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女性maguboさん

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ハマらなくとも味わってみたくて

元々マッサージなどと称して客にエロいことする設定の漫画が好みでなく…
執着攻めと言えば!で名前を聞くこちらの作品も、きっとハマらないだろうと読まずにいました。が、やはり有名作一度は読んでみたいと読み始めましたが…

やっぱりダメかもーー。
攻めの執着がすごいのと、受けが落ちてくるのを待つ周到さや我慢強さ?などは、執着攻めが好きな方々に評価されるのは理解できます。
小説では割とぶっ壊れてるレベルの執着攻めは見ますが、漫画のがこう言うタイプの攻めってそんなに見ないかも。

でも、身体で落ちるタイプの受けも、それでいい(そこから落とす)と思っている攻めも好きじゃなく…ほぼ共感できずに終わりました。

とは言え、続編のがスゴイと聞いているので、ハマらなくとも味わってみたい不思議な期待感を持ちつつ読んでみようと思います。

この2人にまだ未開発な箇所があったなんて。

私、勘違いしてました。
欲望とエロに貪欲な2人はありとあらゆるエロを経験していると。

7巻で初めて知った衝撃の事実は、2人ともまだtkb未開発ということ…!
神も巻き込んだ超真剣なtkb開発の旅が始まって・・・
こんなにtkb見る事ある?ってくらい彼らのtkb眺め倒しました。
ラストの横島&レオの表情、1コマなのに秀逸でした。笑

開発話だけでなく、7巻もテンション高く、
一冊丸々笑ったし面白かった!
緩急ついて飽きのこない絶妙な塩梅で出来てますよね、ハピクソ。

葛谷の社員旅行に粕谷が付いて行っちゃうドタバタ沖縄旅行編好きでしたー。
家族旅行に行ったことがないという葛谷をさりげなく気遣い、
また次の旅行プランを自然と話す2人が良かった。
是非2人でまた旅行に行って欲しい。(多分ドタバタ)

今回の個人的萌えポイントは、
葛谷がナチュラルに粕谷に背中を預け、抱っこ&上目遣いのクズカス、
横島&レオからサラリと相手を護るクズカス、
ほんっっと仲良しが過ぎるクズカス。
そしてtnkにキスできるようになったクズカス。

いつか普通に(口に)キスするときが来るのでしょうか。
見たい。

そんな2人で良かった。

しみじみコトコト。
主役2人が同年代なこともあり、色々とリアルに気持ちが分かってしまうことが多い一読者です。
もう2人が駆け引きや恋愛最高潮!パートではないため、BL的ラブの萌えはこちらも最高潮にならないんだけど、じんわりと挟んでくるお互いの好きなところやグッときてる表情、そんなところに言いようもないエモさが滲んでいると思うのです。

今回は
伯父さんの世話をする朔太郎や、
2人で家の片付けする姿(とても心地よさそうなのが伝わってくる)、
ちょっとした複雑な感情や葛藤はありつつも、2人が見せる敬意と敬愛の姿勢に大切なことが詰まっている気がしました。

自分も最近引っ越しを経験したので、家探しで条件は良くてもピンとこないと嘆息する久慈の気持ちがよく分かって、ビビビ(古)じゃなくても、そこで過ごすイメージが出来るとか未来が見えるとか、そっと寄り添うような柔らかい直観が自分にとっての正解だったりしますよね。

今も、これからも、こいつと居ればしあわせ
とハッキリ感じられる2人で良かった。
そんな2人になって良かった。

自分を取り巻く状況の色々なことがリンクし合っていて無駄なものはなく。
しみじみコトコト2人をこれからも見守りたいと思います。

また2人で、2人の暮らしをつくっていくところが切に見たいです。
次巻も楽しみです。

伸び代しかない年下攻めの成長が生々しくて刺さった

うわゎぁぁぁぁ、すごく良かったです!!
俳優×芸能マネージャーの恋愛だけでなく、攻めの俳優としての才能の開花や人間的成長が段階を追ってしっかりと描かれていて、とても読み応えがありました。

読んで良かった!小説好きさんには是非オススメしたい。

芸能界を舞台にし、事務所もそこに勤める受けもとにかく任侠系で時代錯誤なくらいにキャラクターが出来上がっているのに、現代のイケメン若手俳優(攻め)が絶妙にブレンドされて面白い設定でした!

敬愛する大俳優のマネージャーから新人へ渋々担当替えさせられた受けの悲哀から始まりますが、このマネージャー変更は攻めが移籍に伴い指名してきたこと。
なぜ攻めは受けをマネージャーに指名したのか?
なぜ攻めは受けに早々に告白したのか?

