何作も読んでいますが、個人的にはケーキバースをスッキリ理解できたことがありません。
設定として体液摂取に限っていれば分かるけど、「食べたい」と言われると肉は?骨は?確実にケーキは肉体的に結構な傷を負うし、フォークも精神的にかなりツライのでは…?その辺りどうなの?ってよく分からなかったから。
こちらの作品は「ケーキバースらしくないケーキバース」「ケーキバースだけど…」と皆さまがレビューされていたのを拝見し、ケーキバースが分かるかも?と手に取ってみました。
詳しい情報は何も入れずに読んだので、まず主人公の松村くん(ケーキ)の相手がフォークじゃないことにびっくり。
松村くんは学校のトイレでカッターで腕を傷つけてしまい井桁君に助けられます。
まぁまぁ、井桁くんもいつかフォークになるんだろ…なんて安易に考えておりました。(ならない)
松村くんは身体に傷を、井桁くんはお姉さんがフォークで自死されており、心に傷を抱える人。
フォークであるが故に辛い思いをしたお姉さんのエピソードが切なかった。
だけど同時に「そうだよね」と強く思いました。
フォークであることがどんなにか苦しいか、これまでと違うし家族とさえ分かり合えず…でもそうした中でお姉さんが好きなことを研究したり、好きな人ができて幸せだった時間があって…哀しい結末になってしまったけれど、幸せだと告げるお姉さんの1シーンがあって良かったと思いました。
BLとして言えば、10代らしく繊細で優しい気持ちを交換し合う2人がお互いに影響を受け合って、少しずつ変化が見えてくる様子がとても素敵でした。
普通が分からない井桁くんの優しさや純粋さ、
松村くんの「ケーキであることがたった一つの価値だ」と言う考えから、フォークもケーキも関係なく「井桁が井桁なところが好き」と言い、「生きててそばに居てくれるだけでいい」と言ってもらえるような、2人の関係性が育つ変遷、
ただの甘々ラブラブBLじゃなく、じっくりと世界観に引き込まれる良作に出会ったなと思います。
攻め受けですが、井桁×松村?と思っていたけど、どうやら逆の様相。でもどちらも可愛い受け顔がチラ見えしてたので、この2人ならリバもありかも。。と妄想して終わりといたします。
2人が支え合って寄り添いあって、これからも幸せでいてくれますように。
取り留めなくつらつら書いてしまいました。乱文失礼。
すごい一冊を読んでしまった…
読了後、最初に考えたことはこれでした。
以前ちるちるのYouTubeで白米さんが紹介されていたことを覚えていて、いつか読んでみたいと思っていたところKindle Unlimitedで発見。やっと読むことができました。
受けの血が一滴入ってしまった料理を攻めが気に入って始まる物語…
思った以上にサスペンス要素があり、ふたりの恋愛の裏にも仄暗い影が漂っていました。
軽い気持ちで読み始めたら、割と早めにふたりがくっつくし、でもまだ半分以上ある…あれこれ恋愛メインの軽い話じゃないぞと段々気付かされるw
予測不可能で先が読めず、思ったよりもダークな読み心地ですが面白かったです!
まさしく"満ちてる"続刊。
恋人になった2人の、関係性を深め更に甘々な一冊でした。
菱本さんは相変わらずイケオジで、1話に一回必ずキメシーンがあったような?
眼福。どんな時も品があるしかっこよすぎるしスマートイケオジ摂取したいときはこのシリーズですね!
個人的にはやはり受けの伊瀬くんのネガティブさや恥じらう様子があまり好みでないのと、菱本さんの甘やかしがどうしても好みでなくて。CPにはハマりきれません。続刊でもそこは同じでした。
ただ、激しい恋愛だけではなく、穏やかに毎日を共に過ごすことや特別な旅行、すれ違いや嫉妬があっても話し合い、共に暮らすために関係を深めていくことがじっくり描かれていて素晴らしい作品だと思います。
あと「恋も過ぎれば」のCPのが好みに合致しそうだと先に読んでいたのですが、喫茶店の2CP遭遇はまんま同じシーンが登場するんですね。あっこれは…!となって面白かったです。
有名作なのは知っていましたが、2人のCP属性的に好みに合致しない気がして未読でした。
自分の想像以上に、素晴らしくスマートで紳士なイケオジでびっくり。
誠実で紳士的でスマートで、かと思えば性欲もガツガツで枯れてない。好きな人にグイグイ行くところも引くところもバランスが良くて。
めちゃくちゃカッコイイのに振られてばかりとは。
でもきちんと攻め受け両者のこれまでや心情が描かれているので、無理がない。
カッコイイのに少し抜けてるところもあって、親しみやすさとスマートさでむしろ完璧。う~ん、これはすごい攻めだ。
皆さんの高評価が理解できる。
ただ。
この2人の恋模様だとか2人の時間の過ごし方だとか素敵なのは分かるのですが…個人的には受けの繊細さとネガティブさがあまり好みでなかったです。それを盛大に甘やかす攻めも。
捻くれてる読者なので、やはり甘々すぎるとダメで…。
素敵なお話なので、ただただ好みの問題ですね。
青⇔オレンジ2巻。前巻に続き、表紙の色味が綺麗で良いですね。
相変わらず木綿谷の身体の厚みと筋肉に惚れ惚れしちゃいました。
ちょっとイイ感じの木綿谷×藍ちゃん。
その2人に「芸大合格したら俺と寝て」と、木綿谷がそうなら俺もと約束を迫る橙真。
グイグイ割り込んできますね~。
橙真が10代らしく意地っ張りで反抗心が強いところを見ると、木綿谷の落ち着いた態度が大人というか経験を感じるというか。。
若さ溢れる年下攻めも良いけど、個人的にはやっぱりまだまだお子ちゃまだな~って見えてしまう。
そして木綿谷のことが気になっている様子のシンパパ九重くん。
罪悪感でいっぱいで、彼の抱える過去がなんとも切ない…。
木綿谷の素性や九重との関係(はっ空のパパ関係とか…?タトゥーの件も※思いつき)、まだまだ気になる要素がたくさんです。
木綿谷×藍ちゃんも決定的な成就はお預けで、この付き合う前のいちゃいちゃ感が続くのかなぁ。ゆっくり楽しむつもりでいるのが良さそうかな?という感じ。
ド執着アルファが1巻で誕生し、ハイスペエリートな大人のヤバイ粘着系ド執着攻めに成長している姿が楽しめました。2巻!
