365+1のスピンオフ作品として書かれたもののようですが、前作を読んでいなくても問題はないと思います!
読んだほうがスパイスが、かかってもっとこの本の旨みを、引き出してくれると思うところもあります!
本編ですが、アパレル業界の話ということで、とてもリアルで、面白かったです。大前提にBL小説というところもありますが、普通に業界の話としても、とても面白くて、前向きになれる作品でした。自分に価値を見出せない卑屈な美山が、人たらしで暖かい久保田に少しずつ少しずつ心を開いていくところがたまらなかったです。好きになっても苦しむ美山。恋の苦しさを教えてくれます。それでも、最後のハッピーエンドに思わず感激してしまい、なんだか、恋愛をしたくなるような作品でした。心が温かくなるこの作品。ぜひ色んな人に読んでほしいです。
この本の買ったきっかけは、表紙買いです。たまたま、見かけて、どうかなー?と思いつつ買った作品です。海外物の小説だったので、あまり期待しないで1.2巻読んだら、それを裏切るようなすごい本格派スケール。びっくりしました。BL作品というより、一つのミステリー小説という感じがすごいしました。特に一巻目は顕著でした。二巻目でBL要素が入ってきて、ぐーっと一気によめます。萌えもそれなりに充実していました。超、萌えるのを読みたいという方には、あまりオススメしませんが、本格派のミステリー、BL作品を読みたいという方には、かなりオススメの作品です。
私は普通に萌えましたし、良かったです。
宝井理人先生の作品は二冊目ですが、我慢できずに1.2巻一気読みしてしまいました。潔癖症がテーマな作品でしたが、久しぶりに神作品と言える作品だと思います。潔癖症に関すること、治療法、また潔癖症に苦しむ主人公もですが、割とリアルに描かれています。そのリアルさがまた切なさと温かさ、人間らしさを強く引き出しているなと感じました。BL作品ということでも充分素晴らしく、非常に萌えて、読まなきゃ損という作品です。その中にまた潔癖症の方のリアルや、苦しさ、人間模様、そんなものも現実的に感じました。素晴らしい作品でした。買っても損がない作品だと思います。ぜひ、読んでみて下さい。
DEADLOCKシリーズ完結ということでしたが、もう最高としか良いようがありませんでした。
英田サキさんの作品は、始めて読んだのですが、この本に出会えて本当に良かったと思っています。
色々な方々に読んでもらいたいとも思いますし、
読まなきゃ本当に損だと思います!
まず、これはシリーズ全作品に共通しますが疾走感に溢れる作品でした。
とにかく、自分が本当にアクション映画の中にいるようで、この感じは中々味わえないと思いますし、最高です。
特にこの最終巻は、まさにハリウッド映画を見ているような感覚。臨場感溢れる作品でした。
あと、推理して解決していくのですが、また、これが深いですね。もう、すごいの一言です。
色々な思いが交錯していて、物語が進むに連れて、あぁ、こうくるのかと毎回思わされました。
次に、キャラが一人一人最高でした。
カップリングも最高ですし、主人公を取り囲む周りの人たちも暖かく、人情味に溢れていてこちらがにこやかになります。
最後に、この本は普通にBL小説としても楽しめると思いますが、色々な面で考えさせられる小説でした。普通に本格派だと思います。
主人公が常に色々な逆境に立っても色々な人に助けられ立ち向かっていく姿には、私、自身も強く励まされました。
本当に、色々な人に読んでもらいたい作品でした!
これこそ、最高傑作です。