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女性ざくざくちゃんさん

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少しの物悲しさが残ります

初単行本化との事。発売おめでとうございます。
絵柄に関しては少し拙いなと感じる部分がありましたが、しっとりと読ませにくるストーリーと静かでありながら温かく、明らかになっていく真実に胸がキュッとなるラストが待っています。

過労で倒れた誠一は、もう何年も帰って居なかった実家がある山へ。土地開発で山を無くす話が出ている中、今も変わらずそこにある家には既に亡くなっているはずの父親がいて……!?

最初からお!?と引き込まれるストーリー展開で話の行く着く先が気になって読む手が止まりませんでした。
何ものにも心を動かされなかった誠一と同じようだったスイビ。2人が過ごした時間がとても温かく、このまま仲良く暮らして行くのかな?と思いきやまさかの展開。
ぜひネタバレなしで読んで欲しいです。
読後は少し物悲しさがじんわり広がりました。
その分、番外編ではふふっと笑える可愛い2人が見られてほこほこあったかい気持ちになりました♡

恋人ごっこする2人が可愛い〜!

作中にもたくさんの腐女子達(笑)が登場して尊い……と召されるのですが、読者も同じように本当の(!?)同性カップルを守るために恋人ごっこをする朔兄と何やら重〜い♡感情を持っている秋水のゼロ距離具合が可愛い作品でした!

幼なじみというだけで尊いですよね…それが幼少期からずっとだと思うと、考えただけで尊すぎて爆ぜてしまいそう!
ちょっとおバカでチョロい朔兄からの恋人ごっこの提案。ここぞとばかりに朔兄をモノにしたい秋水の押せ押せ作戦が開始されます笑
誰もいない所ならキスする必要もないのに、慣れてる感じでキスしてくる秋水。朔兄の頭の中の混乱具合が面白くて可愛かったです♡

『好きな人』をめぐってすれ違う2人ですが、秋水からのまっすぐな気持ちの告白が素敵でした!卒業式の2人の写真、またまた腐女子達が召されていて面白かったです。
本編キスのみ
描き下ろしにて1コマのみ性描写あり。高校卒業するまで健全に過ごした2人!!偉すぎる!

王道なストーリーですが、ストレスなく読めて絵柄も可愛いくて大好きでした♡

一途な思いにキュン!

佐倉先生のオオカミくんシリーズ大好きです!
今回は吠崎家の長男、雅綺さんと小さい頃にであったシェパードの犬塚直生くんのお話。
いじめに遭っていた小学生の直生を救ってくれたのが、当時高校生の雅綺。そんな2人は再会し、友人と共同経営する探偵事務所で一緒に働くようになり!?

探偵業務の前に雅綺さんが女性とホテルに入っていくシーンがあり……。(それで直生くんは彼女がいると誤解してしまうのですが)
雅綺さんの発情を散らすために入ったホテルでその時の事を聞く場面があり、女性とはお互い欲の発散のために行為をしていた…とあります。直接的な描写はないものの、少しショックではありました。

ただ、そこからの2人はお互いの事を少しずつ理解して飾らない自分で相手に安心して心を許せる存在になっていく様子が描かれていて素敵でした!
シェパードの直生くんの【犬】という特性を活かしての『待て』プレイがなんともえっちでした♡
また、この一途さはイヌ科な2人特有のものなのか…お互いに小さい頃であった思い出を大切にしていて一途にまっすぐ見ていてキュンとしました♡

電子特典も合わせて297ページという超ボリューム!!志狼くんや宇佐美くん達も少しですが登場します!前作を読んでいなくても楽しめますが、彼らの関係図を知っているとより楽しめると思います♡

好きです!!

初読みの先生でした。個人的に女装男子大好きなので表紙に飛びついたのですが、絵がとてもとても美しく、白と黒のパキッとした描写と大胆な構図で描かれていて、予想していた(?!)女装ならではのイヤらしい(何を期待していた!?)お話ではなく、じっくり読ませにくるストーリーでした!

品行方正、眉目秀麗、文武両道の生徒会長、青くんと隣に住む幼なじみの先輩ヒロのお話です。
外では優等生のイメージを崩さない青ですが、ある一定のストレスゲージが溜まると予想もしない奇行に走ってヒロを驚かせます。そんなストレスを散らすためにヒロが貰い物のセーラー服を渡すと…!?


頭が良い青の頭の中、とっても理屈っぽくて周りのイメージを崩さないために本当の自分を隠しながら生きているのがわかって息苦しさを感じました。優等生故の苦しみですよね。高いところまで来てしまったら誰にも弱いところを見せられない苦しみ。そんな中で、優等生な自分だったら絶対にしない【奇行】をする自分を作り出す事でもしかしたら存在したかもしれない未来を自ら演じ、確認しています。そんな姿を唯一見せられて本当の自分も見てくれる存在のヒロが彼にとっての大きな救いだったのが伝わりました!

