主人公2人のとりまく緻密な環境設定が素晴らしい!
受け/レイゼン家系で伝承される『清浄潔斎』を超えてしまう。
(攻め/クラウスは知らなかった)
戦場という背景で、甘い行為など許されない。
それなのにクラウスはタキを狂愛し続ける、それを受け入れるタキの強さに心を惹かれます。
また、それと相反するように2人の学生時代を描いたものは
切なく、とても脆く、そして淡い…
このような過去があるだけに、「どうしてこんな運命しか辿れないんだろうか」という思いになりました。
エッチ度は標準ですが、内容が濃い(というか酷いかも)
これも「狂犬」と呼ばれるだけの力量はあります。
とにかく受けの心の強さがピカイチです。
男前受け、ということになるでしょうか。
犯人×刑事サン。どこにでもあるようなCPですが、
中村さんが描くと一味も二味も違うんです!
まずですね、この設定が素晴らしい。
この二人(いつも余裕犯人×天然刑事サン)は、本文ではほとんど手錠で繋がれています。(タイトル通り、どこまでも一緒!)
そして、犯人の下心がミエミエなんですね(^v^)
さらに、刑事サンの「お前寄るな」オーラから、終盤「べ、別にお前なんか好きじゃないんだからな!」オーラへ変わります。
萌えポイントが所々あり、飽きずにあっという間に読めます。
他にもレビューされていますが、ギャグも入っていて「うっ、フフ」
と噴き出すシーンもありますよ。
他の短編「マジカル執事」もオススメです!
ページにするとP10あるかないかの短編なのですが、
内容が強烈且つギャグセンが素晴らしい。
欲求不満な執事×臨機応変セールスマン
なかなかないCPですよね。
たまには「執事」の乱れた姿、見てみたいものですよね(笑)
大満足な一冊だと思います。
何度読み直しても面白いですよ。
読んでて顔がアツーくなりました。
エッチ度はほとんどなく、本番は1回だけかな?という感じです。
最大の魅力は、主人公2人の不器用さ、ですね。
たまらなく可愛いのですよ。
2人が高校生になってから卒業するまでが描かれています。
入学、学校での行事、塾、模試、受験・・・etc
そんな中で恋をして、すれ違ってケンカして。
最後の巻まで読むと「あ~成長したなあ~!」なんて、読んでて実感できると思います。
読んでいて、とっても気持ち良いです^^
自分が高校生だったときに、こういう同級生がいたらな・・・なんて、妄想しちゃうほどです(●・ω/
ストーリがとってもしっかりしているので、読み応え◎◎
淡い気持ちになりたい方は、一度は読んでおきたい一冊ですね。