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フィクションなのに…!

商業BL作品なので当然「フィクションだ」と分かっていても読者の感情を刺激する2巻!

フィクションなのに、フィクションだから、が入り交じって読んでしまう展開でした

フィクションでありながらも吉田と明人の気持ちが体以上に重なって行くリアリティに引き込まれます
その過程を映し出す日常の地続きにある2人の逢瀬がもたらす背徳感が凄かった
だからこそ、2人に凄く意識を集中して気持ちも持って行かれます
本来ならもっとその存在を感じるはずの明人の奥さんの事さえも忘れてしまう位に…

なのにそこでしっかりリマインドされる明人が既婚者である事実も描き出されます
彼女の存在を単なる明人の嫁、としてだけ出すのではなく、彼らを取り巻く日常にしっかり息づいた1人の吉田彩未という女性として読者にも示して来る

その上で「離婚」をちらつかせない現状を展開する…
・・・凄いと思う

この流れなら商業BLであればそろそろ「離婚」という選択肢が浮かび上がってもいいのに一切出ない
これこそが「生々しさ」なんだと思う

確かに昔ほど離婚の敷居は高くなくなったと思う
それでも一時の寂しさなのか?離婚して傷付くのは誰なのか?とか、色々考えなきゃいけない事は山程あるだろうし、きっと明人はそういうのを考え出したらもっと悩むだろうから、彼に取って「離婚」はそんなにすぐに思い浮かぶ選択肢ではないんだと思うのです

そこにモヤモヤする読者が居るのは分かる
けれど私はあくまでもそこをおざなりにしないうぐいす先生の作品への向き合い方がとても好きです

読者が求めている事を雑にする訳ではなく、先ず先生がこの作品をどう描き上げて行かれたいか?が垣間見える2巻だったと思います

先生の商業デビュー作となるこの作品
どうか、先生の作品への向き合い方を貫いて見せ切って欲しいと思います
デビュー作からシリーズで出る事がもう既に素晴らしい事ですし、先生にしか描けないこの切り口を求める読者としてとても先を楽しみにしています!!!

温かさに満ちた世界に心が満たされます

チャーシューマダムにヤラレました!!
きっと色々と不安もあったと思うんです、穣
そんな穣をどれだけ温かく包んでくれた言葉でしょうか
今の穣だけでなく過去の自分をも受け入れたくらるようなマダムの言葉
帰り道に涙腺が崩壊して思わず泣いてしまった穣の背中にこちらの涙腺も大決壊しました
本当に素敵で温かいシーンでした

無印巻の穣の出張がココに繋がって来るのか~!という嬉しさもあり何か色々胸がいっぱいになる展開でした

しかもここで終わりじゃなかった!
種くんの成長が素晴らしく、だけどやっぱり変わらず「弟」であって穣は「お兄ちゃん」
本当にこれでもか!って位に泣いてしまいました

この先もまたみんなに会いたいです
本当に素敵なシリーズだと思います

続きがある!と分かって読んでも大満足でした

先ずは何を置いても小っちゃい種ちゃんだ!!嬉しいーー♡ってなりましたw
「ゆかた」も「ぱてぃ」も健在!(だけど「おかわり」って言える成長もしてる!!)
とにかく幸せな始まりにワクワクです(≧▽≦)

そしてその先…!
その先はもっともっと幸せでしたーーー!
自分の恋人を好きだなっていう実感が感情を突き動かして思わずその想いを相手(穣)に電話してそのまま伝えてしまう豊の素直さ(≧▽≦)
恋をしてる、していく2人の幸せそうな姿がたまらなかったです!!!