セーラー服姿の【青ちゃん】とのアレそれは2人だけの秘密の背徳感と切なさがいっぱいです。
青が自分の気持ちをぶちまける所はヒロの名前が取りだたされ、ヒロだからこそ安心できるのかな、と思いました!

直接的な描写は少なめです。
電子白塗り

尻とバイン 電子 コミック

まゆハル 

つ、続き下さい…ハァハァ!!!

まゆハル先生の単話!?という事で飛びつきましたが、先生の前作を読んでる方はギャップで風邪ひくんじゃないでしょうか!?(いや、雄っぱい…先生の癖かもしれないな,とニチャリ)

親の借金で返済取り立てを迫られている円(つぶら)くんとそんな脅威から拳で守ろうとするしぃちゃん(見事な雄っぱい♡)のお話です。

いやいやいやいや、ちょっと癖が詰まりすぎてて苦しいです。(褒めてます)
まず円、関西弁!?(はぃ!?方言好き)
ジト目黒髪顔クッソイケメン(あぃあぃ好き)
おまけと言わんばかりのメガネ(ハァハァ)
癖のトリプルコンボでたまらんな〜と悶えながら、雄っぱいしぃちゃんの片想いかぁ〜とニヨニヨしていましたら、何やら展開がとんでもない事に笑

Siriを差し出す男の条件は【胸がバインバイン】
!???お、俺ぇぇぇぇ!?笑笑笑

円のしぃちゃん雄っぱい攻めがとんでもなくえちえちで、ぇぇぇコレまゆハル先生だよね!?描いたのまゆハル先生だよね!?と頭の中で若干の混乱と共にムラムラ湧き上がるモノがっ!!くぅたまんない!!!

しぃちゃんの片想いかと思わせといての、ワイプでの円の気持ち!!!
あんたら両思いやんけぇぇ!!と私のボルテージが上がり、極めつけと言わんばかりの円の舌ピを確認した所で【END】となり膝から崩れ落ちました泣

これはぜひ連載して頂きたい作品…。
いや、しなきゃダメですよ。。。
彼らの行く末見守るまでは死ねない……。

居場所を見つけた二人!

BeLuck文庫さんのレーベル作品が大好きで発売の度に追わせて頂いております。

『苛烈な愛しかいらない』はキラキラ、甘々…というよりは家族や家庭環境など、子ども達が自分1人ではどうしようもない不可抗力な問題を抱え込んでいて(だけどレオ先輩も太陽も違いはあるものの外に発散して過ごしている)、そんな彼らがお互いに救い救われる相互救済のお話でした。

廃ビルの地下室でスプレー缶を使って浮世絵のような絵を描いているレオ先輩と彼の絵に魅せられて子犬のように彼の後をついて回る天真爛漫な太陽のお話です。前述の通り、それぞれが家庭環境や家族に対してしんどさを感じている中で自分の居場所や自分の存在意義を相手との関わりの中で見つけていくのが前向きに感じられました!
本人達はしんどさを感じている、とはいうものの彼ら自身の中である程度は納得していて、でもどこか心の片隅で燻っている歯切れの悪さのようなものも感じられます。恋愛感情というよりは1人の人間として大切にしたい存在と相手を見ている彼らが素敵でした。
また、両サイドから語られる気持ちではレオ先輩の太陽に対する独占欲がちゃんと伝わってくるのがキュンとしました。
太陽の幼なじみ、流生が当て馬というよりは二人を応援してくれるポジションでナイスでした!

ただ、彼らそれぞれの家庭環境、家族の問題、そしてレオの友人、巧が少し現実離れしていてちょっとリアリティに欠けていてお話に没入できないところがありました。
また、「レオ先輩」という言葉が多用されていて読みにくさを感じました。

本編、番外編共にキスのみ描写あり。
電子特典SSは二人の初めてがしっかり描かれています♡

恋人になった二人!

続編、そしてドラマ化のお知らせが入ってきてとても喜びました!!発売おめでとうございます(*^^*)

前作で恋人同士になった日置と渡会のその後が読める今作。前作でのレビューも見返してみて、私が1番気になっていた文章の単調さ、いい回しの繰り返し表現での読みにくさですが、今作は気になる所はあまりなく自然な文章になっていて読みやすかったです!かなり気をつけて書かれたんじゃないかな?と思います。

さて気になるストーリーですが、相変わらず渡会の日置に対する重ーい愛情(日置にしてあげたい、愛したい)が彼の言動からもギュンギュン伝わってきてドキドキするシーンがたくさんありました!
特にそれぞれの家でのシーン!前作ではキス止まりだった彼らですが、やはり健全な高校生!その先も意識しだしていて…渡会が『そういう雰囲気』にさせるのが上手いですね笑
耳元で囁いたり、キスマークをつけて来たり…二人の口から「えっち」という言葉を聞くだけでにやけちゃいました!

