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小西さんの敬語攻様がたまらない~

当初、小西さん推しで聴き始めて、ピンとはこなかったのですが、何度か聴いているうちに、小西さんの低音ボイスの敬語にハマって、リピート率が高い作品となっております。

ストーリー的にはありがちなホスト同士の恋愛話で、小西さんCVのナンバーワン先輩ホスト佐加井が鳥さん演じる新人ホスト瑞樹のお世話係兼、教育係の役割にあたり、同居する中で、次第に恋心が芽生えていく的なお話ですね。総括的には、全体を通して、ベタな感じですが、面白かったです。

とにかく、佐加井の遠回しな愛情表現には少しイラッとさせられましたが、小西さんの低音色男ボイス&小西ブレスで帳消し。一方で、"俺バカだから”わからないで佐加井からの告白をねだる鳥さんの瑞樹がとても可愛かったです。

あれ・・・聴いたことがある声だと思ったら、嫌味な先輩ホストにたっつん(嫌味な役が上手すぎ)が出てたり、佐加井の兄が平川さんだったり、中々の豪華声優陣のCVでした。

それにしても小西さんの低音ボイスの敬語の攻めはたまんないです。鳥さんの瑞樹の受けもとても可愛かった。そして、こんな小西さんの声の佐加井(めちゃ美形)のいるホストクラブがあったら絶対に行くし、接待してほしい!とくに耳元で囁いて〜と思わせられる楽しいドラマCDでした。

とても素敵な作品

私がこの作品を知ったのは韓ドラで、そこからアニメの橘のCVの藤原さんがお亡くなりになり、無性に藤原さんの声が聴きたくなって、アニメを観て、コミックを読み始めました。

こんな爽やかで、ホッコリする作品があるのですね。よしなが先生の作品は、とても温かくて読んでいて楽しい。一方で、人間の根底にある黒い感情(トラウマ)や恥部も見え隠れする。主軸である登場人物の4人の男性達はそれぞれにトラウマを抱えているのですが、それらを克服すべく、日々、努力し成長する姿がまた魅力でもあります。不思議な感覚のお話です。

作品、ストーリーについては、詳細は割愛しますが、設定もカフェ、ギャルソンと、とても綺麗で美味しそうな西洋のケーキ、そして、綺麗な男たちに、ちょっぴりBL要素あり、友情あり、仲間愛、サスペンスありと、最後まで目が離せませんでした。小野の”魔性のゲイ“設定も面白くて、彼の恋の行方も興味あり、千影もいい味出していました。この先、橘のトラウマは消えることはないとは思いますが、この4人のメンバーで1日でも長くお店を続けられますように。こんな素敵なカフェ、実在するなら行ってみたいです。

この作品は、ブロマンスになるのかな。こういうBLの形、作品もいいなと。ただ、いつも思うのが、この関係性は男子同士でないと成立しないなと感じました。

追記、何気なく観ていたドラマ、きのう何食べた?も先生の作品だったのですね。お料理がテーマのお話しが好きなのでまた、こちらのコミックも読んでみることにします。

号泣、放心状態です…

原作未読、1912からの続編〜前編が素晴らしかった。久々に感情移入し、心が熱くなった作品です。

タナトスとは・・・死そのものを神格化した神、眠りの兄弟、夜の子とされる。
お話自体も題名のタナトスを司るような設定でよくできていると思います。やはり、書籍にとって題名はとても大事ですね。

双子の美人兄弟、ユーリ(CVノジケンさん)とミハイル(CV近ちゃん)このお二人の演技がとても素晴らしかった。とくに、少年期から大人になるまでの使い分けが非常にお上手で、私はこのお二人の名演に泣かされました。本当に。

ストーリーについては、時代背景もあるかと思いますが、二人がいや、残された二人を思うと哀しくて可哀想で涙が止まりませんでした。なんで…なんで?もう、運命、さだめだとしかいいようがなく、そう思わないとやりきれませんでした。

愛とは、憎しみとは…
1900年代のロシアを舞台の愛憎劇、二組の恋人たちの行く末、生きる道…ユーリとミハイルの運命はいかに…

ここにきて、漸く記憶が戻ったミハイルは、自身が弟であったユーリをどれだけ愛していたか、結局は、ユーリの憎しみを駆り立てたのは自分自身だということに気づき、後悔と共に疑心暗鬼に陥り始める。人を憎み続けるのは難しい、苦しい。愛は人を変える?愛は憎しみを超える?愛する人のために生きる・・・愛の逃避行、ハッピーエンドとまではいかなくてもよい方向へ向かうと思いきや・・・

