28歳で親の再婚により、義理の弟が出来るらしい。叶わない夢だと思っていたけど、昔から弟という存在に憧れていた。。。しかしその義理の弟は同期の苦手なあいつで!?というお話でした。
同じ出版社に勤める同期(とそのお父さん)が突然家族になります・・・と顔合わせの時に初めて相手の顔を知った、受けの鍛冶舎 一(かじしゃ はじめ)。「なんじゃそりゃー!」状態です(笑)
なんせ愛くるしい表紙とは裏腹に攻めの田中瑳苗は愛想がないです(笑)クールとも言いますが、受けは入社面接で攻めに一目惚れの勢いで憧れがあったものの、発言は正論だけど厳しい言い方で、特に自分に対してはキツイ・・・嫌われている!と苦手意識があって。。。
攻めは受けといるのが居心地が良いから何でもポンポン言ってしまうそうですが、すこし不器用なので伝わってません(笑)
面白かったのが「同期なんだから弟じゃない!」という怒りに対し、瑳苗(攻め)いわく誕生日が受けの方が早いので「義兄さんだろ」と言い争う姿が微笑ましかったです。
そんな喧嘩ばかりの2人が一緒に生活をする中で、攻めの料理の上手さに感動したり。受けが強がっているけど寂しがり屋だったりと、新たに相手について知り距離が縮まっていく流れがリズムよく読みやすかったです。
周囲からも文句なしのイケメン!と言われる攻めにも辛い過去があります。「努力」は「力」という漢字が2つも入ってる、それでは力が入り過ぎて疲れて辛くなってしまう。丁寧の方が良い。と攻めのいう台詞には唸らせられました。
考えたこともなかったで、とても記憶に残りました。攻めがそう考えるようになった理由は悲しかったですが、受けがそれに真正面からそれに立ち向かう姿は男前で格好良かったです。
挿絵は陸裕千景子先生。先生の描かれるお料理は毎回「食べて見たい~美味しそう!」と思わせ、攻めのイメージ映像のドーベルマンは可愛かったです。そしてカラー口絵は絵柄が優しいイメージがあるぶん余計にエロチックな雰囲気で美味しく頂けました。
最後に攻めの長い計画を知った時には驚いたのと、これぞ執着攻めだわ!と感動しました。
幼馴染と子どもの頃に交わした約束。男同士だけど成長してもその気持ちは変わららない・・・?という、幼馴染設のお話。
可愛いチビキャラも沢山出てきて、読んでいて可愛いなぁ~と癒されました。ただキリっとした時の絵柄が何となくに個人的に合わなくて、すいません。評価を低くしてしまいました(汗)
ショップ店員という設定もありますが、この先生は洋服が好きなんだなぁ~と思えるほど、夏葵が凝った洋服を着ているので見ていて楽しかったです。背景もとても細かく描かれているので場面も理解しやすいです。
夏葵(受け)は智秋のお嫁さんになろうと料理を頑張ったり、仕事のウェディング企画で「智秋との結婚式だったら・・・」と夢が暴走してしまう性格が好きでした。その製作に夢中で智秋(攻め)が「夏葵から連絡が来ない・・・」とポツーンと一人ほったらかしになるという・・・作者さんも仰られてましたが、不憫っ・・・!!(∩´///`∩)良い!