両視点で描かれるので、それぞれの心情や行動原理がよく分かりました。

最初は攻めに全く興味がない受けが頑なですが、徐々に攻めの俳優としての才能を見いだしていくところ。
芸能界のお仕事BLとしても楽しく読むことが出来ました!
オイオイそれは…と、こっちも思っちゃう身体の関係を利用する過程なんかもありましたが…それも引っくるめて攻めが本当に俳優として自信を付けていく変化が見応えがあって好きでした。

そして、人間的な面でも、自分の未熟さを突きつけられ、何度も、もがいて成長していく姿がとてもすごく生々しかったと思う。
とにかく攻めが一途で、本当に受けを追いかけて芸能界へ入ってきた人なので執着も愛の重さも筋金入りです。

22歳×29歳のCPで、受けには唯一の敬愛する人が既にいるので、とかく受けが攻めをあしらう場面も多かったけれど、攻めが一心に受けを追ってきたことや受けに見合う人間になろうと成長していくところ。

徐々に絆されていく受けも良かったし、
年下攻めに多分に成長の余地があって、
強かで優等生な仮面を被れる一方で、
泣いたりがむしゃらに向き合っていく様が堪りませんでした。
年下攻め、めちゃくちゃいいですね。

2人の心がとうとう通い合ったシーンと、その後のHはお互いに気持ちがあふれ出していて最高です。
穏やかで幸せそうな2人の様子も見届けたので、もう大満足でした。

本を開いてすぐの刺激的な口絵カラーにはビックリですが、石田先生の美しい挿絵もとても合っていて眼福でした。
受けが強面なのに美しい~。

一冊でしっかりまとまっているのですが、すごく素敵なキャラクターたちだったので続編とかあれば嬉しいなぁ~。もっと読みたい2人です。
千地先生6年ぶりの文庫本とのことですが、他の作品も更に読んでみたくなりました!

あまり入り込めず…

チャラいイケメン攻め×薄幸ツン受けCPです。
定食屋さんを営む受けと常連の攻め、「甘い卵焼き」がサインの身体の関係。

攻めが軽薄な態度で誘ったり口説いたりしてくる中、受けがかなりの塩対応ぶちかましてます。
何だか薄幸そうなツンとした美人受けが好きな方にオススメ~。

帯下(表紙右下)に大地くん隠れてるの今気づきました!かわいいな。

それから、作中で受けの髪型は金髪(or色素薄いカラー)で根本が黒のプリン頭に見えますが、表紙では黒髪ですね。
口絵ではグレーカラー×根本黒なので、これが正解なのかな。
個人的にはプリン頭あまり好きでないので、いっそのこと表紙くらいの黒髪だった方が良かったなぁなんて。

終盤に攻めの秘密が明かされますが、途中なんとなくそうなのかな~と思っていたので意外な驚きとまではいかず…。
なんとなく表面的で、私は全体的にキャラクターにもストーリーにもうまく入り込めないまま終わってしまったなという印象です。申し訳ない…。

「俺はトルソー」が可愛すぎるので、とにかく1話読んでみてほしい。

いや、クールな無愛想男子が可愛すぎました~!!!萌えの嵐!
スパダリ獣人攻めも格好良くて品があったし、溺愛ぷりもスマートすぎた。
そして、そんな2人が「かわいいもの」が好きで意気投合してる様子が最高でした。

冒頭から黒マスクにピアスばちばちで、綺麗だけど表情がなくて周りに怖がられてしまうのがデフォな受けくん。
見た目に反して、かわいいもの大好きでオタク。
(それだけで可愛い)

攻めが作った可愛いドレスを着て「俺はトルソー」と言い聞かせる受けの照れっぷりがもう可愛すぎるので、1話をぜひ試し読みしてください…!
関係が深まるにつれ、段々と受けに似合うドレスになっていくのも最高です!

そして、オタク同士の関係の深まり方が分かりみが深くて、神でした。
色々語りたいし、気の合うオタク同士楽しいこと多すぎるよね。
2人が友達として仲良くなっていく出会いから恋に発展するまで、お付き合い後もしっかりと描かれていて大満足。

お付き合い後も、受けが恋愛初心者すぎていちいち可愛いし、
2人ともストレートに想いを伝え合うので(照れながらも)変に拗れるもどかしさもありません。
最初はクールで無表情だった受けが、表情豊かになっていく過程も注目です。

終盤、攻めの実家のお見合いパーティーに乗り込むなんて怖じ気づいちゃう展開なのに、堂々と奪い返してきた受けかっこよかった!えらい!