革命の真っ只中、自分たちの生き残りを賭けて、互いに愛するものを守るために、愛するものと生き抜くために・・・双方の立場上、徐々に追い込まれていく・・・すべてに決着をつけなければならないことを悟った二人は…

愛するものを殺すこと、互いの命を奪い合うことが…ユーリ…お前にとってはそれが復讐なのか・・・

"愛憎、愛と憎悪は紙一重、対峙するもの"

ユーリもミハイルも互いに運命を狂わされながらも愛する人と巡りあい、愛し愛される喜びを分かち合い、一方で互いを憎み合うことで絆を深めていたのですね。これが双子、兄弟、親族であるがゆえの無条件の愛なのか・・・それに勝るものはなかったのかもしれません。

ユーリの"国は人の屍の上にできるもの"との言葉に、現状に起っている戦争を思い起こし、とても虚しく、胸が締め付けられました。そう思いたくはありませんが、それが現実なのだと。

最後のユーリとヴィクトールとのやりとりとラブシーンは、ユーリ自身、これが最後なのかもしれないと悟ったような絡みだったので、とても感慨深く聴いていました。ノジケンさん、本当にお上手だったし、森川さんもとても素敵でした。

追記、ただ、マクシムの死によって、あれだけ憎み合っていたはずの二人なのに、献身的に己を愛してくれる人間に愛情が傾くのは仕方がないとは思いますが、少し話しの軸、論点がずれたように思いました。それにしても、時代ものは究極にせつない。地位、権力、封建的な世の中で、愛に生きることがどれほど難しいか、尊いのか・・・様々ことを考えさせられた逸品、作品でした。

残された二人が可哀想すぎて、あれだけ声を出して号泣してしまった私、あるサイトで感想を読んでいたら・・・結局は、バットエンドなのか、どっちなんでしょう・・原作を読むことにします。

川原さんの学生らしい?年下攻めに萌える

原作未読、川原さん&野島兄さん、大好きな声優さんお二人の意外な組み合わせに設定なので聴いてみました。そして、大人で素敵なお二人がどんな風に物語を演じられるのかとても楽しみでした。大学生(二条 CV川原さん)×大学の職員(千鳥 CV野島兄さん)…このお二人というだけでなんとエロく感じちゃうのでしょ!いつもかっこいい大人男子、紳士的な役柄が多い川原さんが大学生の設定、いつもより可愛い高音寄りのイケボで萌え萌えな上に、学生らしい妄想がすぎるのが笑える。(笑)一方、野島兄さんは相変わらずクールビューティーで色っぽい〜二人の掛け合いも楽しいですが、ゲイである千鳥のノンケ(二条)との恋愛は葛藤が多そうで…それが、ときおりいい意味でのアクセントにもなっていて、色々な意味で楽しめました。コミックも読んでみようと思います。楽しみです!


興津さんがすごい!

原作未読、もう、森川さん&興津さんCPのBL最高!
二人の掛け合い、ストーリーもこうくるか、あーくるかで面白いったらない。コミックまで全巻大人買いしてしまいました。

互いに人を信用せず、人を利用し、人を駒としか思っていないこじれた男達の運命?の恋物語?和智さん、所謂、とんでもない男子に堕ちちゃったんですね。

和智役の森川さんも好演で面白くて大人可愛いのですが、興津さんの槇尾の破壊力がすごかった!元詐欺師で今はバーテンダー、特上の美人だは、口は上手いは、洞察力に長けて、頭が良くて、見識が広い。対峙してセクシーでエロくて、いたずらっ子で色々こじらせてる謎の多い。そりゃ、和智も皆、夢中になりますわ。私は、このこじらせてる2人が可愛くて、可愛くて仕方がなかったです。

興津さんの受けは以前から大好きなんですが、今作の誘い受けには骨抜きにされ、万歳三唱!そして、様々な顔を持つ槇尾を興津さんが七変化で化ける化ける!もう圧巻です!やさぐれている槇尾、甘える槇尾、エロい槇尾、魅力的な彼から目が離せなくなる。何回もリピートしてはニヤニヤ、笑いありで楽しませていただいています。私の好きな川原さん(加倉井役)も出演されていてお得感満載でした。コミックもとても面白いので、CDとあわせて是非に。オススメです!

