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女性UーMeさん

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あと一押し欲しかった!は欲張りでしょうか???

普段あんまり読まないタイプのバディBL!
試し読みしてみた作画がとても良かったのと、読み易そうなテンポ感も気になり読んで見ました

便利屋という設定ですが探偵さんみたいな感じですね
でもあくまでも便利屋さんなので町のご老人のお家のお手伝いから危険な潜入までこなしてしまいます
そんな事務所を営んでるのが受けの円(まどか)さんなのですが、彼のお名前に因んで「エン」でもあり、そして「縁」でもあるのが素敵なネーミングですね

円さんの過去を序盤に作画の動きで匂わせる描写(ストーカーを確保する時の”スカ”っていう所!)とか、読者に「お?!」って思わせるのが上手で良かったです!

そして攻めの友との時間も程良い距離感での駆け引きみたいな感じが焦れモダ感覚でBL的にも楽しめました

全体的な印象としてすごく読み易いけどエピソードにはしっかり読み応えもあってとても充足感のある作品でした

だからこそ、やっぱりもう少し円さんの過去は知りたかったです!
特にプライベート=恋愛事情が凄い気になりました
友くんをスムーズに導く経験値ありそうなあの流れを見て、どうしても気になってしまいました
あともうひと押しをここで欲しがるのは読者の我儘でしょうかね。。。と思いながらも気になってしまったので、その辺を込めた評価にしました

なので、是非とも友くんが大学を卒業した後の「その後編」などを検討して下さったらとても嬉しいです(≧▽≦)!!

后と河 2 コミック

山中ヒコ 

難しいけど難しくない

「治水」に関するお話しがすごく本格的で驚きました
描かれてる内容がすごい専門的です
なので難しい事も描かれてるのですが、ちゃんと読んで見て理解出来るように落とし込まれてるので私でもちゃんと分かります

そして、同時に彼らが大きな仕事に挑んでる事が粛々と伝わって来ます
1巻では初めて読む「中華BL」にドキドキしましたが、この世界にも慣れたように感じますしそれ以上に今回は「本格お仕事BL」としての楽しみを見せてもらえてとても満足度が高かったです

さらにBLを読んでる読者としての本懐でもある「恋愛パート」にはすっかり魅了されました!!
切なさともどかしさがロマンティックに描かれていて大変トキメキました♡

いよいよ…!!!という終わり方には見悶えましたが、益々3巻が楽しみになりました
大好きなシリーズ作品です!

ハイクラスミドルエイジ男子カタログ図鑑

凄い‼さながら”図鑑”と呼んでしまいたくなる位にハイクラスなメンズ達がわんさか出て参ります

しかも単に「お金持ち」というハイクラスなメンズではなく、お家柄や職業に裏打ちされたノブレス・オブリージュ精神を備えたメンズ達です
ノブオブメンズ(勝手に略しますw)達だからこそのスマートな立ち居振る舞いが正に紳士でありながらも、紳士になり切れない部分もあったりする⁈そんな彼らの人間味を含めて観察をさせていただけるような1冊に、ずっと心がトキメイテいました

彼らの関係性や出自を会話劇の中で感じさせる面白さ、そしてキャラを反映したそれぞれのビジュアルの描き分け!
漫画としての面白さがギュッと濃縮されていますね♡
本当に素敵な作品(*´▽`*)

今回のお話しメインとなった2人も素敵でしたーーー♡
大雅さんの押し殺すような忍耐具合に萌え、煌己さんのいざとなった時の漢気に萌えました(≧▽≦)
2人の関係性や性格が現れたキスシーンもとても良かったです
きっと色んな事が想い巡ってしまったんだと思うのですが、躊躇する大雅さんを包み込むように迎える煌己さん!最高でした!!

2人もそうですが、他の会員さん達のお話しもこれで終わるなんて事…ないですよね?
絶対に続きが読みたいです!!
どうかよろしくお願いします!
待っています!

LoveとLifeの扱いのバランス

良い仲間、温かい家族、守りたいものがある人も守られていい
強くあり続けたいと踏ん張っている人や、あり続ける事にしんどさを感じてる人が読んだらホロっと来たり、グサッと来たりしそうな刺さる作品だったと思います

善と悪が分かり易い構図になっている面と、誰も悪くはなかったからこそ消化し切れない面があってすごく心が騒がしくもありました

ストーリー自体に激しさがある訳ではないのに、読み心地で感情が揺さぶられるような作品でした

BLのLはLoveと言うよりもLifeに比重がある作品なのかな?と個人的には感じました
決してLoveが無い訳ではありません
でも、Loveがある事で読み易くなっているけれど、扱ってるそれぞれの抱えてる事情は恋愛とは角度がだいぶ違う切込みをしてるし、むしろ然も真智も1番心のわだかまりになっていた事だと思います

