UーMeさんのマイページ

レビューした作品

女性UーMeさん

レビュー数19

ポイント数233

今年度65位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

実感出来る成長と更なる成長の予感を感じる6巻です

恋愛だけをしてる訳ではなくって、ちゃんと恋愛を通してお互いを認め合って求め合っているのがお仕事や家族、友人たちを交えて描いて下さっているからどんどん深く知っていけるシリーズでとても読むのが大好きな作品であり2人です

この巻から湊はとうとう写真1本でやって行く様子
兎ショップでのエプロン姿も可愛くって好きでしたが、可愛いエプロン姿は静真君が今回は担当してくれてましたね♪

お仕事での湊も静真君もそれぞれ頑張ってる姿、プロフェッショナルな姿勢を見れて目に見える成長を感じます
さらに目に見えるだけではなくって「恋人」という概念に対しての成長も感じられる湊のお部屋事情エピソードからの流れも凄く良かったです

ゴールの無い2人の続いていく人生を一緒に手をずっと繋いでいく姿が見えます!!
勿論心配事もあるのですが、すごくこの6巻は2人に対して「きっと大丈夫!」という気持ちが自然と強く持てる内容でした
穏やかだけど力強さを感じる、そんな1冊でした

あと、ちょっとだけ心配していた巽先生と院長先生のお話しの分量も、静真くんと湊を全く邪魔せずにいながらも楽しめる程良さでした
むしろ次巻ではこの4人が絡みそうで楽しそうですね!

いつも時折挟まれるカラー絵が素敵なんですが、今回はいつにもましてとびきりキラキラして見えました!
特に爬虫類コラボのイラストは陰影も効いていてすごくかっこよかったです(爬虫類、得意じゃないけどすごく4人とのバランスが良かったです!!)

次回も楽しみにしています(*´▽`*)

受けだけではなく攻めにも興味湧きました!

お仕事上での自分とお家の中の自分の使い分けの落差が大きい受けの和葉さん
そんな和葉さんと久々の再会を果たしたのも束の間、一気に一緒に住む(居候)流れになる始まり
だいぶトントンとお話しが進む感じではありますが、その中でさえもしっかりキャラに興味を持たせてくれる流れと作画が素晴らしいです

始まりが受けの和葉さんなので、お話しの大方は和葉さん中心で進みますし、その特徴的なメンドクサめな厄介な性格故に気になって目が離せません

でも、終盤にかけて見えて来る三上君という人物の隠されたヤバさも実はなかなかのもので…私的にはかなり後から見えて来た三上君の真実には結構驚かされました!
単なる健気なお世話樹ワンコなだけではなかったんですね~
そんな隠された部分をずっと隠したまま進むのに、いざそこが明かされても驚きはあっても違和感は無いのです!
ちゃんとキャラの知られざる一面としてすんなり受け入れられるんです
こういう人物の描き出し方が自然でやっぱり好きな作家様だな~とつくづく思う作品だったと思います

物語としては「割れ鍋に綴じ蓋」な2人なので、きっと和葉さんタイプのお仕事頑張り過ぎちゃう人には三上君の存在は羨ましい限りに映る所もありそうですね
お互いにとってとっても良いパートナーですし、きっと一緒に居る事でもっとお似合いの2人になって行きそうですね♡

綺麗事なだけじゃないから嘘を感じない

ホストクラブというキャストは「夢」を見せ、客は「夢」を買う
大事なのは「夢」であって「嘘」ではない事

この理論はホストクラブが好きじゃないと成り立ちそうにない
実際私自身はホストクラブにはご縁がないので「好き」とかではないと思います
だけど、この作品の中で描かれてるキャラ達のマインドは「理解が出来る」し、それだけじゃなくって「かっこいい」とすら思える

しかもかっこいいと思えるのがホストであるBL的なキャラだけではなく、客として描かれる女の子達も素直にかっこいい!って思えるんです

何がそう思わせるのか?
それは、キラキラした華やいだ世界に居ながらも綺麗な所ばかりを見せるのではなく、その一瞬の時間を支えている決してキラキラばかりしてる訳では無い時間も見せてくれるから
汚い感情も見栄やプライドすらも曝け出す
這いつくばってでも手に入れたい物に実直な感情の生々しさ
そんな人間臭さの上で精いっぱい背筋を伸ばし胸を張り顔を上げて「夢」を見る

例え一瞬でも手に入れた時間は「嘘」ではなく「夢」なんだなと納得するしかない彼らの世界のルール

きっと縁が無いからこそ格好良くも見えるんだと思う
縁が無いけれど虚構には全く見えないのは、彼らを支えてる時間に自分とそう変わらない人間臭さを見れてしまう一瞬を感じられるから