前巻で気になった豊のお家事情(兄との関係)や豊の過去も少し前進

少しずつ時間を重ねて会話を重ねて心を重ねて行く2人の姿
本当に素敵な続刊であり2巻への布石でもありました
しかもこの終わり!!
益々続きを読めるのが楽しみになりますね♡

僕らの食卓 コミック

三田織 

「この痛みが愛した証」…痛みを幸せと言える出会い

上田家の人々の温かさが琴線に触れました

いつも陽気なお父さん
そんなお父さんが亡くされた奥さんの事を想い出しながら豊に話した言葉
「…この痛みは妻を愛した証なんだ」「この痛みを味わえてぼくは幸せだ」
この言葉を生み出せる三田織先生の心根がこの作品に流れる温かさと哀しみを支えてるんだと思います

種くんの底抜けの可愛らしさ、穣の不器用な優しさ、豊の愛情深さ
知れば知るほど滲み出て来る人の奥深さに触れさせてくれる世界

3人のお名前が既に素敵でした
撒いた種が豊かに穣る
まさか、、、種くんがあんなに大きな姿になってる事には驚きましたがw
描き下ろしまで幸せな1冊でした
あとがきで先生も書かれたましたが、豊の実家の事や2人自体のお話しに関してはこの1冊だけだとまだ知りたい事がたくさん!な状態なので、そこを評価には反映しています
でも、当然続きがあるので続きを読みたいと思います!!

広がる世界観♪ 

「エンサークルメントラブ」はずっと読んでいる作品で淀川先生を知った作品でもあるので大好きです
そんな作品のスピンオフとなれば当然気になります!!
しかも既にフラグ、立ってましたもんね♪

「エンサークルメントラブ」は10代らしさが迸る勢いやほっこり可愛い空気感が楽しめる作品ですが、今作の「アンチラバーズ・マインドバトル」は性急さは極力抑えつつ進む展開に魅力を感じます

しかもスピンオフ作品として元作との関わり方も絶妙なのもシリーズ読み読者にとっては嬉しい世界観の広がりを味わえるのも嬉しいポイントでした

神評価と迷いましたが、全5話+描き下ろし
もう1話あったら嬉しかった!
ハル兄ちゃんのデレにデレる赤瀬川という無限可愛い時間の延長を味わいたかったという気持ちが残っています

赤瀬川とヒロの再会とかもあるのでしょうか?
ヒロは覚えているのかな?( ´艸`)

あとがきを拝見した限りだと、また再会出来るチャンスはありそう?!という今後への期待を込めて今回は評価しました

好きな所が一度に味わえる♡

社会人BLも高校生BLも大好きです!
そんな私にはご褒美でしかない1冊でした♡

社会人の時点から始まり高校生時代を振り返るお話しは結構再会ものでは王道かな?とは思います
その中でどれ位の分量で振り返り部分を差し込むか?が作品毎の個性にもなると思うのですが、今作は今、私が読みたかった気分にベストな分量で「今と過去」を織り交ぜて読ませてくれました

アオハルのやり直しでもあり新たなアオハルでもある!
そんな今昔を一度に味わえるなんて幸せ過ぎるお話しでした

願わくは…2人の再会のきっかけとなった「催事」とかを通してでも良かったので仕事面での2人の接点も見たい!!
アオハル真っただ中にいる2人のお付き合い編、見れたりしないかな?と願望が生まれます

更に言うなら2人が疎遠だった時の振り返りとかも見たいです

是非とも続編をお願いしたいお話しでした

まだ見たい2人がたくさんあります!

じりじりと上昇して来るランキング!早く読みたかったーー!好きな作家様なのでお迎えはしていたのになかなか時間が取れず読めなかったですが、やっと読めました♡

内容としてはリーマンBLです
関係性は相棒とケンカップルの間のようなこの2人の性格が反映した絶妙な空気感を感じられる同期
すごくこの関係性が響きました
創作としての設定付加をやり過ぎてなくって、でも創作ならではの良さも忘れてない

攻めにはスパダリ要素、受けには不憫要素
でも2人ともそこを強調し過ぎない
だけどそこからは逃れられないし忘れていない
この塩梅が本当に良かったです

だからこそ、この2人だからこその「この後の2人」がまだ見たいです
攻めが会社や家の事をどう対峙していくか、受けが夢に向かってどう進んで行くか、それを2人でどう乗り越えて行くのか?
そしてまた一緒に誕生日を祝う日が見たいです!!!

