もう泣いて泣いて泣けました
いつかはこの問題にしっかり向き合う時が来るんだろうなと2巻までおもってたので、それが一気に来ました
一緒にいても家庭を持つことはできないこと、こどもを持てないこと、親へのカミングアウトのこと
そしてその上遠距離になってしまって
わたしの心の中もてんやわんやでした
とくに中盤でふたりの心の距離が明確に離れてしまっている間もうこちらも苦しくて苦しくて、縋るように読み進めてしまいました
きっとこの先いろんなBLを読むと思うけど、この作品はずっと忘れられない
けど読み返すには勇気のいるような、きっとまた苦しくなるんだろうなと思うけど、それでもきっと読み返してしまうだろうなと想える名作でした
これぞBL
αからΩになった者とβからαになった者とが出会って番になった話の続きです
1巻で回収してなかった色々な疑問が明らかにされました!!
とくに雅の過去、両親との関係はずっと気になっていたので、カミングアウト含め納得できました!
どんな風に変わっても親が子を思う気持ちは変わらないし、父親が昔雅に言ったことで呪いのようになってしまった言葉も元を辿れば幸せになって欲しい想いを込めて言った言葉だと分かってほっとしました
願わくば続きが読みたいです!!
オメガバースは家族になってからがまた新たな物語のスタートだと思っているので、今後家族が増えたりそういうところも読みたいです!!お願いします!!