LoveもLifeも描く作品としては少しばかりページ数が足りなかったようにも感じる読み心地には思いました

敢えて踏み込まないからこその口当たりという面も分る反面、私としてはもっと読み込みたかった知りたかったと思う感情も残りました

LoveとLifeを扱う作品を1冊にまとめるバランスの難しさを感じましたが、それでも温かな想いを汲み取れる場面も多く、読後は決して悪いものではありませんでした

里先生の2冊同時刊行という大仕事に心からの感謝をお伝えしたいです

百と卍 7 コミック

紗久楽さわ 

日本という国が人が江戸文化を生んだ事を誇りに思いました

大らかで繊細で不器用で。。。‼
愛嬌と情があれば多少の困難は乗り越えられる‼
江戸が生んだ多くの文化や精神は今もきっと多くの人々の心に響くものがあるんだと、この作品を読むと、そう信じられます

江戸時代は日本人が元気だった時代のひとつなんだな、とつくづく思います
脈々と続く人々の営みと想い
そんなひとつの物語がこの「百と卍」という世界に織り込まれていたのだと受け取りました

この物語を読み「美しい」と思える事もきっと先人達からの贈り物なのだな、と百の言葉を読み深い郷愁に包まれたように感じます
そして、そう思える事に深い感慨を覚えます
こんな感情を呼び起こして下さった紗久楽さわ先生に心からの敬服と深謝の想いが届けば嬉しい限りです

作品に心を揺さぶられたいと願う全ての読者の方に読んで欲しい
素晴らしいシリーズ作品がここに完結
どうか1人でも多くの方の手元に迎えられ、この幸せな気持ちを共有出来たら幸いです

ずっと見守らせて欲しい2人

彼らの優しい強さに勇気を貰います
2人が成長していく姿を見守らせてもらう事で自分もほんの少し強くなれるような気持ちになっています

押し付け感がある訳では決してないけれど、ほんの少しだけでも「がんばらないとな!」って思わせてくれるんです

懸命に日々を送り、真摯に選択をしている姿に勝手に身が引き締まるというか…
普通に頑張るって大事だし、そんな時間を過ごしてる人が幸せに過ごせる世の中であって欲しいし、その為に自分も出来る事を頑張ってみようかな?って思ったりしちゃいます

今回も素敵なエピソードがたくさんでしたが、この作品らしいカミングアウトというテーマをより濃く感じた2人それぞれの家庭を一緒に訪ねるお話しが1番印象に残りました
子供である2人の多様性と同時にある意味親の多様性も考えさせられました
こういう所がすごく真摯な作品だとしみじみ思います

願わくは2人の同棲編も見守りたい…見守らせて欲しい!!と心から思っています
「朝が来たら、ふたりは」→「夜をこえて、ふたりで」という時間経過を感じさせる素敵な作品タイトルも大好きです

2人が更に時を重ねる続刊で「四季を巡る、ふたりを」見れたら本当に幸せな事だろうなって思っています

今後もずっと応援しています

実感出来る成長と更なる成長の予感を感じる6巻です

恋愛だけをしてる訳ではなくって、ちゃんと恋愛を通してお互いを認め合って求め合っているのがお仕事や家族、友人たちを交えて描いて下さっているからどんどん深く知っていけるシリーズでとても読むのが大好きな作品であり2人です

この巻から湊はとうとう写真1本でやって行く様子
兎ショップでのエプロン姿も可愛くって好きでしたが、可愛いエプロン姿は静真君が今回は担当してくれてましたね♪

お仕事での湊も静真君もそれぞれ頑張ってる姿、プロフェッショナルな姿勢を見れて目に見える成長を感じます
さらに目に見えるだけではなくって「恋人」という概念に対しての成長も感じられる湊のお部屋事情エピソードからの流れも凄く良かったです

ゴールの無い2人の続いていく人生を一緒に手をずっと繋いでいく姿が見えます!!
勿論心配事もあるのですが、すごくこの6巻は2人に対して「きっと大丈夫!」という気持ちが自然と強く持てる内容でした
穏やかだけど力強さを感じる、そんな1冊でした

あと、ちょっとだけ心配していた巽先生と院長先生のお話しの分量も、静真くんと湊を全く邪魔せずにいながらも楽しめる程良さでした
むしろ次巻ではこの4人が絡みそうで楽しそうですね!

いつも時折挟まれるカラー絵が素敵なんですが、今回はいつにもましてとびきりキラキラして見えました!
特に爬虫類コラボのイラストは陰影も効いていてすごくかっこよかったです(爬虫類、得意じゃないけどすごく4人とのバランスが良かったです!!)

次回も楽しみにしています(*´▽`*)

受けだけではなく攻めにも興味湧きました!