智秋は年上なので今まで面倒を見て来たんだろうな~とぶしぶしに感じさせられて、時々「お前はお父さんか!!(笑)」とツッコミを入れたくなる感じの心配性でお似合いコンビ。
当て馬も出てきますが、夏葵(受け)が智秋一直線なので読者としては全く心配なく読めて、一波乱ありますが、当て馬も不憫です(褒めています:笑) 夏葵は智秋以外にはハッキリしてるところも良かったです。
同時収録
【妄想×男子】は調理学校のお話で、綺麗だな~と思っている先生(攻めではない)との妄想が止まらない真宮(受け)。
その先生とのエロ妄想の時は自分が攻めなんですけど(笑) ボーっとしているところを攻めに怒られ居残りの際に、攻めの喜多からにお仕置きと称して手を出されてしまうというお話でした。
思い焦がれた先生よりも気づけば喜多が気になってしまう真宮。しかも、したい方からされたい方に興味が出てきて・・・という流れも自然で短編でしたが、面白かったです。
【永久クローズネス】
共に入学式で一目惚れをしているのにお互いの気持ちを知らずに、少しで一緒にいようとわざと勉強を出来ないふりをして必死な藤緒が姿が可愛かったです。
描きおろしで2人は晴れてHが出来るのですが、やんちゃな受けの藤緒が「次はオレがやる番ね!」と言って攻めを青ざめさせるという笑いのオチがありました。結局2人はどうなるのでしょう・・・やられてもらえない気もします(笑)
帯の神田猫先生のかわいくてオシャレという文章通りのコミックスでした。神田先生のデレてる智秋(攻め)が大変格好良くて可愛いです。
学生の頃、授業ですこ~し読んだ記憶がある源氏物語。私の中では恋多過ぎるダメな男性(失礼)という印象しか残らなかった人。そんな人が総受け・・・だったら!!と、すかさず手に取りました(笑)
男しかいないパラレルワールド、男と男が恋をして子どもも授かる。そんなファンタジーな世界のアンソロジーです。
それぞれの相手(攻め)と光源氏(受け)の関係がわかりやすく説明してあり、登場人物の相関図もあったので原作の源氏物語をしっかり読んだことのない私も楽しく読むことが出来ました。綺麗なカラー口絵が2枚有ったのも良かったです。
話の中では特に3つが印象的でした。
【夕顔】吉野ルカ先生のお話が切なくて好きでした。お互いの身分を隠して会っている2人。光源氏も彼といる時は、遊びまくってるな雰囲気ではなく穏やかで、夕顔(攻め)を守りたいとすら思ってくれます!良い感じの2人だなぁ~と。
優しく儚い雰囲気の夕顔は「人の心は移り行くもの、永遠なんて存在しない。」自分の心がいつか変わっていくことも、逆に光源氏が心変わりすることも、いつかあり得る。そんな寂しさと光源氏へ増していく愛しさを感じている時に、あの嫉妬深いことで有名な生霊が現れ・・・!?
光源氏を守れたことで穏やかに消える夕顔を見て、もがくことしか出来ない生霊は、何を思うのでしょうか?霊にまでなってしまった、あの彼の気持ちもじわじわと伝わって来て淋しかったです(>_<。)そして光源氏もこの時は切なそうで、しっとりとしたお話でした。
【末摘花】ぱんこ先生。
不器用で他の攻めキャラと比べると美しい人ではなかったそう。穏かで我慢強い姿が魅力的なのかな。
今回はコミカルな展開でワイワイしている雰囲気が素敵でした。恋愛のもつれで、切なかったりドロドロしたほかのキャラたちとは違い、光源氏も可愛く思えました。
「君の前だと格好付ける必要ないしね~」と自然体な光源氏、本当に輝いてない!(良い意味で:笑)
【六条御息所】さおとめあげは先生。
高貴な生まれで美人・賢く麗しい人なんですが、その分素直になれない悲しい人でした。お話は絵柄が綺麗でした。そして執着攻め!!最後は生霊にまでなってしまうほど・・・。
年上の自分が光源氏に夢中なことがみっともないと感じて、周囲の人間に対し嫉妬に狂う役ですが、ちょっと可哀想だなぁ~と思えました(><)
執着攻め・不憫攻めは大好きなんですけど、今回は受けがストーリーとして仕方がないですが様々な人に愛を囁くので・・・読者ですら愛らしく感じてしまう光源氏の姿には喝を入れたくなってしまいます(すいません!)
