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女性苑苑さん

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皆可愛い。

しっかりとした設定のあるファンタジー。しかし、分かりやすくすんなりと受け入れられました。(Xでは先生が「人物相関図」や「龍の分類」について解説してくださっています!!)
タイトルにも書きましたように、「みんな可愛い」んです。
まず、天音。彼は真っ直ぐで、素直で、言動がすべて可愛い。可愛いというか、強いけど愛らしいというか。蒼月様との会話に家族会議、ほっこりしたり、くすっと笑ってしまったり。
和むシーンも多いのだけど、ちゃんとミステリ的な要素もあり、緊迫した状況との兼ね合いがとっても良い♡
次に、蒼月様。彼は強力な力を持っているし、微妙な立ち位置にありながら、心から慕ってくれる家臣にも恵まれている。でも、過去の出来事から、自分が誰かを隣に置いて一緒に生きていくことを怖がっている。その葛藤が時々溢れてしまったり、そうかと思ったら天音を揶揄う風にして誤魔化したり。そういう所がとても可愛らしいお方だなと思う。

この作品の好きなことろは、いくつもあるけれど、強いていうなれば、会話のテンポと、脇キャラ。
私は杉原先生の作品を読むのは初めてだったので、先生の文体なのか今作の特徴なのかは分からないのだけれど、会話のシーンがとても好きだった。言葉の選び方にキャラクターが出ていて、センスを感じる。純粋に何気ない会話だけで「面白い」と感じさせてくれる作家さんは貴重だなと思う。
そして、脇キャラ。全体的に出自について深追いしてはいけない、みたいな感じだったので詳しいところまでは明かされていないけれど、距離感みたいなものがとても好きだった。
因みに私は楓柳推しです。最初の警戒心むき出しの態度から一変、天音が蒼月様のことを褒めたり身をわきまえてることが分かると、だんだん天音に甘くなっちゃう。可愛い〜♡そしてそれに嫉妬する蒼月様もまた然り。
他にも登場人物には全員好きなところがそれぞれあるのだけど、それを書くと長くなってしまうので、泣く泣く割愛。

最後に、笠井先生ありがとう。天音、こっちが理性失うくらい可愛いよ。そりゃあ蒼月様も手放せなくなっちゃうよ。p.19のムッとした表情、p.99の美味しそうに満足げに頬張ってるところ。あら、昊天の嫌そうな困った顔も可愛い。

「最後に」と言った後だけれどこれだけは言わせてほしい。
夜伽シーン最高です。
他の文庫本のBL小説と比べるとやはり長いので、その分思いが募っているといいますか。いじわるしちゃう蒼月様と、それに勝つと息巻いていた天音が結局翻弄されちゃってるのが、もう、かわいいよ、さいこうだよ。やはり蒼月様の龍はお強かったですな。夜の龍もお強かった。夜華が夜伽させても大丈夫か確認するためにお見舞いに来たの好き笑笑

そこかしこに好きなシーンがある、魅力的な作品でした。
杉原先生の過去作も読んでみようと思います。

最初から凄いです

シリーズ4作目。
普段あまり感想を書いたりしないのですが、これだけは書かせてください。
もう本当に最高でした。スリリングな展開は勿論、えっちなシーンも濃厚で、魅力度MAXの作品です。
確か一巻のあとがきで先生は尿道責めがお好きだと仰っていましたが、私まで新たに尿道責めの性癖を開花させてしまいました。
一番最初の別荘のシーン。先生、ありがとうございます。読んでいるとき、心の中で先生に叩頭したい気持ちでいっぱいでした。
初っ端から飛ばしすぎじゃないかなんて思ったのですが、中盤はずっと緊迫したシーンが続き、そして最後の甘々なぐみのシーン。
風船もぐみも最高にえっちでした。次の巻では一体何を挿入してくれるのかととても楽しみでなりません。
しかし、私は諏訪さんには申し訳ないと思いつつ、榎田さんをかばって「男の二、三人を相手にしても構わない」と言ったシーンが本当にかっこよくて、心の中でガッツポーズをしてしまいました。薬物が本当に危険なものだとは分かっていますが、後遺症に悩む諏訪さんも妖艶で、また素敵なのでした。しかし!!その悩みの根本が実は木崎にある、という所でスマートな諏訪さんの可愛らしい一面を存分に堪能できます。
小山田先生の口絵、挿絵がまた感動を助長してくれるのです。
それでは、次巻を読んでまいります。