自分と近い所も感じながらも自分では決して持てないような強さや意地を感じられる
だから全く縁の無いと感じる世界観の彼らが余計格好良く見えるんだと思うのです

そんな駆け引きや綱渡り感のある神経の休まら無さそうな中で一際大きく見える暁と朱里さん
特に暁のウラオモテの無さはある意味この世界のルールを破るような真っ直ぐさ
そんな暁に夢を見てしまう気持ち、すごく分かるな~って思いました

マリィちゃんもあんなに真っ直ぐにぶつかって来られたら取り繕う事も出来なくなっちゃったんだろうなって思うと、あの2人の言い合いは読み返せば読み返す程愛おしくなってしまいます

すごく読み応えのある1,2巻でした
続編も勿論心待ちにしたいと思います!!

読んでると自然に笑顔になってしまう「甘やかさ」が最高です!

普段多くは無いですがレビューを書いてる作品はほぼ感想をお伝えしたい気持ちが高まって書く事が多いです
でも、前作でこの作品に出会った時には感想を伝えたい気持ちよりも「分かち合いたい!」そして「お薦めしたい!!」という気持ちが凄く強く沸き上がったのを今もしっかり覚えています
それ位衝撃的な出会いで大好きな作品です♡

そんな続刊を読み思ったのが、前作を読んだ時と全く一緒でw
デジャヴかな?と思った位です

読み終わって皆さんのレビューを読んで、そこ!私も一緒に叫びましたー!とか、ケイさんのオンオフの色気とカッコよさとお茶目さ最高です!とか智也君の可愛さ再認識!!って思ったりと、本当に読後も楽しい気分、幸せな気分が続いていて嬉しくって堪りません(≧◇≦)

そして1番はやっぱり、まだまだ2人を見ていたい…!という想いが1番強いです

甘さも大好きですが、ベタベタな甘さだけでなく、可愛らしかったりコミカルだったりの自然と笑顔になってしまう「甘やかさ」の空気感が本当に素敵です

お気に入りはいっぱいありますが、特に本編終わり間近に智也君の最高のケイさんのベストショットを撮る為の必死さとか、ほんとに笑っちゃうのに愛らしいし、そんな智也君を満更でもなく思ってるケイさんもまた素敵で!!このシーン凄く好きです♡
こんな2人、ほんとにオフステージじゃないと絶対に見れませんもんね?!

読者を自然と笑顔にしてくれる最高の作品だと思います!!

フィクションなのに…!

商業BL作品なので当然「フィクションだ」と分かっていても読者の感情を刺激する2巻!

フィクションなのに、フィクションだから、が入り交じって読んでしまう展開でした

フィクションでありながらも吉田と明人の気持ちが体以上に重なって行くリアリティに引き込まれます
その過程を映し出す日常の地続きにある2人の逢瀬がもたらす背徳感が凄かった
だからこそ、2人に凄く意識を集中して気持ちも持って行かれます
本来ならもっとその存在を感じるはずの明人の奥さんの事さえも忘れてしまう位に…

なのにそこでしっかりリマインドされる明人が既婚者である事実も描き出されます
彼女の存在を単なる明人の嫁、としてだけ出すのではなく、彼らを取り巻く日常にしっかり息づいた1人の吉田彩未という女性として読者にも示して来る

その上で「離婚」をちらつかせない現状を展開する…
・・・凄いと思う

この流れなら商業BLであればそろそろ「離婚」という選択肢が浮かび上がってもいいのに一切出ない
これこそが「生々しさ」なんだと思う

確かに昔ほど離婚の敷居は高くなくなったと思う
それでも一時の寂しさなのか?離婚して傷付くのは誰なのか?とか、色々考えなきゃいけない事は山程あるだろうし、きっと明人はそういうのを考え出したらもっと悩むだろうから、彼に取って「離婚」はそんなにすぐに思い浮かぶ選択肢ではないんだと思うのです

そこにモヤモヤする読者が居るのは分かる
けれど私はあくまでもそこをおざなりにしないうぐいす先生の作品への向き合い方がとても好きです

読者が求めている事を雑にする訳ではなく、先ず先生がこの作品をどう描き上げて行かれたいか?が垣間見える2巻だったと思います

先生の商業デビュー作となるこの作品
どうか、先生の作品への向き合い方を貫いて見せ切って欲しいと思います
デビュー作からシリーズで出る事がもう既に素晴らしい事ですし、先生にしか描けないこの切り口を求める読者としてとても先を楽しみにしています!!!

