クールイケメン×お人好しのカップル描かせたら天下一品ですねー。
前作の「バカな犬ほど~」もめちゃ好みのカプでしたが、
今回も最高に萌えるふたりでした。
表紙の雰囲気からもっとシリアスなストーリー展開を想像してたのに、
グロい暴力シーンとかなくて実に読みやすい内容でした。
その分二人の絡みがエロいことエロいこと。
刑事ドラマにこんな絡みがあったら良いのに!な腐女子の夢をこの作品でやってくれてます。
前半はクールにオラオラ攻めまくる真壁、特に第1話の言葉責めがかっこ良い。
ドMじゃないのにしびれました。浮島は、道端ですごい良い拾いものが出来て幸運です。
後半になるにつれて真壁の紳士的な面が顔を出し始めると、強引に抱いてもらえなくなって、真壁不足で悶々してしまう浮島の可愛いこと。真壁といると火照りっぱなしです。
ビッチとは一味違う、くそ真面目な浮島がむっつりどスケベなことが浮き彫りにされて行く展開で、非常に微笑ましいです。
ドMの無言の欲しがりっぷりを1冊丸々でご堪能ください。
青年誌風の絵柄でBL描いてくれる有難さに打ち震えました。
さらにカップリングが、スカしたイケメン×人たらしなおバカ、と来たらもう
大好物すぎて、ゆいつさんに土下寝してお礼しなきゃです。
画面が青年誌なので、男2人がピッタリくっついてソファに座ってるだけで
萌えて仕方ない。付き合う前から距離感が異常で、微笑ましいんですよ。
受けの還は、懐がガバガバに緩くて、警戒とかまったくできない総受け
野郎なんですけど、人の懐に入る力も半端なくて、ぼっちイケメンなんか
イチコロです。
後半になるにつれて、どんどん攻めの要に同調してきて、神がかった
還の無邪気さに心が癒され、愛おしさも執着心もMAXに。
経済力も家事能力もないけど、手放せない。還プライスレス。
とにかく還がエロ可愛いので、美しい描き込みを消されてない紙単行本を
ぐいっとおすすめします。
一途な可愛い系×ツンツンな三白眼元ヤンのエロコメです。
この両性シリーズ、他のカプには全く触手が動かないため未読で世界観が掴めていないのですが、元ヤン三白眼受けは問答無用で美味でした。
なんか知らんが男の桐(受)が男にモテモテなのを、「あーそうなのか」でスルーできればツンツンした三白眼受けが好きな方にはおすすめです。
暗さのないライトなエロコメで総合的にとっても好みなのですが、唯一気になる点が。
コメディ路線の攻めが、H時に突然スイッチが入って、言葉責めっぽい感じを
出しちゃうのです。
これは、好みがわかれるとこなんでしょうが、私にはギャップ萎えでした。
1巻のランドセルショタ湊が中坊ヤンキー桐にときめいてる姿にグッと来てたので、ショタ攻めは無理でも、可愛い甘えん坊路線で終始攻めて欲しかったなー。
作中のモノローグで、桐も、湊のH時のキャラ変に引っかかりを感じてるので、作家様の狙いではあるんでしょうが、この点だけが好みと合わず残念でしたが、続編も楽しみです。
実にけしからん内容の番外編で、のたうちまわりました。
電子書籍でしか出てないんですが、ジャッカス!好きなら
読まなきゃ損!損!
啓介の大開脚が見れて、眼福です。
(ebookjapanは無念の真っ白修正ですが)
そして本編で、"何だこの攻め"と思われた方も諦めないで!
正行のイケメンぶりが、愛情という核を持つ事でめちゃめちゃ威力を発揮!
もう顔面偏差値と実家が金持ちなことがウリの男じゃない。
頑張りやさんの啓介にぴったりの、懐が深い余裕のあるイケメンです。
この話にパンストネタがないせいか、正行がかっこ良すぎで
終了してますが、パンスト履かせて啓介の脚にうっとりする、
やばい正行も見たかったなー
三好の恋愛事情も気になるし、ジャッカス!シリーズ
もっとたくさん読みたくなりました!
救いの糸口見いだせないなー
内容は今まで通り、真っ暗闇です。
でも3巻目まで来ると、そんなことはどうってことないんです!
今巻は、菊池が特別に可愛くて可愛くて最高なんです。
1巻の時から大好きでしたが、今まで以上に好きが止まらない。
もう菊池受けを見たいがために、この暗くて怖い漫画を読んでると言っても
過言じゃないです。
今巻の菊池は、佐治くんからの「鉄砲玉」というアシストが功を奏して、
前巻で完全に須藤に持っていかれた感のあった新谷を、自分側に
グッと引き寄せる程、すさまじい悲愴感を溢れさせてます。
さすが菊池。
家庭環境まで痛々しい。
だからこそ余計に、献身的な生き方の菊池が不憫で不憫で。
健気に懐いてくるあんなヤンキー、猛烈に可愛いからできる限り
幸せになって欲しい、ていうかもう普通に生活してよ、って感じ。
前巻までの展開で菊池の幸せな様子なんてもう描かれないんだろうと、
勝手に絶望してたので、今巻でまた新谷と抱き合ってる菊池を見れただけで
感無量です。
12話が読めて本当に良かった。
そして、この幸せ12話から一転。
はなっからどん底にいる菊池を、さらに落とす須藤との地獄の3P。
2輪挿しならぬ、2口挿し??のシーンは、思わず笑ってしまいました。
こんなシリアス展開中に男性向けエロ漫画みたいな構図、面白すぎる。
そして、ここまで来ても菊池は新谷命の健気な姫だった。尊敬。
ここまでやるなら、100%ないとわかっていても佐治×菊池とか
見たくなるゲス心。
菊池見守り隊として、4巻も楽しみです!
丁寧な描き込みで、パラパラ眺めるだけでも素敵な一冊です。
画力も高いし、もっと暗いストーリーになってもおかしくない設定の中、
こんなに優しい恋愛作品にしてくるなんて。
暗い話敬遠派にも極上のやさしさー。
受け攻めのルックスがいい感じだな、なんて
軽く読み始めたら、ざっくり刺されて呆然とする羽目に。
着物とふんどしは、最高に粋で色っぽく、
二の腕から腿まで入れ墨の卍と、もっちり白い百の肌の対比が秀逸。
そして、胸が痛くなる程の百の健気さと明るさ、卍の百への深い恋慕、
キャラの表情の描き方、江戸言葉などなど。
本当に何から何まで表現が巧みですー。
卍に出会う前の百の過去が切なくて切なくて、百が大好きなので
読んでると具合悪くなっちゃいます。
でも、この辛い過去にすら愛があって、ただ苦しいだけではなく、
百をより魅力的に肉づけしてるから、とっても大事なんです。
そもそも陰間時代がないと、すんなり卍とくっつけないし。
兄ちゃんには、感謝したくないけど、労いたいです。
そして、現在のラブラブな卍百の輝き倍増しですよ。
このカプを末永く見ていたい気持ち、抑えられないです。
続編ありがてー。
二人のなれそめと卍の過去も楽しみです。