小学生時代の凶暴な三浦のイメージが染み付いて大嫌いなのにかといって無下に扱うことも出来ずズルズル関係を続けた結果、救いようのない状況になる話
和也の本性が垣間見え初めてから三浦が傷つく様子が痛々しくていたたまれなくなる。一方的に追い詰めているのは三浦なのに。
無理やり体の関係に持ち込めても本当の意味では受け入れて貰えない。でも心が反応を示さなくても身体は応えてくれる。それが自分には優しいんだと吐露する三浦が哀れで愛しくて泣けます。
全く救いようがないかと思いきや、終盤の和也のエピソードから三浦を受け入れつつある事が窺えました。
なんだかんだ死ぬまでずっと一緒に居そうな二人。
新装版と旧版どちらも読みましたが、セリフなど変更されてる箇所が多く見られます。新装版では初回限定でその後の2人の様子が書かれたリーフレットが付いてきました。