他にもいろいろな作家さんのお話が読めてとても面白かったです。結論、やっぱり光源氏は自由人でした(笑)でも彼なりに苦悩する姿は新鮮で読めて良かったです。
今回は1冊丸ごとヤンキー(真矢)×ガリ勉(眠傘)の話で山あり谷ありのギューーーっとつまった内容で、かなりのボリュームを感じましたヽ(´▽`)/
始めは1巻から続く 真矢→→眠傘(鈍感)のコントのような二人に 今回も不憫攻めは萌える!とニヤニヤ。
攻めの真矢が自分も下の名前で呼べよ!に対して「君の名前(秀幸)ゴロが悪くて言い辛いから断る!」という眠傘に、真矢と一緒になって「えええええ・・・・ガーン」ってなりながら、思わず笑ってしまいました。ネムネムそりゃないぜ・・・!!
そんな感じでドタバタコメディ調に進むと思いきや、話はどんどんシリアスに・・・!再読しているはずなのに、続きがどうなってしまうのか不安で、ハラハラドキドキしっぱなしでした。
模試直前の話は構って欲しい真矢の気持ちも、勉強で余裕が無い眠傘の気持ちも、感情の表現のされかたが上手く、2人の気持ちがどちらも激しく伝わってくるのでよけいに切なかったです(><)すれ違いがとても悲しい・・・
しかし「落ちたら浪人すりゃいいじゃん」の軽率発言には私が真矢(攻め)をブン投げそうになりましたが・・・(笑)
たぶん真矢は本気で勉強にしがみついたことがなくて、逆に眠傘は友達としてでも、本気で誰かを第一優先にしたことがないのだと思えました。そんな2人がお互いに相手の気持ちを考えて、片方は離れようとして、片方は歩み寄ろうと近づいていく姿にはウルウル来ました。。。とくに鈍感大魔王様の眠傘が自分の気持ちに気づくあたりが!!
手に汗握る展開が続いて読み終わった時には、安堵しつつも少しエネルギーを消費しすぎました(笑)そんな時に改めて表紙の幸せそうな甘いピンクの2人を見ると、とても癒されます♡
私はアニメイトのWカバーを買ったのですが、こちらもイチゴとピンクのふわふわした可愛い雰囲気に、ほわ~っとしました。
・・・余談・・・
ねこ田米蔵先生の他の作品でも思うのですが、表情の喜怒哀楽の表現が力強いな~と感じます。特に攻めの怒った表情。とても迫力があって「ドキーッ」っと本を落としそうなほど、緊張してしまいます。格好良いぶん、怒るとよけいに恐いです(笑) そこがとても魅力的に感じました~
有名なシリーズ作品、一度は読んでみねば!と思い、表紙の二人の臨場感溢れる雰囲気がインパクトがあってソワソワしながら手に取りました。眠傘くん頭は良いのに天然な受けはとても可愛いですっ(∩´///`∩)
<表題作>
【酷くしないで・冷たくしないで】
最初は攻めの真矢がどうしてガリベン眠傘に興味を持ったのか、いまいちピンと来なかったのですけど。再読してみて、お金持ちで勉強もやれば出来る(ただしないだけ:笑)何でも出来る感じの真矢はいつも必死な真逆のタイプの眠傘がどんな人間なのか、軽い気持ちでちょっかい出す感じだったんでしょうか。
しかしいつの間にか相手が可愛いく思えて気づけば夢中に・・・という2話目の【冷たくしないで】と後日談では真矢の不憫な役がたまりませんでした。攻めが不憫なのは大好きなので(すみません!)思わず笑ってしまいました~ 友情って大切ですよね。でも、えっろいことしてるのに・・・(笑)
1巻では真矢(攻め)の従妹や暮らしぶりが見えるのですが、受けの眠傘の交友関係(友達はいなそうですけど:笑)や家庭環境については全くわかりません。どうして奨学生なのか・・・とか今後、触れるのでしょうか。気になります!!