何度聴いても泣いてしまう

原作未読、DISC2のみ試聴済
英田サキ先生の作品の大ファンで、先日、初めて2枚通して聴きました。

DISC1~大学時代の恋人、同級の二人のお話、一人はヤクザ(湊 CV鳥さん)に、もう一方は平凡な一般人(加持 CV神谷さん)だったが、金に困窮し、ある男にケガを負わせる闇の仕事を引き受けてしまう。その標的が、なんと湊だったという。二人の過去と数年間の空白、そして湊の組内抗争、二人の行く末は・・・二人の間に亀裂が入った要因とされる加持の恋人であった女性の真の姿・・・え??まさかのどんでん返し??

CVについては、湊は口は悪いし、不器用なのですが、要所要所で確信をついた言動をし、加持を突き放すも、心底では彼を一途に愛し、とても大切に思っている。そういった様々な感情が入り交じっている湊を鳥さんが低音ボイスで好演。神谷さんは、安定感のある演技で、優柔不断で弱々しい加持が、湊を一生懸命、理解しようとする真摯な姿がひしひしと伝わってきました。

”愛されないのなら憎まれた方がいい”
BLならではのこのフレーズ、なんか好きなんですよね。多少、歪んではいるけれど私的には究極の愛だと思う。そして、愛し合うようになってからの二人は心が安定し成長したように感じました。
"1日でもいいから、死ぬのは俺より後に・・・”
毎度、先生の作品は、人間は愛を知れば変われるのだと信じたくなります。

DISC2~こちらはリンク作になるのかな。プロローグ~加持が経営する喫茶店で加持と武井(靖之 湊の部下 CV高瀬さん)との何気ないやりとりから~エンディングも。こういったオムニバス、シチュエーション設定も好き。

この作品は何度聴いても号泣します。亮一(亡姉の夫)と靖之のせつない大人の恋物語。CVの遊佐さんと高瀬さんのお二人の哀愁ある演技が素晴らしかった。毎回、いい意味で、遊佐さんにはしてやられた感満載で引き込まれていく。繊細で細やかな演技と対峙して艶やかで色っぽい。高瀬さんは、男気ある中にも愛や優しさが溢れるジェントルマンな雰囲気も新鮮でした。

私が最も心に刺さったのは、二人が墓地へ行く、桜(雪)の中のシーン。お二人の演技、このエピソードは涙なしでは・・・高瀬さんの語りが優しく、情緒的でとてもいいのです。そして、私自身が逝くときにこういった言葉をかけ合える相手がいるのかとふと考えさせられました。今作も、声優陣の好演、このドラマCD2枚を通して、すべてのキャラクターが生き、叙情的に胸が熱くなる素敵な作品となっています。

それぞれの愛の形・・・人は愛によって救われるのか…

デコイ シリーズを総括して…

英田先生のエスのリンク作ということでずっと気になっていた作品でしたが、聴き始めると止まらなくなって一気に二作品を聴き終えてしまいました。終始、サスペンス、スリリングで、手に汗握るというのはこういったことなのだと。展開が、一進一退で、まったく予想のつかないエンディングでした。ストーリーもさることながら、演者の方々の演技が圧巻で素晴らしい作品、逸品でした。

”孤独という厄介なものは、人を破滅させ、人の人生を狂わせる”自身でも気づかない間に・・・

孤独に生きてきた人間の歪んだ愛、強い執着~消えようのない過去、罪、葛藤

憎悪と愛情は紙一重

どんな形であれ、人は愛によって救われるのか…
人は人を愛していると信じ、錯覚することで救われるのかもしれない・・・

ある組織の大物が射殺された。そして、同時期に15年前に起ったあるデパートでの爆破死傷事件の時効が迫っていたが、寸前の所で捜査対象者の目星がつく。その事件で亡くなった父の仇、復讐のために刑事になった男、秦原(安見CV近藤さん)が、囮捜査(特殊任務)に自ら志願するが、対象者の男、火野(CV子安さん)の罠にはまり、心身共に支配され、後に犯罪者となり、足下を掬われ、破滅の道を辿っていく。一方で、その対象者と深い繋がりのあるヤクザ(那岐CV鳥海さん)とその相棒(加賀谷CV三宅さん)のニ人もこれらの事件をきっかけに人生の歯車が狂い始める。

