15年ぶりに祖母の家を訪ねたら、座敷わらしに出会って生気をねだられて、いきなり生気摂取(という名のえっち)から始まるのですが、この座敷わらしのプテロがかわいい!
見た目は端正な成人男性ですが思考は座敷わらしなので、すごく一途でおもちゃが好きな引きこもりで、敏明がとにかく大好きで、ああかわいいなあと思いました。
ストーリーはラブラブいちゃいちゃかと思えば、これまで存在を知らなかった親族が出てきて、彼らがプテロとどう関わったのか、これからどうしていくのかが描かれます。
と書くと難しい話みたいですが、ほんわかした敏明とプテロの日常のやり取りとか、人がいい敏明の突然の金運に気が引けておろおろする話とか、威勢のいい大阪弁をしゃべるいとこカップルとか、全体的にほっこり楽しい展開でテンポよく読めます。(インド人に笑いました)
ラストも「あー、そうなるんだ」とほんわかハッピーエンドで、楽しかったです。
和風ファンタジーもいいですね。