オススメ獣人ポイントとしては、攻めの足がしっかり獣足なこと!先生も後書きで触れられてましたが、ここ格好良かった!
あと「今すぐきみと交尾したい」の台詞。交尾~~~。
ちなみにキスは「味見」。
細かなところまで先生のこだわりが詰まっていて、新しい獣人の萌えを教えてもらったなと思います。

攻めの魅力

初恋を引きずって、大人になってからの再会ラブ。
過去の思い出の中の初恋がキラキラとしていて、青春時代だからこその初恋とうまくできなかった未練が残るのも分かるなぁ。

ただ、昔も今も…なんで身体先行にしちゃうんだろう??
痴漢を理由に攻めから軽率に手を出してるよね…。
「また仲良くしたい」や「お前がいなきゃだめ」「そばにいて」などの攻めの台詞は、身体の関係だけでそんなこと言うから…私には攻めが受けの恋心につけ込んでるズルい奴に見えてしまいました。

過去に"そんなことがあったのにすれ違ってしまった"のはいいけど、今もすぐにえちなことになだれ込んでしまうのがすごく残念だったかなぁ。

大体さっさと気持ちを伝えれば…。
受けは一途で健気だったので、それですべて丸く収まっただろうに…。
ヘタレっぷりをエリートや世話焼きや強引さで見せないようにし、最後の最後にならないと肝心の一言が言えない様子が本当にビビりにしか見えなくて…!
申し訳ない、私にはこの攻めの魅力が分からなかったです。

あとすぐ「一緒に住もう」というけど、彼女偽装してまで自宅に来る母親騙してるのに今後どうするつもりなのでしょう?ちゃんと母親と対峙して受けのこと守れるのだろうか。

実は本音を隠していて受けにだけ弱さを見せられるとか、
「いい子」のデコチューシーンなどは好きでしたが、
受けは自分で努力して成長してきたのが分かるけれど、
攻めはまだまだ乗り越えるべきものが多そうなキャラクターだなぁという印象です。

兄弟エラー コミック

パース 

あともう少し、一歩早く

同学年の義兄弟もの。
執着弟攻め×真面目兄受けかなぁ。

義兄弟や実兄弟ものは普段あまり読まないのですが、試し読みしたら妹目線から始まって興味を惹かれたので購入してみました。
パース先生気になる作品は多いのですが、読むのは初めてです。

家族になる前からお互いに気持ちがあった2人。
妹目線では見えない、兄弟2人だけの時の空気感にドキドキしました。

6年後に再会して、曖昧だった宙ぶらりんの2人の関係が決着つくまで。
頑なな受けがちょっともどかしいけれど、作中でも言っているとおりド真面目な彼の性格を思えば仕方ない気もする。。
攻めがそこまで執着を持つ理由が少し弱めだった気もするけど、アイスの棒にはグッときました。受けと共に。

義兄弟の恋というシンプルなストーリーだったこともあり、
あともう少し、一歩早くくっついて恋人同士になった2人のやり取りを見せてほしかった気もします!

男性の美しさが存分に楽しめる

スピン元未読です。
冴えないメガネの不憫受けがストリッパーを目指して花開いていく物語。
彼の頑張りや、傍で支えてくれる攻め、周りで見守って応援してくれるお店のダンサーさんたち、素敵な人たちばかりで読後感のよい作品でした。
孤独だった受けが居場所を見つけられたのにも涙。

そして、何と言ってもストリッパーの方々の裸身が本当に美しい!
彫刻のような男性の裸体の美しさが素晴らしくて、色気もむんむんで堪らないです。
攻めもかなり格好良いので、優しく傍にいてくれて「疑似恋愛しよう」なんて言われたら、そりゃ恋しちゃうよね。

受けはメガネをとって磨き上げたら、まぁ美しい美青年に。
根っこも優しく芯がある子だったので、純粋な雰囲気を壊さずにイメチェンした姿は大成功だと思いました!さすが攻めがこだわって口出ししただけある。笑

BLあるある的な設定や展開もあるのですが、
受けと共に攻めも自身の夢を叶えていく姿、その後…までしっかり丁寧に描かれていて、とても満足度の高い作品でした。

一つだけ、突然「君は~」や「僕は君の~」など、お互いに相手を君と呼び合い出したり、
盛り上がるシーンは特に台詞が仰々しいというか、あまり普段しないような言い回しの時があり少し気になりました。
ただまぁそれも含めての作品の世界観ができあがっているので、全体的に楽しく読めました!

運命の恋シバ コミック

羽毛 

表紙の通りの多幸感に包まれる良作。

ランキング上位で気になって立ち読みしたら、冒頭から意外な展開すぎてめっちゃ笑えたのでご購入。
さすが羽毛先生です。

ギャグ多めな前半とウルっときて多幸感半端ない後半。
表紙にもそれが出ている気がして、
表紙の超幸せ溢れる可愛い受けとシバの印象と、
冒頭の社畜でギスギスみのある受けと、
最初は、あれ…全然ちがうじゃん・・・?と戸惑ったけど、
それくらい受けが変わります。
攻めのでっかい愛によって。

最初から溺愛で、それには理由があるんだけど、
2人の出会いのシーンがとても素敵でした。
ここから受けの気持ちに共感して、めちゃくちゃウルっと来てしまいました。

攻めが良い人でセレブでスパダリで、とにかく受けを愛していて…
素敵だったけど、ちょっとキャラクター薄い気もしましたが。
(シバ化するというとんでもない個性あるけど)
とにかく読後感はすっきり幸せで、とても良かったです。
シバのもふもふの魅力もよく分かりました。笑