです。
2人ともノンケだけど、入社時からお互い見守り⇆憧れでずっと気になっていて、惹かれるべくして惹かれたのかなと。
4話では剣崎さんサイドの話が読めるので、なぜキツく当たっていたのか等ストーリーが深掘りされて切なくなります。
目立った脇キャラはおらず2人の世界を軸に話が進むのですが、その分2人の心情の変化や関係が深まっていく過程がじっくり描かれていて愛おしくなります。
リーマン×リアルラブ、おすすめの作品です。