お仕事上での自分とお家の中の自分の使い分けの落差が大きい受けの和葉さん
そんな和葉さんと久々の再会を果たしたのも束の間、一気に一緒に住む(居候)流れになる始まり
だいぶトントンとお話しが進む感じではありますが、その中でさえもしっかりキャラに興味を持たせてくれる流れと作画が素晴らしいです

始まりが受けの和葉さんなので、お話しの大方は和葉さん中心で進みますし、その特徴的なメンドクサめな厄介な性格故に気になって目が離せません

でも、終盤にかけて見えて来る三上君という人物の隠されたヤバさも実はなかなかのもので…私的にはかなり後から見えて来た三上君の真実には結構驚かされました!
単なる健気なお世話樹ワンコなだけではなかったんですね~
そんな隠された部分をずっと隠したまま進むのに、いざそこが明かされても驚きはあっても違和感は無いのです!
ちゃんとキャラの知られざる一面としてすんなり受け入れられるんです
こういう人物の描き出し方が自然でやっぱり好きな作家様だな~とつくづく思う作品だったと思います

物語としては「割れ鍋に綴じ蓋」な2人なので、きっと和葉さんタイプのお仕事頑張り過ぎちゃう人には三上君の存在は羨ましい限りに映る所もありそうですね
お互いにとってとっても良いパートナーですし、きっと一緒に居る事でもっとお似合いの2人になって行きそうですね♡

綺麗事なだけじゃないから嘘を感じない

ホストクラブというキャストは「夢」を見せ、客は「夢」を買う
大事なのは「夢」であって「嘘」ではない事

この理論はホストクラブが好きじゃないと成り立ちそうにない
実際私自身はホストクラブにはご縁がないので「好き」とかではないと思います
だけど、この作品の中で描かれてるキャラ達のマインドは「理解が出来る」し、それだけじゃなくって「かっこいい」とすら思える

しかもかっこいいと思えるのがホストであるBL的なキャラだけではなく、客として描かれる女の子達も素直にかっこいい!って思えるんです

何がそう思わせるのか?
それは、キラキラした華やいだ世界に居ながらも綺麗な所ばかりを見せるのではなく、その一瞬の時間を支えている決してキラキラばかりしてる訳では無い時間も見せてくれるから
汚い感情も見栄やプライドすらも曝け出す
這いつくばってでも手に入れたい物に実直な感情の生々しさ
そんな人間臭さの上で精いっぱい背筋を伸ばし胸を張り顔を上げて「夢」を見る

例え一瞬でも手に入れた時間は「嘘」ではなく「夢」なんだなと納得するしかない彼らの世界のルール

きっと縁が無いからこそ格好良くも見えるんだと思う
縁が無いけれど虚構には全く見えないのは、彼らを支えてる時間に自分とそう変わらない人間臭さを見れてしまう一瞬を感じられるから

自分と近い所も感じながらも自分では決して持てないような強さや意地を感じられる
だから全く縁の無いと感じる世界観の彼らが余計格好良く見えるんだと思うのです

そんな駆け引きや綱渡り感のある神経の休まら無さそうな中で一際大きく見える暁と朱里さん
特に暁のウラオモテの無さはある意味この世界のルールを破るような真っ直ぐさ
そんな暁に夢を見てしまう気持ち、すごく分かるな~って思いました

マリィちゃんもあんなに真っ直ぐにぶつかって来られたら取り繕う事も出来なくなっちゃったんだろうなって思うと、あの2人の言い合いは読み返せば読み返す程愛おしくなってしまいます

すごく読み応えのある1,2巻でした
続編も勿論心待ちにしたいと思います!!

読んでると自然に笑顔になってしまう「甘やかさ」が最高です!

普段多くは無いですがレビューを書いてる作品はほぼ感想をお伝えしたい気持ちが高まって書く事が多いです
でも、前作でこの作品に出会った時には感想を伝えたい気持ちよりも「分かち合いたい!」そして「お薦めしたい!!」という気持ちが凄く強く沸き上がったのを今もしっかり覚えています
それ位衝撃的な出会いで大好きな作品です♡

そんな続刊を読み思ったのが、前作を読んだ時と全く一緒でw
デジャヴかな?と思った位です

読み終わって皆さんのレビューを読んで、そこ!私も一緒に叫びましたー!とか、ケイさんのオンオフの色気とカッコよさとお茶目さ最高です!とか智也君の可愛さ再認識!!って思ったりと、本当に読後も楽しい気分、幸せな気分が続いていて嬉しくって堪りません(≧◇≦)

そして1番はやっぱり、まだまだ2人を見ていたい…!という想いが1番強いです

甘さも大好きですが、ベタベタな甘さだけでなく、可愛らしかったりコミカルだったりの自然と笑顔になってしまう「甘やかさ」の空気感が本当に素敵です

お気に入りはいっぱいありますが、特に本編終わり間近に智也君の最高のケイさんのベストショットを撮る為の必死さとか、ほんとに笑っちゃうのに愛らしいし、そんな智也君を満更でもなく思ってるケイさんもまた素敵で!!このシーン凄く好きです♡
こんな2人、ほんとにオフステージじゃないと絶対に見れませんもんね?!

読者を自然と笑顔にしてくれる最高の作品だと思います!!