薄汚い世の中で、幼い子どもが親もなく、頼る人間もいない、劣悪な環境下で、火野と那岐の二人は寄り添って生きてきた。子どもながらに大人を手玉に取る火野、生きていくだけで必死だったに違いない。

先生の作品は"孤独"がテーマが多い。人間はその隙間を埋めるべく、ごまかしながら日々、生きている。一方で、実直かつ純真な心を持つ安見のような人間は火野のような特殊な人間に支配され、摂取されることが多い。

後に、これらの二つの事件が繋がり、那岐は一人、彼なりの過去へのケジメ、決着をつけに行く。その後、加賀谷との関係性はどうなるのかとヒヤヒヤしましたが・・・三宅さんの加賀谷の那岐への一途で激情型の愛がかっこよくて・・・那岐もその愛に応えるべく、火野に銃口を向けられた際に、加賀谷のために生きなきゃいけないと・・・

”彼らにとっての幸せとは・・・”

最後の喫茶店デコイでの篠塚(CV三木眞さん)と店主とのやり取り、核心に迫った篠塚の追求に店主はどう出るのか、篠塚に危険が及ばないかと一瞬ヒヤリとしました。流石の三木眞さんの迫真の演技!篠塚のやりきれない思いに胸が傷みました。

“お前と俺は死ぬまで共犯者だ”

那岐と火野の別離、二人の複雑な思い…兄弟、戦友のような、いや、恋慕の感情なのか・・・怪しい魅力満載の火野を子安さんが熱演!

私個人的な解釈ですが、囮を装ったはずの安見が、火野との関わりの中で彼を愛したことによって、(ストックホルム症候群?)迷鳥になり、カゴの中の囚われの身となり、いつしか二人は運命共同体に。そして、火野は最期は愛する相手によって葬られたいと望んでいる。

先生の作品は、聴く人、読む人の解釈、想像を膨らませるといった終焉~このシリーズも色々な意味で楽しめる作品となっています。是非とも聴いて、読んでいただきたいです!心が熱くなります。

追伸・・・那岐が、私の大好きな宗近の配下の人間だったとは・・・久々の登場と話題にテンションが上がりました。

本物の優しさとは何か・・・

さよならを言う気はないからの続編~天海の弟、泰智が、音信不通の兄(天海)捜しのために陣内の探偵事務所に訪れる。ここから天海の過去の話に遡ります。

前編で、漸く恋人同士になった二人の心の距離が縮まることもなく、しっくりいかない様子、陣内は天海が心配で同棲したいようですが、天海は首を縦には振らない。”ありがとう”という言葉の裏には愛情深い陣内に対する感謝の気持ちと同時に、自分には幸せになる資格はないと言っているように感じました。

泰智の件で、我那覇の所へ話しをつけに行った天海でしたが、我那覇の策略で同伴していた陣内が天海の身代わりに・・・我那覇に暴行を受けている陣内を静観するしかない天海と陣内の心の内、とくに陣内の心中が、私は痛くて、痛くて・・・陣内は天海が強くて一人で生きていけると思っているようだけど、そうじゃない。陣内がいるから何とか踏ん張って生きていられるんだよって、言ってやりたい衝動に駆られました。そして、陣内の”殴られていた俺より、お前(目の前で殴られていた陣内を見ていることしかできなかった天海)の方が(胸が)痛かっただろう”の言葉に胸が詰まり、涙が止まりませんでした。

”傷の痛みから気をそらすためにわざと別の傷をこしらえる”自分への戒め、もはや自分を痛めつけるための罰のようなセックス、一方でセックスでしか自分を解放できない天海が不憫で可哀想でした。愛する人、陣内のためにももっと自分を大切にしてほしいと思う反面、自身の"弱さ"と向き合うことは天海には難しいのかもしれないと。天海の場合、弱さというより、常に自分の罪と向き合って生きているのですが、行き着く先には孤独と刹那な生き方しかない。やはり、その根底にあるのは天海と母親との関係性からの因果で、一生、この呪縛から逃れられそうもない天海がとても切ないのです。

