普段はあんまりファンタジーを読む読者ではありません
でも、ハルモト先生はピンクの表紙の作品と出会い、あまりの好きさと気持ちの昂揚が達してしまった結果ちるちるに初レビューをした作家様で、自分的にすごく想い入れのある先生です
なので今回も先生の作品なら!と思い読んでみました
なので、ファンタジー設定への理解力や順応性がかなり低い読者のレビューとなっていると思いますのでご理解下さい
この後にまだ作品が続く、という前提なので分からない事は多少あるかな?というのは理解して読みました
それでももう少し説明して欲しかったのは「魔法」について
先ず魔法使いの位置づけはどういう扱いなのでしょうか?
リュカは結局魔法使いではないって事なのか?が良く分からなかったです
テオと出会った時は既にアルバンに弟子入りしていたとは思いますが、魔法は使えないって言っています
今の所アルバンとリュカしか魔法使いが居ないので「魔法」の範囲が良く分からなかったです
ユーグの成長振りは楽しみですね
赤ちゃんってリュカは言ってましたがだいぶ成長した姿で生まれて来ていたように見えたので、あんまり赤ちゃん感はなかったです
逆に少年っぽさが良かったですが、テオとのリンクを考えるともっとユーグは青年として生まれても良かったような気がします
精神年齢的な赤ちゃんって事を指していたんだろうとは思うのですが、折角ならこの「成長」はもっとじっくり描いても良かったような気がします
今後も彼の心がどう育って行くのか?
そして育った先に何があるのか?
王都と森の生活
2人(主にリュカ)はどちらを選び、どんな日々を送っていくのか?
この物語の行く先を見守っていきたいと思います
評価は悩みましたが、まだ分からない事が多いので萌~萌2の間評価での「萌」です
始まりからこれぞ恋人編♡と一瞬で分からせて下さる2人にあまあま来ましたね⁉と心が躍る気持ちで読み始めました
大学生のファッション的恋愛面だけで終わる事がなく、しっかり今の2人だから生まれる感情をベースに彼らの世界が開けて行くのがとても輝いて見えてとても素敵でした!
ビジュアル的なイケメンというだけでなく、内面の成長も感じられるイケメンさんになって行くのがとても好きです
前巻は2人の世界に集中した印象が強かったですが、今回は彼らと関わる世界が増えた事で、2人だけで完結するお話しじゃなくなっていたのが良かったです
大学構内での彼らも、仕事場での彼らも常に注目を浴びる訳ですが、大学構内のモブ女子達は完全に背景に見えていたので、今回は仕事場での先輩モデルの龍斗さんやマネージャーの大島さん&新山さんという脇を固めてくれるキャラが安定して居た事がストーリーに良い影響が出ていたように感じました!
更に個人的に前巻で気になっていた過去のすれ違いも知れましたし、過去を経て今を共に過ごし、成長していく2人を見守れて、そして未来までも…(≧▽≦)
すごい贅沢な続刊で本当に読んで良かった!
満足です♡
大人ハクも眼鏡ハクもビジュアルが刺さり過ぎて眼福だったのも最高でした♡
発売時に既読でしたが未レビューだったので、新刊に合わせてのの読み直しと共にレビューを残します
好きな作家様なので既刊作品は割と拝読させて頂いております
あまさと切な過ぎない切なさが「BL読んでるぞ!」って思える読書感が安心出来て好きです
そして何より水彩画のような表紙が素敵で目を引きます
「あ!ひを先生作品だな♡」って一発で分かります
新刊を既読の上でのレビューなので新刊内容には触れないように注意しながら今作のレビューを書こうと思うので感想ベースです
改めて読むと読者得でしかない両片想いの両視点展開が本当に贅沢
2人のすれ違いや思い違いに「あ~~!焦れったい!」って思いながらも全くイライラする事無くその焦れを堪能し切れる王道展開
2人の再会後の熱い恋心が存分に味わえる作品です♡
私はもし、今回の続刊を読まないままだったら今作の評価は萌えと萌え2を迷った上で萌え2評価にしていたと思います
理由は「今の2人の恋」には確かに萌えるのですが、何があってこんなにすれ違ってしまったんだろう?という「過去」が気になってしまった所があったからです
でも、続刊を読んだ上で今作を読み直すと以前読んだ時とは違う角度と深度での萌えをこの巻の時点の今の2人にも感じる事が出来たので今回の評価にしました
なので、もしも…!ですが今作が合わなかった読者様がいらしたとして、でもひを先生作品は根本的に好き!という事があれば、是非とも続刊とあわせて再読をお薦めしたいなと個人的に思いました(*´▽`*)
何だかんだと家族と友達に恵まれた2人の続編でした♡
特に友達2人はすごい良い印象しかなかったです
それもこれも「類は友を呼ぶ」って事なのでしょうか?