同時収録の中では【ワガママも愛して】が一番好きでした。
男女共に人気がある完璧(攻め)×容姿だけが取り柄の気分屋さん(受け)コンビが可愛いかったです。
スポーツ・勉強・友情まで完璧な攻めが、受けのワガママな行動で振り回されたり、動揺する姿は可愛いし、包容力があるようで実は嫉妬深い感じがジワジワ感じて萌えました~
気持ちがちゃんと互いに通じるシーンは良かったのですが、他の作品はもっとエロが多かったので、こっちでもエロを拝み倒したかったです(笑) ページ数も少なめだったのでもっと二人を見たかったなぁ~と(><)
受けが自分で足の爪を切っている姿がとても色っぽくて印象的でした。
同時収録では攻めなのにすぐ泣くし可愛いキャラが多くてどちらが受け・攻め?リバ?(といってもギャグ風味)といろいろなCPを読むことが出来ました。普段あまり読まない雰囲気の話も読めて読み応えがとてもありました!
表紙のハイセンスに惹かれて購入しました。茶と青とオレンジの3色刷りが素敵です。フルカラー表紙が多い中、個性的で格好良い!!
最初の1ページ目の宮坂(茶髪にピアスに指輪)が面接を受けるシーンがツボでした。
面接官「君、真面目でしょ~?続けられるかなぁ~?」
宮坂「真面目そうって初めて言われました。」
私は思わず「・・・そうでしょうよ!!(爆笑)」と読みながら一人ツッコミしてしまった。凄く真面目な人は面接時に指輪はしません(笑)
でも根は真面目な主人公が、ADというテレビの裏舞台で悪戦苦闘をしながら頑張る姿は読んでいて面白いです!また1ページに色々なネタが細々と描かれていて読み応えもあります。
しかし1巻だからか矢野さん(受け)の魅力が私にはあまり伝わってこなかったです。
冷たくて、つかみどころのない人だと思っていたけど、夢があって仕事に打ち込む姿は格好良くて・・・男前―!!
いつの間にかそういう部分に惹かれたというのは分かるんですけど、最初の出会いで矢野さんが女性に見えるほどの美人・・・というのがピンと来なくて(汗)(すみません!)
そして矢野さんに惹かれて行く宮坂を応援していたんですけど、何でもそれなりに出来る宮坂が何かに執着したことがないと気づいて、この仕事と矢野さんに今までには感じなかったやりがいや、執着を見せるシーンにキュンッとなるはずが。。。
「いやいや・・・彼女どうするの!?」と心配と心配で心配になりました。そして自分が真逆の性格をしているせいか(どちらかというと不器用で人よりも時間がかかるタイプ)主人公に感情移入出来なかったというショックΣ(゚д゚lll)
気づいたら宮坂のアルバイト時代に怒られてる1コマだけの女の子(?)に感情移入してました(笑)その上、まさかの宮坂の彼女に感情移入をしてしまって辛かったです。彼女は結婚も考えていたんじゃ・・・と思うとすごく複雑でした。
とすごく辛口なレビューですみません。
何度か読み返して考えてみると何でも出来そうな宮坂ですが、恋愛に関しては彼女と別れ方も矢野さんへの想いも不器用で、決して何でもこなしてる訳じゃないんですよね。
続編を読んだら矢野さんの考えもわかるだろうし、もっと違う見方が出来るかと思うのですが1巻までに関しては、猫の矢野さん(仮)が一番可愛かったです。
ハラハラするシーンが多かったので本当に癒されました。
あとカバー裏のネコの姿がこれぞ猫!!という感じで、某番組の世界ネコ歩きのネコもこんな感じだよね!!とネコ好きにはたまりませんでした。
という訳で話としては熱血青春、仕事漫画として考えると とても面白かったです。
しかし恋愛の部分を考えると評価に迷う作品でした(汗)
表紙が素敵で購入したのですが、高評価の中、中立ですみません(ー ー;)
表題作【年下彼氏の恋愛管理癖】
初めて読んだ時は展開の早さに付いていけなくて、再読するとアングルなども含めて(笑)色々と萌える!特に2話の旅館のお話は思いました。
しかし3話の教授の話が再読してもモヤモヤしてしまって・・・ダメでした。作者さんが別ページで教授は青春をこじらせただけでいい子なんです!言う話でしたが・・・。
あのような人が教授って、どうなのでしょうか。