そして、相手によって、場合によっては深愛、慈愛、親切、優しさは諸刃の剣になるときがある。最終的には、天海に進退を選ばせる器の大きい陣内、最初から最後まで男気のあるかっこいい陣内でした。

今作は、本当の意味での”優しさ”とは何かを考えさせられたお話のように感じました。

いつかその日がくるとしても・・・は、彫政ご夫婦や陣内とのほっこりしたお話で和みつつ、エンディングの天海のモノローグは名言、胸が熱くなりました。先生の作品は苦しいと思いながら読んでいても、所々、温かくて笑えるお話を挟んでくださって、とくに天海と那波や賀持との関係性ややりとりが微笑ましかったです。そして、小説を読んだことによって、二人の詳細な心情や描写が理解できて、この作品をより深く知ることができました。ドラマCD、小説とあわせてとても素敵な作品となっています。

人を愛するがゆえの葛藤

英田サキ先生のさよならを言う気はないからの続編〜

あえて、”愛してる”と口にはしないけれど・・・口に出して伝えなければならないとき、口に出して言ってほしいときもある。そして、二人で一緒にいる普通の日常が特別でかけがえのないものだということ。CVの森川さん、小野Dさん、諏訪部さんも好演でした。それにしても小野Dさんの男らしい強引な誘い受け、だけど色っぽくて可愛い・・・陣内いわく、ホントに”たまらん”です。

過去の言動や受けた傷も消えない、問題から逃げても問題解決にはならない。傷つきやすいくせに自分を貶めて痛めつけて、虚勢をはるしか自分を保つことができない。一方で陣内がそばに居なければ生きていけない天海の諦めの愛が、とても切なかった。

愛する人を失う不安と恐怖、葛藤、自分と関わることで愛する人を苦しめてしまうなら…最終的には互いの深い愛情によって乗り越えることができた二人、今後も紆余曲折、色々なことがあるとは思いますが、”一生”添い遂げてほしい。

最後の天海のモノローグ、秘められた天海の陣内への愛と誓い、素敵なエンディングでした。このシリーズのCDも臨場感が溢れていて情景が目に浮かび、小野Dさんが天海そのものでした。基本、私は攻め様推しなのですが、今回、初めて受け様、小野Dさん推しとなった作品となりました。先生の世界観、愛の形、本当に大好きです!

小野Dさんに萌えた

原作未読、私個人的に、ドラマCDって、聴き始めた直後に自分に合うか合わないか、最後まで端折らず聴けるか聴けないかが決まるんです。この作品は前者で、気づけば大ファンの英田先生の作品だったという…

元刑事で探偵(陣内CV森川さん)とヤクザ(天海CV小野Dさん)もの、ストーリー的には王道といえば王道、基本、ツンデレで過去の傷を引きずっている天海(受け)と生真面目で実直で心優しい陣内(攻め)、この二人、互いに色々なしがらみを抱えつつ、長年、つかず離れずで相手への思いをひた隠しにしている・・・

帝王森川さんはさすがの名演、今回、小野DさんのBLは初めてだったのですが、品のある透き通ったお声、インテリヤクザ風でとても素敵でした。小野Dさんの強気な男性受け、喘ぎ(Sっぽい、男っぽい)は萌えに萌えます!エロすぎる!艶やかで大好物です!積年の思いを受け入れてもらった天海の様々な思いが入り交じった・・・お二人(CV)の相性がぴったりの男同志のぶつかり合いのような絡みのシーンも絶品で、小野Dさんの天海の「・・・もっと・・・」が最高!ムラムラきました。行為中に、天海が陣内を煽って、陣内が天海の口を押さえるシーン、キスで塞いで欲しかった~王道ですが…。

最終的に、”さよならを言う気はない”のなら・・・と陣内は決断する。結局の所、愛情表現下手の不器用な二人、そんな二人の押し問答とやりとりが面白く萌えポイントで、絡みとのメリハリがギャップ萌え!そして、なんやかんやで陣内に甘える天海が可愛い。

やはり、英田ワールド、世界観、作品は面白いです!まず、私はドラマCDから入り、これいい!と思った小説やコミックを購入する派なので、今回も小説を購入し、じっくり読み込みたいと思います。楽しみです。