大学生や社会人になっても一緒に集まっていて欲しいな、なんて思います
16歳から18歳への成長していく2人
この年齢だからこその真っ直ぐな奔放さや、上手くコントロールし切れないもどかしさや、言葉や態度で伝え切れない幼さがまさにアオハルな恋だな~って思える正統派な萌えを感じられる2人でした
続編もえち度のバランスが良くって良かったです(´艸`*)
特に修学旅行の部屋割り!
正直、ここはセオリーなら2人同部屋で…ってなりそうだった所を回避したのが一瞬「アラ…!」って思ったけど、ここでなし崩さなかったのが寧ろ良かったなって最後まで読むと思えて来て印象に残りました
大人になってまた2人で沖縄に行って欲しいな♡って思っています
レビューをしていなかったので、新刊に合わせてこちらにもレビューを書きたいと思います
高校生BLは好きなジャンルなので発売された時に表紙に惹かれて購入したのを覚えています(*´▽`*)
作品タイトルもちょっと意味深な感じなのかな?と思い、切ない系かな?と想像したりして前情報無しで読みました
内容は切ないと言うよりもすごく等身大な印象のある2人のお話しで、日常がベースになってるタイプで予想よりもサクサクと読めるお話しでした
サクサク読めるけれど要所要所でドキッとさせてくれる展開もあって、素敵な作家様がデビューされたんだなって思ったのも懐かしく鮮明に憶えています
作品タイトルは捻りがあった訳ではなく、割とストレートにえっちな感じの方向だったので、そこが何となく予想と違ってアレ?って思ったのも実は覚えてますが…笑
勝手に切ない系かと思って読んでいたので、そっちだったのか~!ってセルフツッコミをしました
恋模様としては攻めの恋が良く分かる構成に対して、受けが攻めを憧れや友情からシフトチェンジした所が少し分かり難いのが惜しかったかな?とは思うものの…
人見知りっ子さんからしたらあんなに構われたらやっぱり嬉しくなりそうかな?なんて思ったりもして、勝手に由希にとっては初恋なんだろうな~って自己解釈して納得しておりました
この辺も含めて続刊が読めたのはすごく良かったな!って思っているので、是非とも美山先生のデビュー作と続刊を併せて読んでみて欲しいなって思います
えっち描写も少なめ~標準位なので、あんまりエロ多めを読みたくない気分かも知れない…なんて時にもいいかな?って作品です
読み返してみると、デビュー作でも十分イラストは完成されてましたが、より表情が豊かになったんだな~という読み比べも出来て楽しかったです
この作品のテーマには「裏切り」があったと自己解釈していたのですが、その裏切りの全容が明かされる3巻です
個人的な感覚ですが、イタリアでマフィアで裏切り、忠誠…だとどうしてもかの名作映画(直訳だと神様お父さん←ヒドイ笑ですが“敢えて”…!ですのでご理解下さい)を思い出してしまうのですが…
2巻まではその路線も踏襲してるのかな?と思いながら読みましたが、3巻を読み終え、それとは全く別物なんだなって当たり前で今更なのですが切り離して読む感覚になりました
もっと情に厚くて「裏切り」とはもはや対極にすらあるような抗争劇に少~しだけ「おや?」と思いつつも、3巻終わりの怪しげな演出にまだ裏切りの布石があるのか?!というワクワクも感じています
すごくエンタメ性があるマフィアストーリーになって来ていますね!!
そんなストーリー軸を実はすごい支えてるのが急に2巻から登場したリー!
何と彼、3巻の巻頭人物紹介ではダンテとジーノの腹心の部下達とここまでストーリーを牽引したヒール役のルーカに挟まれて配置されてるんです
今後は彼が大きく関わって来るのでしょうか?!
リーというキャラもそうですし、ニコロやエンリコというサブキャラ達が実に上手く物語の中で動いてくれていて楽しいです♪
特にエンリコのちょっと情けない感じだけどすごくいいヤツって分かる配役がすごくお気に入りです(素敵な彼女が出来て欲しい…!)
緊張感を走らせたり、場を和ませたり、時には大きく物語を動かしたり!
脇キャラなのに脇じゃない
そんな彼らに興味が尽きません
あと、1巻で小技が効いてるなって思っていた飴玉の回収の仕方がすごく素敵でした(≧▽≦)ドキドキと嬉しい気分で印象に残るシーンでした♡
3巻で一旦一区切りではありますが、むしろ私はここからのダンテの巻き返しというか立身出世ストーリーにすごく期待しています!!