続編を!そしてどうかまた2人に会わせて欲しい!!と願いたくなる素敵な作品でした(*´▽`*)

1点だけ気になった事がありました

21話の最終ページ(40ページ)のバイト帰りの電車の中の常盤のモノローグが気になります
バイト先の人の言葉でしょうか?
「そういうの気にするタイプなんだ ×××とかしそうなのにね」
という所
この「×××」って何でしょうか・・・???
過去巻にあったのかな?
読み返さないで今回読んだから忘れてたのかなぁ・・・?
そこ以外は特に過去巻読み返さないでもすんなりいけたけど、ここだけが気になってしまった所でした。。。
それとも今後への布石なのでしょうか?

今回は大好きな常盤兄妹コラボも見れたので満足なんですが、この自分的な引っ掛かりの部分があったのでそこを評価に反映しました

尚、修正の下方修正もやっぱり気になったので…実は実質2点気になりました!!

それでもときゆずはずっと見ていたい2人なので6巻も勿論楽しみにしています(*´▽`*)

ラムダンの誘い方がどこまでも“ラムダン”そのものでした♡

ウルジを信じ、ウルジの覚悟にラムダンもしっかり応えようとしていく姿がとても神々しいし愛おしい!!
本当に好きな受けキャラさんです、ラムダン♡

そして今回はそんなラムダンがどこまでもラムダンらしいな!ってほっこりしつつも、やっぱりちゃんと男の子なんだなって感じさせてくれるウルジへのお誘いシーンがとっても印象的でした
ちょっと可愛らしくってクスッとしてしまったけれど、ラムダンがこんなにも素直にウルジに態度を示すようになるなんて…!!と、感慨深さも感じてしまう、とっても印象深いシーンとなりました

8巻だけで見たらほんと、安心して読める1冊でした(*´▽`*)

でも、、、ここまで来るまでの様々な布石を考えるとそう安心し切っていられる訳でもないので、、、
その辺を考えて読むと逆にこの穏やかさが怖くもなるような。。。

ほんと、どこまでも読者を惹き付けて下さるシリーズですね!
次回も楽しみにお待ちしております!!!

図書館とゲーセン

前巻で修学旅行のお話しは出ていたので楽しみにしてました
冒頭のきららちゃんのウキウキと楽しみにしてる感じに私まで笑顔になっちゃいます
落ち着きのない電車の中の様子とかもイチイチ可愛くって本当に癒されます

最近はきららちゃんだけじゃなくて顕にもじんわり癒されてまして♡
今回も進君への控え目だけど顕にしてはだいぶ分かり易い友情を示したりしてるのが凄くアツかったです

顕の感情表現は控え目だけどストレート!
必要な事しか言わないから嘘がなくちゃんと伝わる
そんな顕がきららに結婚を申し込むってあらすじに書いてあって…!
もう、読む前からどういう事だ!?と気になって気になっておりましたがその時は意外にも突然やって来ます

まるで長く付き合って来た熟年CPのようなあまりにも日常に溶け込んだ自然な流れにちょっとびっくりしました
勿論すごく素敵だしウヒョーってなったのですが、何がきっかけだったんだろう?というのは気になってます

顕だからこそ先の事をしっかり考えての事なのかな?
やっぱり放課後に図書館に行くタイプとゲーセンでウンチを取って大喜びしてるタイプの違いなのでしょうか?w
進君じゃないですが、ほんとにこの2人のこういう違いがあってもしっくり来る所が正に幼馴染だな~って思えて凄く好きです

次回はこの辺の顕の突然のプロポーズのいきさつとかが分かったりするのでしょうか?
黛家、土佐山田家が多めに描かれるのかな~???
13巻も楽しみで仕方ありません!!