そして今作初登場の渡会の彼女!!
渡会を忘れるために今の【彼女】に会わせてよ!というかなり自分勝手なお願いをしてくる子でどうなるのかとハラハラしましたが、渡会の毅然とした態度と日置の渡会に対する思いがしっかり語られるシーンがあってめちゃくちゃスカッとしました!!

3年生になって進路を意識するようになった彼らですが、ここでも渡会の日置への重い♡気持ちが!!将来の夢…を語るシーンで日置の夢の中に普通に渡会が一緒にいるのも渡会の嬉しい気持ちが伝わるし、その夢に向かって渡会が考えた行動力!!たまりませんね!

卒業までは少し急ぎ足にも感じましたが、1巻の二人の思い出も思い起こされてとても素敵なラストでした!

再会と救済

作者先生のお名前こそ存じているものの、『リーマンBL』のイメージが強くて手に取らずに来ました。(すみません、リーマン苦手です汗)
今回お仕事やスーツといった要素がなく、同級生同士の再会もの…という事でこれなら読めるかも!と思い手に取らせて頂きました。

仕事が原因で体調を崩した真智。ばったり再会した友人(この子は攻めではありません!笑)の勧めで10年以上離れていた地元に帰省。そこで幼なじみの然と再会します。家業を継ぎ和尚になった然は、昔とは少し印象が違っていてチャラい雰囲気に。そんな然に戸惑う真智ですが……!?

真智も然もそれぞれ過去、現在含めてトラウマというか"自分のせいで……"という自責の念が強すぎて見ていて可哀想になりました。
真智は姉の死、然は金の無心に来る母親…二人共不可抗力な力がかかって苦しんでいるのが胸が苦しいです。そんな中、それぞれの言葉だったり行動が救いとなっているところが素敵でした。
ただ、途中まで真智は然の事を飄々とした男に変わっていた…と思っていたはずなのに然の突然のキスも受け入れちゃうのか…と無理やりボーイズラブにしてきたように感じられてしまいました。(心の救済だけでも全然好きだったなぁ〜と)

最後お墓での演出、やっぱり然はみえていてお姉ちゃんもそこに…と少し余韻とミステリー感が残るラストで素敵でした!

Look@me コミック

メムゥ 

お試しから始まるイケメン男子高校生達の王道青春ラブストーリー♡

初読みの先生でした。
学年ツートップの人気を誇る高校生、藤堂庵と阿久津雅葵のお話。実は庵は隠れゲイで阿久津に密かに片想い中。ある時阿久津にマッチングアプリを見られた庵は、『お試しで付き合ってみない?』と持ちかけられ…!?

外見こそクールな見た目の庵ですが、性格はちょっと弱気で阿久津が近くにいるだけでドキドキしてしまうほどぴゅあな子です!そんな庵にグッと距離を詰めてきて「恋人らしいこと」を実践してくれる阿久津の積極的なところがドキドキします♡
阿久津も余裕があるのかな…と見せかけて可愛い庵を目の前にすると興奮が抑えられずに勢いに任せてしまうところは高校生らしいところがあって可愛かったです。

勢いに任せた結果ギクシャクしてしまった二人ですが、ちゃんと自分の気持ちをしっかり話し合えるところがとても素敵でした!
ここでも阿久津の勢いは止まらず…ちょっと初Hまでは性急だったように感じますが、庵も最初から気持ちよくなれる子でとても可愛かったです。
二人の関係に気づいた友人達の反応があったかくて友情が素晴らしかった!

電子白塗り

はぁぁぁぁ……好きです…(クソデカため息)

表紙のランドセル……ショタ好きにはホイホイすぎるよぉぉぉぉ!!!泣泣泣(最高!)

というものの、お話は高校生のヤンキーΩ怜央視点で進んで行きます。αのように喧嘩も強くてヒートもなった事がなく、Ωという記号でしかなかった性が、小学生にして強力なフェロモンを持っているヒバリくんには反応してしまい…!?

ショタおに苦手な方もいるかもしれませんが、騙されたと思って読んで欲しい〜!!
ちっちゃい騎士…って感じでフェロモンのマーキングで怜央を守ってくれるの最高にキュンっとします♡ヒバリくんもそれまでΩの匂いがダメでしたが、怜央の匂いだけは大丈夫なのも……もはや運命…!!
とはいうものの、16歳になるまでは番になれないので本編ではキスのみ。
小学生の間の性的関係のない二人も、お互いに守りあっている感じで尊いです。
そして描き下ろし!!本編から6年後の二人の番う様子がぁ!!!小さい子が身長逆転でおっきくなって守ってくれる構図…大好きすぎるので昇天しました。

とんでもなく大好きな作品でした……!!!