これはクセになる。
一貫したおじさん構文をDMでも最中でも使いまくる34歳のヒメにい…
ほんと残念イケメンがすぎる。なんでそうなっちゃったの…思春期の反動だろうか…??
なーくんは可愛いと言われたい系の男子で、好奇心いっぱいで若さゆえ…ヒメにい菌に犯されまくっちゃいましたね。読者もです。
作品全体のテンションとエロと可愛さでかなり面白いのですが、よくよく見ると出会い当初のHで嫌がっても強引に突っ込まれたり、酔っ払って家に襲来してきたり、ヒメにいの抑えきれない欲が常に溢れ出てて結構恐いことされてるし、なーくんはなーくんで貢がれたりご馳走されたりいい気分になって色々許しちゃって浅はかだなーと思います。
ヒメにいに常にキツいのもちょっと手加減してあげてーって気がしてしまう。
ただ、なーくんを天使と呼び「本命通り越して本気」というヒメにいと割れ鍋に綴じ蓋で、お互いに裏心なく好き!となったし、最後はなーくんから気持ち伝えたのがとても良かったです。
これは読んでみないと分からない面白さ。
大変突き抜けてました!
単話配信している時から気になっていて単行本を楽しみにしていました!デビューおめでとうございます。
攻めが300回幼なじみに告白し続ける根性と勇気と執念深さがどれほど濃いものか、そしてどのように成就するのかを見守ろうと思って待ち構えていました(笑)
全体を通して、幼稚園の頃からひたすらに受けを好きで居続けた攻めのどちゃくそ一途な愛と甘々が溢れていました。
ただ、あまりストーリーや展開に捻りはないと思います。
攻めがなぜ受けをそんなにも長い間好きでいたのか?の理由も分からないし(ここをもっと深掘りしてほしかった)、丁寧に描かれていることは分かるのですが作画の崩れが少し気になりました。
彼女とケンカしちゃうモブの友達は、思ったより登場回数が多い割に手を抜いた顔で不安定な作画のようで…モブとは言え…。
タイトルは作者様が付けられたのか分からないですが、、
攻めは執着や重いという割にとにかく受けファーストで割と弁えてる印象。イケそうと思ったらどう攻めるか企むけど、基本格好良くてモテ男で人気ある、なのにひたすら受けに真面目に一途な好青年というイメージです。待てる紳士攻め。
受けは控えめで少しウジウジ系だったかな。時折可愛さ見えるけど地味で…申し訳ないけど攻めがずっと好きでいるほどの良さがあまり分からなかった。。(なのでその辺り説得力があればなぁ…なんて)
でも自分の気持ちをちゃんと伝えようとする潔さは好きでした。
個人的に300回の告白という設定は興味を引かれたので、キャラクターか展開かどこかもう少しグッと掴まれるポイントがほしかったなと思います。
ただデビュー作ですし、また作者様の次回作が出れば読みたいので今後を楽しみにしています!
続編もキャラクター萌えが激しいです。ラブコメで軽く楽しく読めるのでストーリー云々というより、とにかくキャラクターの良さで好きな作品。
シゲル(受け)がとにかく可愛くなっていた…。
両想いで彼氏できて浮かれてたり、自分からタマ(攻め)のフェラしたり甘えたり!!…どちらかと言うとタマからの押せ押せで付き合いだしたので、シゲルからのタマ大好きムーブの破壊力。
描き下ろしでシゲルのHなお誘いにタマが翻弄されちゃうのも最高でした。口がうまくて人を手のひらで転がしちゃうタイプな攻めが受けにタジタジになる様って良いですよね。シゲルもまたHで可愛いんだ…。
2人でお揃いのピアス着けてるの大変良きでした。ウスにはバレそうだけども(ハチは気づかなそう)
サル、カニ、ウス、ハチとさるかに合戦なネーミングセンス好きです。スス先生の言葉選びツボに入りまくりです。
加藤スス先生大好きです。どれも読めば読むほど味が出る、クスっとできてハマっちゃう作品が多いなぁと思います。
こちらは、糸目×飄々×口がうまい関西弁攻めとちょっとアホの子受けが楽しめます。
いかにも性悪そうなのに糸目の本気を感じると物凄く萌え要素になるのはなんでだろう。糸目の本気…好き…。
舎弟という立場とそれに適したいかにもヤンキーな格好がまたそそられます。
受けは受けでビッチだけど美人のアホだから、なんだか愛おしい。(スス先生の何か足りないどこか抜けてるヘタレ受け最高ですよね…)
釣り眉垂れ目もポイント高いです。
読み返してみると3話しかないのに、みっちり2人の関係性の変化とキャラクターの良さが入っていて大変満足度が高いです。
その後に入っている兄CPのお話も大変良かったです!伝説の男の天性のボス猿&ジャイアン気質がとにかく強強だし、受けくんも見た目に反して優しくて純粋に憧れてるのが可愛い~。
ふと読み返したくなる作品です!