温かさに満ちた世界に心が満たされます

チャーシューマダムにヤラレました!!
きっと色々と不安もあったと思うんです、穣
そんな穣をどれだけ温かく包んでくれた言葉でしょうか
今の穣だけでなく過去の自分をも受け入れたくらるようなマダムの言葉
帰り道に涙腺が崩壊して思わず泣いてしまった穣の背中にこちらの涙腺も大決壊しました
本当に素敵で温かいシーンでした

無印巻の穣の出張がココに繋がって来るのか~!という嬉しさもあり何か色々胸がいっぱいになる展開でした

しかもここで終わりじゃなかった!
種くんの成長が素晴らしく、だけどやっぱり変わらず「弟」であって穣は「お兄ちゃん」
本当にこれでもか!って位に泣いてしまいました

この先もまたみんなに会いたいです
本当に素敵なシリーズだと思います

続きがある!と分かって読んでも大満足でした

先ずは何を置いても小っちゃい種ちゃんだ!!嬉しいーー♡ってなりましたw
「ゆかた」も「ぱてぃ」も健在!(だけど「おかわり」って言える成長もしてる!!)
とにかく幸せな始まりにワクワクです(≧▽≦)

そしてその先…!
その先はもっともっと幸せでしたーーー!
自分の恋人を好きだなっていう実感が感情を突き動かして思わずその想いを相手(穣)に電話してそのまま伝えてしまう豊の素直さ(≧▽≦)
恋をしてる、していく2人の幸せそうな姿がたまらなかったです!!!

前巻で気になった豊のお家事情(兄との関係)や豊の過去も少し前進

少しずつ時間を重ねて会話を重ねて心を重ねて行く2人の姿
本当に素敵な続刊であり2巻への布石でもありました
しかもこの終わり!!
益々続きを読めるのが楽しみになりますね♡

僕らの食卓 コミック

三田織 

「この痛みが愛した証」…痛みを幸せと言える出会い

上田家の人々の温かさが琴線に触れました

いつも陽気なお父さん
そんなお父さんが亡くされた奥さんの事を想い出しながら豊に話した言葉
「…この痛みは妻を愛した証なんだ」「この痛みを味わえてぼくは幸せだ」
この言葉を生み出せる三田織先生の心根がこの作品に流れる温かさと哀しみを支えてるんだと思います

種くんの底抜けの可愛らしさ、穣の不器用な優しさ、豊の愛情深さ
知れば知るほど滲み出て来る人の奥深さに触れさせてくれる世界

3人のお名前が既に素敵でした
撒いた種が豊かに穣る
まさか、、、種くんがあんなに大きな姿になってる事には驚きましたがw
描き下ろしまで幸せな1冊でした
あとがきで先生も書かれたましたが、豊の実家の事や2人自体のお話しに関してはこの1冊だけだとまだ知りたい事がたくさん!な状態なので、そこを評価には反映しています
でも、当然続きがあるので続きを読みたいと思います!!

広がる世界観♪ 

「エンサークルメントラブ」はずっと読んでいる作品で淀川先生を知った作品でもあるので大好きです
そんな作品のスピンオフとなれば当然気になります!!
しかも既にフラグ、立ってましたもんね♪

「エンサークルメントラブ」は10代らしさが迸る勢いやほっこり可愛い空気感が楽しめる作品ですが、今作の「アンチラバーズ・マインドバトル」は性急さは極力抑えつつ進む展開に魅力を感じます

しかもスピンオフ作品として元作との関わり方も絶妙なのもシリーズ読み読者にとっては嬉しい世界観の広がりを味わえるのも嬉しいポイントでした

神評価と迷いましたが、全5話+描き下ろし
もう1話あったら嬉しかった!
ハル兄ちゃんのデレにデレる赤瀬川という無限可愛い時間の延長を味わいたかったという気持ちが残っています

赤瀬川とヒロの再会とかもあるのでしょうか?
ヒロは覚えているのかな?( ´艸`)

あとがきを拝見した限りだと、また再会出来るチャンスはありそう?!という今後への期待を込めて今回は評価しました

好きな所が一度に味わえる♡

社会人BLも高校生BLも大好きです!
そんな私にはご褒美でしかない1冊でした♡

社会人の時点から始まり高校生時代を振り返るお話しは結構再会ものでは王道かな?とは思います
その中でどれ位の分量で振り返り部分を差し込むか?が作品毎の個性にもなると思うのですが、今作は今、私が読みたかった気分にベストな分量で「今と過去」を織り交ぜて読ませてくれました

アオハルのやり直しでもあり新たなアオハルでもある!
そんな今昔を一度に味わえるなんて幸せ過ぎるお話しでした

願わくは…2人の再会のきっかけとなった「催事」とかを通してでも良かったので仕事面での2人の接点も見たい!!
アオハル真っただ中にいる2人のお付き合い編、見れたりしないかな?と願望が生まれます

更に言うなら2人が疎遠だった時の振り返りとかも見たいです

是非とも続編をお願いしたいお話しでした