表紙の旺の目つきと眼鏡が大優勝。
眼鏡に李里耶が映り込んでいるのが堪りません!
大人になってビジネス相手として再会した李里耶と旺。
過去の一夜を思い出し警戒する李里耶だが、ホテルの密室で2人で会うことになり…やはり…と、THE王道展開ですが、そこは岩本先生だから。それがいい。
李里耶の気高さと旺の虎視眈々狙ってました感がすごい。
李里耶の美しい身体至る所に嚙み跡やキスマークを付けるくらい濃厚な一夜を過ごす2人。
旺の命令に抗えない李里耶…サイコーです。
でもね、またしても同意なき性交渉なのですよ。
2人だけに起こるヒートのせい。
なので、とにかくずっとにらみ合う2人。
クールな李里耶が乱れたり動揺する様子が多いですが、攻めの旺は無表情がデフォなので息づかいや汗、些細な仕草でしか心中計ることができず。
ギスギス度がツライ…!
李里耶は愛情深い人なので、早く心から幸せにしてあげてほしい(涙)
とはいえ、あの孔王李里耶なんでね。
やっぱり李里耶様にふさわしい攻めじゃないと…と思うと、ただただ見守るしかありません。
この2人がどう心も通じ合わせていくのかが、すご~~く楽しみ。
個人的には、旺がそこ(心が伴っていないところ)を分かっているのが良かったです。
行為中の自分に向ける李里耶の目つきを思い出して、「ズキ」ってなってるのが妙に可愛い。顔は怖いけど。(いや、それも格好良いのですが。)
この人めちゃくちゃ激重スパダリになりそう。
最後に登場した超美少年の許嫁・花季の存在も気になるし、
脇役ですが旺の秘書・斎藤が格好良かった(笑)エリートだろうけどちょいフツメンぽさが。
タイプの違うイケメンが沢山出てきて眼福です。ありがとう幸村先生…!
ストーリー的には歩みが遅いなぁと思いますが(早く2人が甘くなっていくのが見たいので)思い返すと好きなシーンが多すぎたので神にします!
別れたはずの元同級生セフレがフランスから帰ってきて、そのまま居着いてしまう再会?ラブ。
はい、攻めが一途に受けのこと好きなやつ…
なのに、受けに全然伝わってないやつ。
食を扱う仕事の攻めが好物で期待したのですが、お仕事面はほとんと出てきませんでした。残念!
受けのためにご飯やお弁当を作ってあげたり、ハンカチまで用意してあげたり大変甲斐甲斐しい攻めですが…
徹底的に言葉足らずで、受けに誤解されまくり。
全く誠意と愛情が伝わってないのが哀しい。
でもそれも攻め本人は分かっていた節があるので、自業自得かなぁ。
受けが信じ切れてないのも、嫉妬してるのも、分かってたし何なら楽しんでた。
好きなんてこっぱずかしくて言えない。
可愛い=ジュテームの意味。
これだけ追いかけてるんだから、態度で分かるだろ。
…って、昭和の男か!!!
受けも受けで、お堅くて真面目で、ずっと攻めに片想いしてるし、身体の関係続けちゃうけど、攻めの素行は信じてないし全て悪い方向に想像する。
ちょっと頑なすぎて辟易してしまいました。
圧倒的にお互いに言葉が足りなさすぎる。
でも、でもね。
お互いの正直な気持ちを打ち明けあってからは、素直になった受けがかわいいーーーーー。
甘えていいんだと分かったあとの受けが、積極的になって可愛すぎて。
もう少し早い段階で両想いになってほしかったです。
2010年の作品と言うことで、もう15~16年も前なんですね。
救命救急医である受けがヤクザの攻めに拉致され、攻めに手錠で繋がれたまま兄貴分の治療をさせられる内に…という話です。
あまり詳しく説明するより、読んで欲しい作品。
身体の関係からズルズル惹かれて…という安直な展開ではなく、
攻めと受けがしっかり心を通わせる過程があるし、全体的にスリリングな展開が続くので緊迫感や先が読めないハラハラがとても見所がありました。
色々とトンデモ設定ではあるのですが、BL小説らしいというか…求めているのはこういうのって気がしてしまうのが不思議なものです。
薄味な恋愛やファンタジー、ただのイチャラブあまあまが読みたいのでなくて(そんな時もあるけど)、男たちの矜持だとか男気だとか、そんな風味を感じさせてくれる作品に惹かれてしまいます。
こちらは正に三者三様のそんなキャラクター像がしっかりしていて、それぞれの関係性も良かったし、今でも未読の方に是非オススメしたい作品のひとつです。