人にものを教える立場の人が、権力にモノを言わせて生徒に「相手(攻め)のことを思うなら、身体を差し出せ」って、やっぱりモヤモヤします。
どれも最後まではいかないですが、3回も理さんは耐えるんですけど。小野塚理(受け)さんの性格も掴みきれなかったなぁ~と思います。
好きな人の為とはいえ、1話2話で自分がどれだけ攻めに大切にされているか分かっているのに、攻めの未来の為に自分を差し出す行為は健気と思える反面、攻めの気持ちを蔑ろにしていると思えてしまいます。
正直、このことが攻めにバレなかったら、先生と最後までやったあとでも「攻めのそばにいれますか?」と聞きたくなってしまう・・・((+_+))
自分をもっと大切にして下さい。悲しいです。
とても辛口なレビューですみません。
【お手をどうぞ、王子サマ】は、カラっと明るい話でこれもなかなか展開が早いですけど、王子様が制服女装でエロという色々な要素が盛り込まれていて面白かったです。
【君に捧ぐサディスティック】はギャップ萌えを描かれていて1冊に盛りだくさんだなぁ~と思いました。
3作品を合わせて見ると
無理矢理の身体からの始まり、お風呂妄想、旅館エロ、第三者への無理な奉仕?(口で、自分でいじってetc)コスプレエロ、ソフトSM(?)ギャップ萌え。電車で痴漢など、文章にするとすごい・・・(笑)
これだけのバリエーションを1冊に描き込んだ作者さんの愛を感じます。
エロも擬音も絵柄も苦手という訳ではないので、今回の作品の教授(当て馬?)と小野塚理さん(受け)の関係が、たまたま私に合わなかっただけかな~(汗)と思います。
今まで「両性具有」というのを何となくでしか知らなかったので、デリケートなテーマは少し避けていました。しかし、みなさまのレビューを読んでがぜん、エロサル(笑)こと攻めの一宮に興味がわいて購入しました。
読んでみた最初の感想は、絵柄もサラっとしていて、思っていたよりも読みやすくて(コミカルでギャグ寄り?)両性具という単語に構えていましたが、普通の恋愛物として楽しく読めました。
お話の内容は身体の秘密のせいで、いつも孤独な生活をしている雪野(受け)。
彼は身体のことも関係しているのか、中性的な容姿で可愛いのですが、可愛すぎず男の子っぽさがあって凄く好みでした。
一方、理由は違えど周囲から恐れられ孤立している攻めの一宮。
序盤は攻め(一宮視点)から始まり、
体育の時間に雪野のアタックしたボールが一宮の股間に見事にヒットし(ここ大笑いしてしまった・・・!)保健室に行った二人は急接近します。
その後、雪野に生理が来たり自分は女性なのか?男性なのか?悩み、どちらを自分が選ぶのか?というシリアスな場面や、時折、思い出す雪野の悲しい過去の部分は切なく寂しくなりました。
中盤、雪野を孤独にしてしまった原因のひとつとなった従妹の女性が出てきますが、過去を話す彼女を見て、個人的に好きなキャラクターだなぁと思いました。
子どもの独占欲で自分の手に負えない被害を出してしまったこと、それを彼女はずっと後悔してきたのだな~と思うと、従妹と雪野が一緒に話すことが出来てほっとしました。
二人が和解出来たのも、一宮が雪野を一人の人間として男でも女でも関係なく、必要としてくれたこと、家族から貰えなかった暖かさを貰ったからではないかなぁ~と思うとエロ全開の一宮が格好良く思えます(笑)
今後も雪野を時に守って、そして雪野に時にいじられて(一宮Mっぽいので:笑)寄り添う二人を応援したくなります。
今回、題材がデリケートなので表紙のタイトルにこの言葉を持ってくる位ならば、もう少し踏み込んでくるのかな?と思っていましたが、初心者の私にはこれくらいの明るい話で良かったかもしれません。
逆にもともと知識があって、深いものを読みたい!と思う方には物足りない部分もあるかもしれないかなぁ?とも思いました。
他の方のレビューでもありますが、カバー裏の漫画に爆笑してしまいました。
寝ている一宮の股間をうっかり踏んでしまう雪野に対して「今度はもう少し強めに・・・」ってお願いしてる一宮よ。。。Mですね。攻めなのにこんなにMが似合う人がいたなんて!!(笑)(^////^)
続編もあるようなので、次作も気になります!
