七匹のひつじ、ということで七人兄弟のお話となってます。
表紙にいる三人がメインでBL展開が進んでいくのかといえばそうではなく、大元のストーリーは八人目の兄弟としてあらわれた千影と次男であるシン中心に進んでいくのですが、BLっぽさがあるの五男と四男だけでしょうか。三男である祥三と次男であるシンもそれっぽい雰囲気を出している感はあるのですがまだまだこれから…といった感じで、最後の最後でちょっと恋愛に発展するかも!?みたいなところまでいったのに結局もどかしい感じで終わってしまい、ですが続編も今のところでないそうなのでそこがとても残念に思いました。ぜひこの三男と次男をピックアップしたお話がみたいですね!
神様と人間のとっても心温まるラブコメです。短編集なので一つ一つの話は短いのですが、もっと読みたい!とも思いましたが、それよりも満足感の方が勝っていました。もちろん続きがでてくれたらものすごくうれしいですが(笑)
以下個別感想↓
【マウリと竜】
この神様、ひたすらにかわいいです。人型になった姿もとってもかっこいいんですが何より龍の姿での神様の行動がめちゃくちゃかわいいんです!
マウリくんもすごく純粋な良い子で、神様がマウリくんを溺愛するのも頷けます。マウリくんももちろんめちゃくちゃかわいいんですが決して女々しい感じで受け受けしい感じの子ではなく、ちゃんとしっかり芯を持った心の優しい男の子です。そんな二人が出会ってどのように惹かれていくのか、そこに注目してみてください。
【雨降らしの神様】
子供の頃から一緒にいる神社の息子と白蛇の姿をしていた神様のお話し。
神社の息子である松里は神様である白峯のことが出会った時から好きなんですが(いわゆる一目惚れ)、白峯の方がずっと松里のことを子ども扱いしていてそのことに松里はいつもやきもきしています。それがついに我慢できなくなった松里は…というようなお話なのですが、これ、白峯が飄々とした感じのかっこいい神様かと思いきやこれがめちゃくちゃかわいいんです!!特に白峯が松里の為にとあるものを探してたくだりがめちゃくちゃかわいいのでぜひみなさんもそこで萌えしんでみてください(笑)
他、春を呼ぶ神様と狩人の話、馬の姿をした神様と青年と子供の話もあるのですが、個人的にこの二作品がとても好きでしたのでこの二つを詳しくレビューさせていただきました。とっても暖かい気持ちにさせてくれる素敵なお話しばかりですので、ぜひ読んでみてください!
内容の内訳としては小野寺律の場合が2/3で雪名皇の場合 が1/3といった感じでした。そして最後に小野寺律の場合13.5があります。
内容としては、りっちゃんの方は主にりっちゃんの誕生日の話で、もうはやくくっついちゃえよと思いつつまだりっちゃんにはぐるぐるしててもらいたいようなこのむずむず感がたまらなくて。
本当に春菊先生の作品は安定しているというか、いつものように話の所々で身悶えしちゃうような萌えポイントがあってたまりませんでした!りっちゃんがかわいいのはもちろんのことですが、高野さんも本当イケメンですよね!
雪名くんの方はいろんなことに悩んでる雪名くんの話で、読んでていつこの2人は同居するのかな?という感じでした(笑)
そして雪名くんの髪型もかわいかったなーと!
そして小冊子ですがメインキャラ一人ずつの場合+純情ミステイクでした。
こちらもかわいかったですよー!
しかし個人的にはちょっと物足りなかったかなーとも。
またこれから新刊はまだかまだかという日々が続く訳ですが、7巻を覚えるぐらい読みまくって8巻の発売を楽しみに待っていることにします(笑)