特典ペーパーや小冊子をまとめた番外編。『玉の輿ご用意しました』のシリーズファンは必読の書。
こちらの番外編集1冊通して、印南(攻め)の溺愛が爆発してます。
それだけは確実保証。
色々細かなエピソードがありますが、特に好きなのは、普段から高級美食を堪能する印南さんの大好物が青依くんの具無しおむすびだってお話かなー♪
印南さんのキラキラ表情がなんとも眩しいです…!
2人だけのお話も良いけど、酒匂さんや諸星さんなど周りの人々と2人の絡みが微笑ましいと言うか、ラブラブ見せ付けられる脇キャラに幸あれ…と言うか…。
とにもかくにも幸せが詰まってて2人が仲良しで良かったです!!うん!
あ…、私 コレ 好き…(思わずカタコト)
甘さ控えめな元同級生同士のケンカップル!
2人ともノンケだから、どこで恋愛になる? と言うと若干強引さはありますが、
正反対な性格で気が合わないようで似てる2人がお互いの傷を舐め合いつつ惹かれ合っていく様子が良かったです!
付き合う方向になってからやっと携帯番号聞くドライさ。でも、会えてたのはいつの頃から攻めが仕事帰りの受けを駅でいつも待ってたから〜。
強面無表情のエリート攻めの可愛いところですね!ハムスターの百合子さんといい、ギャップ萌え。
受けも男らしくて、陸上諦めた傷を引きずって心閉ざしていたけど徐々に胸に秘めてた思いを攻めには話せるようになって、他人と一緒だと安眠できない性質なのに攻めの家ではぐっすり眠れるという、無意識デレが堪らんかった…!
決して見た目ラブラブじゃないのに、実はお互いしっかり想い合って大好きが溢れてるのがめちゃくちゃ心に来ました!
コーチはちょっと微妙キャラでなんなん…って感じだったけど、まぁ良い。2人の関係のために出て去っていったのだろう。
ちなみに、描き下ろしの出張編も良かった!攻めは出張帰りそのまま受けに会いに行くし(会いたいが溢れてる)、受けは離れても全然大丈夫〜かと思ったら電話越しに声聞いただけで…フフフな展開。いや、うん、好き…(ぶっ刺さり)
めっちゃ読みやすくて爽やかでキュンが詰まってる。
もう自分の年齢が年齢なので、あまりDKにハマることはないのですが、これはとても良かった。
DKなのにヤリチンだったり、妙にキャラ立ちすぎてたりすると夢要素強めなフィクション色感じ過ぎちゃうんだなとこれで理解しました。
年相応が好き!
攻めはモテ男だけどめっちゃくちゃ美形なキラキラ王子というより、堅実素敵王子だから女子に人気あるのも分かるし、受けもモテるだろうけどその点にはそこまで焦点あたってなくてイケてるグループで男女混合で仲良しがいる。
2人ともビジュが良くて最高ですね。特に受けが好みすぎましたー!
両視点であっという間に両片想いなのが分かるのも良かった!ふたりとも脳内あばば(笑)
攻めのがちょっと性的要素が強めに見てるのも良くて。2人の初めては即えちではなくて兜合わせなのも良かったし、受けの裸体初めて見て目が据わる攻めも最高でした。
片想いから両想いまできっちり描いてくれて、それぞれの心情と2人の関係のステップを丁寧に追っているから大満足の一冊です。
ところで久文て下の名前だったんだ。ずっと名字だと思って読んでたよ(カバー下情報)
最近、短編小説の良さに気がつきました!
これもすごく良かったーー!世界観が耽美で物語に厚みがあり、ラストはしびれました。エロがなんとも官能的。
鬼×美貌の稚児、救済の物語。
不憫な生い立ちで、その美貌ゆえに毎晩年老いた高僧の夜の相手をさせられている受け・香寿丸(こうじゅまる)。心無くただただ性具として扱われる辛い日々の中で、鬼と出会います。
身体を差し出す代わりに願いを叶えてもらうことに…。高僧は不能なので、鬼との交わりで新しい快感を得ていく様も官能的でしたし、2人それぞれの救済になる展開も素晴らしかったです。
2人のやり取りの中で、鬼が容姿、動作、考え方すべて人間とは違う異質の存在であると感じさせられます。それでいて、段々と鬼のことが好きになってくる。短い物語の中でしっかりと説得力を持たせる先生の筆力がすごいなと思いました。
全体的に甘さ控えめ、ヒリヒリとした空気が漂うけれど、2人の間にほのかに甘さや優しさが漂うところは心が和むシーンでした。
また、激しい絶望からの怒りや憎しみが中和されるのでなく、きっちりやり切るところも良かったです。
ラストは歴史の闇を感じる終わり方で、とてもしびれました!
夢乃先生の短編で「鬼の子の 人恋ふる」という作品があるようなので(関連性は無さそう)、そちらも読んでみたいと思います。