茶屋町さんの絵が当時大好きでビーボーイコミックスを持っていましたが、現在は手元にないので新しくコチラを電子で購入。
茶屋町さんの本はやっぱりコレが一番大好きです。
デビュー前後はトーンを使って丸ペンで描かれた繊細な絵で、私はこの描き方が大好きでした。
途中からトーンを使わずモノクロのみでだんだん感情が読み取りにくい絵柄になっていき、咎狗の血で絵がガラリと変わってそこから全く読まなくなってしまいました。
お話はナチ時代のお話でなんてことないストーリーなので、お話重視の方向きではないです。ただこの人の作品の中では一番読みやすく、また少しせつないです。ほとんどBLではないです。
私は茶屋町さんのイラストを観たくて買ったといった感じです。
リキューレ104で続き出ました!
知らずに読んでいたら『あれ?』どっかで読んでる???
これだー!
やっぱりいい!!
千代崎さん!今わたしのなかで一番熱いです。
壁ドンするシーンとか組み敷くシーンとかページめくるたび素敵すぎてギュンギュン来ます。体描くのホントうまいし絡みの構図が最高に良すぎです。
ギャグ?笑いになる時の千代崎節の絵も大好きです。(口が四角になる感じの)
ただ一点、この人の下半身のブツの描き方が大好きなのですが、全部白モザイク!
これだけ許せない!
ほどよく肉質で丸みがあって、でも生々しさはそこまでなくていい塩梅で最高なのに!
モザイクは一部線でお願いします!魅力が減っちゃう!
3巻まで出ているんですね。当時は2巻までしか読んでませんでした。
一気に読みましたが、3巻は私の中ではやっぱりいらないです。
さぐりあいながら、お互い彼女(好きな女の子)がいるのにも関わらず惹かれていく所が良いです。
BLの世界では異性交遊と同性交遊の割合が逆転してんのか?って感じが多い中、この作品はそういう彼女を出すことで現実味を帯びていてピリッと隠し味になっていてすごくいいです。
男だから好きになったのではなく、斑だから(スバルだから)っていうのが言わなくても伝わります。葛藤があるから彼女ともすぐに別れないんだろうなっていうのもわかる。
また、すぐに体の関係にならない所もいいです。今どきの現実恋愛ってBLの通りなのかもしれませんが、私は少なくともそうではなかった。男女でも体を重ねるのって本気であればあるほど、付き合ってすぐにとはならなかった。
ラストを忘れていたのですが…そうか、そうでしたか。
夢のあとさきって感じで切ないですね、結婚を決意する理由もさらに切なさが増しました。
昔はなんとなく読んでいただけだったのですが、年取ってまた読むと汲み取れきれなかった部分まで見えるようになって、また違う感じで良いなと思いました。