鬱になる。すごく辛いとお薦めされて購入しましたが、あまりハマりませんでした。正和がまちくんにしている行為は刺さるものでしたが、お兄ちゃんとの関係に納得が行きませんでした。私は兄弟の執着愛が大好きでお兄ちゃんが絡んできたときにお兄ちゃんと正和くんを応援しそう、心配だ、公式カプを好きになれない!とまで思っていたのですがお兄ちゃんは弟のことを好きではなく道具として見ていたと言うのにすごく気分が下がってしまって…。本当に個人の意見なんですけど、兄弟には相思相愛クソデカ感情でいて欲しかったという願望が打ち砕かれてしまって…。
あと、最後のシーンでは無理にハッピーエンドに近づけようとしていて解釈違いでがっかりしてしまいました。
読んで半年ぐらい…。やっとレビューをします。とってもとっても辛かった。理解をするのにとても時間がかかりました。このレビューを読む人はいないと思うけど、生半可な気持ちで読むことは絶対にお勧めできません。それぐらいとても辛かった。
辛いばっかり言っているんですが2人の愛は怖いほどに大きく深いものだと思います。よく「死んでも君を離さない」とか言うけど、それ以上に辛いことを成し遂げたオノには、なんかもう本当に……。オノが選んだことなのですごいねや可哀想は絶対違くて…自分の語彙力の無さに嘆きます。
梶本先生の言葉選び、文章力は本当にすごいと思います。繰り返して読むと一回読みでは見つけられなかった表現や繰り返している部分など、本当にすごくて。ここまで言葉の重みが違うと思ったのは初めてです。
一巻でかまぼこを殺した時の「オレはちゃんと解っていたんだーーお前のせいで…」のところ、花篝りの「何が欲しい?ーー今すぐ俺が叶えに行くから…」(個人的にこの話が一番好き。唯一癒される) 3巻の「俺ほど心優しく、ーーお前がとても大好きだ」などなど
特に、2巻の「今、もし、『ツチヤ』になってーー俺は喜んでその栄光に縋るだろう」とかは「自分が幸せに、自分を縋って頼ってほしい」とオノは思っているのにすごい辛いことだと思います。けど、これを認めるとユリちゃんが辛いわけで…(何のために頑張った?とかで)どうすればよかったかとずっと考えますが、2人にとってはこの結末しかなかったんだなといつもそこで落ち着きます。
色々感想とか見てみると絵のことで色々意見があったのですが、私はとっても好きです。まだ慣れないところはあるけど、この、腕とか線がなんかスアっと伸びてるところとかまつ毛とか、、(言葉のセンスの無さ)
絵柄とは関係ないけど、2巻からのイケダちゃんがとにかく健気で可愛い。けど、垣間見える痛々しいほどの体の細さ、傷に胸が痛みます。
萌えと言われると正直ないけど、個人的にやんちゃ?だったオノがユリちゃんと関わっていくうちに、あなたのためならなんだって…と闇に染まっていくところが好きです。最初は「ぶん殴ってやる」だったオノが3巻では「ブッ殺してやる」とモップを振り回している時などが特に。この場面ではイケダちゃんの心配そうな悲しそうな表情に心を打たれました。
ここまで言葉の選びが巧みなのに最終話でオノの背中を映して何も文字がなかったのは逆に印象づけられました。
読んでだいぶ経ちましたが、本当に2人のことが忘れられません。いつも日常の片隅に2人がいます。いつまでも、ずっと、2人が愛を伝え合えていればいいなと願うばかりです。
不器用な風馬君が自分なりに頑張る姿、それをサポートしてあげる奏君が可愛かったです。
ですが…風馬君にはもう少しプロ意識を持って欲しかったです。自分が外でつっけんどんなタイプをとって問題になったら、自分だけでなく事務所にまで迷惑をかけます。それがキャラで好かれていたとしても、演技だけでは芸能界ではやっていけないと思います。奏君も芸能界で活動をしているのだから、連絡を何もしないのは奏君の活動にメンタル面で支障が起きるかもしれません。
奏君も奏君でみんなが見ているところで勝手にキスをするなんて、もっと先のことを考えてほしいです。最終的にキス事件はBL営業ということですみましたが、個人的にBL営業が苦手なので納得のできない終わりでした。
題名を見て本格的な芸能界のBLを想像していたので少し物足りなかったです。
あと、個人的に「好き」と「推し」は違うと思うので風磨君のセリフに引っかかってしまいました。
絵柄は繊細な感じで細かいところまで丁寧でほんわかしていて可愛いなという印象でした。問題の中身は良かったです。いちいち獄寺さんがエロカワで、自分が可愛いことを自覚して行動してほしいと思いました。(でないと、モブおじに襲われちゃうっ)攻めの庄司君はというと…ワンコでとても可愛かったです。とても素直で獄寺さんのやることする事で一期一様していてとても可愛かったです。(でも、獄寺さんの前で余裕がなくなって少し乱暴になってしまうところも尊い)
ですが…獄寺さんが潮を吹いた時、「完全に女の子」と、庄司君が言っていて一気に萎えてしまいました。「女」という要素を持ちこんで欲しくなかったです。
私はハ◯ーポッターのような魔法学校という世界線がとても好きです。表紙を見て、「これは!!」と思って購入しました。肝心の中身はというと…想像を上回るほど良かったです。あまり完全な獣人には手を出したことはなかったのですが、さまざまな動物の習性をとても堪能できた一冊でした。どれも萌えで息ができないほど可愛かったのですが、とても好きなのは、求愛と友情と話したがりと聞きたがりというお話です。
求愛と友情
自信過剰でチョロい、くじゃくのヒューイと、腹黒執着なカラスのダグの2人がとても可愛いです。ダグのヒューイへの憧れが独占欲に変わっていく流れがとても良かったです。ヒューイを渡したくがないために、嘘をつくダグにゾクっとしました。物語で2人がくっつくところは見れなかったけど、ダグが集めているヒューイの抜けた羽がいっぱいになる頃には一緒になってたらいいなと思いました。
話したがりと聞きたがり
違う物語でも度々出てきたグリフォンのクロムウェル先生。頑固そうでお腹のお肉がタプタプしていて、この人のお話も見たいなと思っていました。そしたら、このお話に出てきてくれてとても嬉しかったです。お相手はペガサスのベンジャミン先生。この人(ペガサス)はゲイでそれ故に家族などから「ペガサスなのになんでお前は…」と責められていてそのことに囚われていました。それに気づき、いつもは話してっばかりのクロムウェル先生がお話を聞くことになります。話した後の反応はわからないけどきっとクロムウェル先生なら優しく肯定してくれるんだろうなと思いました。童貞処女おじさんは改めて可愛いと思ったお話です。
獣人に目覚めさせてくれたこの本には感謝しかありません(*´꒳`*)
楽しみに待っていた2巻です!はづちゃんが助けた子たちなどみんな繋がってていいことが起きるのは、はづちゃんが今までずっと、思いやりがあるいい子だからだと思います。
ねこちゃんがすごい好きです!はづちゃんがすきなのに、ゴドーくんとはづちゃんがいちゃついても、妬んだりせずに本当にいい子で2人の仲を引き裂こうとしないのが本当に健気でした。特に告白の時「寵愛」という表現が好きすぎてずっと刺さっています。早く幸せになってほしいです。メインCPでは、私は器?の方のゴドーくんも本物?の護堂くんも大好きで2人とも一緒にいてほしいけど、この作品の場合3Pは違う感じかなぁと思うのでどうなるかがすごくきになります。