本当の意味で2人が肩を並べる日を楽しみに次巻をすご〜くワクワクしながらお待ちしております!
初めての作家様です
レビューきっかけで作品ページをチェックし、試し読みが出来たので覗いて…即電子サイトへ飛びました!
新しい作家様の作品を拝読させて頂く喜びも勿論ありますが、その作品が自分が求めていたのはこういう作品だったのだ…!というのを気付かせて下さるような出会いを果たせると跳びあがって喜びを表現したくなるような、静かに拳をギュっと握ってじーーーんと噛み締めたくなるような…静と動が共存するような感動が全身を駆け巡ります
この作品は私にとってまさにそんな出会いに喜びを感じる作品でした
1巻には7話が収録されています
あおの背景や性格は割と明かされていますが想にはまだ明かされていない所を多く感じます
それでも始まりが付き合っている所からなのは不安に駆られて読まなくてもいいかも知れない?という点は私にとっては身構えずに読める!という読み易さに繋がっていてありがたいです
あおのおじさんの存在やモデルだった過去なども気になります
そして出会いから一緒に住むようになったいきさつ、恋が生まれていく過程をこの後もじっくり追って行きたいと思います
この先もこの作品の世界を味わえるという喜び!
是非1人でも多くの方に知って欲しい作品だと思いました
インタビュー記事を見て驚愕しました
これで初コミックス!?
初コミックスでこれだけの引き算が出来た1冊を創り上げてしまうとは…!!
全くシリアスではないのにしっとりとした空気感で落ち着いて読ませてくれて、だけどちゃんと軽やかで楽しい気分にもなれる
そして肝心の「恋」は丁寧に…♡
彼らが送る日々をしっかり感じられるだけの登場人物や生活圏内の描写も丁度良くって、とても奥行きと広がりが感じられる
どこを取っても絶賛したい所しか見つからない…!!
唯一言いたい事があるとすれば、もっと2人を見ていたい…!と思わせる位に惹き付けられた事と後引く魅力が高すぎる終わりに続刊を望む事位でしょうか?
好青年×美少年
森君と道音君がどんな成長をして行くのか…
見守りたい、とても…!!!
あと、ヤナ君との友情も見ていたいです
どうか、、、また会えますように(´▽`*)‼
実は1巻のレビューを書いた時には人気の高さからの期待値や、キャラの持つ個性の強さに少し気圧された所があり、自分には今回合わなかったかも知れない…と思ったんです
現実的な所と非現実的な所の境目に違和感を覚えるような感覚でした
だけどマミタ先生、好きな作家様なので続刊が出たのなら!と思い1巻から続けて読んでみる事にしました
そして見事に自分の中でキャラが追い付いて来た、という感覚があり2巻は変に気が逸れたりせずに「萌え」ました♡
正直田中の事はそんなにこの巻でも好きになった感じはしないのですが、ちゃんと謝るキャラをいつまでも気にしても仕方ないし、何より慶司が許してるならそれが1番!
そしてそんな慶司の大好きがとにかく爆発してて良かったです
雀さんの過去のお話しを聞いたりした後の慶司だから伝えてあげられる言葉とかは、彼らが同性だから恋を出来たんだなって思うとまさにBLでしか味わえない胸キュンだったなって思いました
1巻で離脱しないで2巻を読んで良かったです!
この後も続くそうなので3巻も楽しみにしたいです
満点評価は雀さんの1巻からの可愛さ加減の変化が結構2巻はあった気がしたので、次巻を待ってもっとキャラを理解したい!という気持ちを繰り越したいと思います
なので、是非とも続いて欲しいです!!
大きく表情が動くことがない千堂とコロコロと多彩な表情を見せてくれる和泉
この2人のコントラクトがすごく好きです!
千堂は少ない動きの表情だからこそ目元や口元のちょっとした動きでその感情の機微にドキっとします
和泉はコロコロと楽しく見せてくれる時と、その多くの動きの中に本人が無意識の内に紛れ込ませていた抑圧された感情があった事を知り、また彼から目が離せなくなりました
目を離せずにじっくり読めたからこそ知った今の和泉の事
ここまで根深い背景が潜んでいたとは…と驚きもありました
両親の事は書くことがありませんし書く気も起きませんが、兄との関係はこの後もこのシリーズが続くようなら再構築に希望を持ってみたいな、と思いました
そして心からまた競い合う事を楽しむ顔を和泉が兄に自然と向けられる時が訪れたらいいな~と思います
その傍らで目元と口元をほんの少し緩める千堂…♡
見てみたいです!!
個人的にはちょっと大人の時間で興奮気味にSッ気を感じさせる千堂の表情も大好きでした
半開きの口から舌をペロっと少しだけ覗かせる表情…セクシーでした‼