中村明日美子先生・SHOOWA先生・ 秀良子先生・ 日高ショーコ先生 ・ 腰乃先生・ 山田2丁目先生・ 宝井理人先生と7人の作家さんの漫画(各1ページ)が掲載されていました。
ペーパーなどで見る描き下ろしイラストというのも嬉しいですが、好きな作品の番外編などの漫画を読めるのは、もっと嬉しいです~♪(*´▽`*)
秀良子さんは2作品(なので2ページ)「彼のバラ色の人生」と「宇田川町で待っててよ」があり、両作品ともに好きなので、とても幸せです。
小冊子の表紙もしっかりとしていて、目次と最後に各作家さんのインフォメーションが載っていたのもよかったです!素敵な企画に感謝です!!
トップバッターは、中村明日美子先生の「空と原」番外編(←と目次に記載されてる)ですが、原先生のお話ではなく、何だか(良い意味で)そこに思わず笑ってしまいました。すみません!(汗)こちらでは出番はないですが、原先生大好きですっ!
内容は「同級生」「卒業生」の佐条くんと草壁くんのお話で、本編終了後のお話だと思いますが、二人ともめちゃくちゃ可愛かったです。
秀良子先生の「彼のバラ色の人生」は、夏樹さんが凄く好きなので、この二人をまた見ることが出来て本当に嬉しいです♪ 少し後ろ向きのイメージがあった夏樹さんですが、コマノに浸食されてるのか(笑)互いに影響しあっているのか、明るく楽しそうで、読んでいてじわっとくるものがありました。(夫婦が似てくるとはこういうことを言うのか!みたいな感じで、萌え萌えしちゃいます。)
他にも腰乃先生のお話はいつも思いますがノリが良く、にやけて笑ってしまう感じで、すごく面白かったです。
どの先生も1ページの中に、よくこんなに萌えを詰め込めるものだなぁ~すごい!と感動しちゃいます。ドキドキが含まれていたり、ふわっと暖かい気持ちになれたり、噴き出して笑えてしまったり・・・!!
何度も読み返したくなります。そしてまた単行本(本編)をもう一度読もう!と思えたり、まだ読んでいない作品(作家様)は買ってみたい!と思える冊子で、すごく読み応えがありました。
私の地元のとらのあなでは取扱いが無かったようで(?)、ジュンク堂で購入しました。
用紙は1枚のモノクロの印刷で、サイズは漫画本の2倍位(より少し小さい)大きさです。
美しい繊細な世界に登場する、表題作「ステラリウム」のカナタ・アルレシャ達や、キケ・レオシュ、同時収録作の「真空庭園」のキャラクターが優しそうにそれぞれ描かれています。
本編「ステラリウム」でとても素敵だなぁ~と思えた”人工の星”がどのようにして、青井先生の中で生まれたのか。「真空庭園」も含めて、独特の世界をどういった思いで描かれたのかが文章で書かれており、とても楽しく読むことができました。
人物もそうですが、背景の細かい部分もオシャレで、何度も眺めたり読みたくなります。
そして単行本を改めて読みたくなるペーパーでした。