受け入れられるか、受け入れられないか、はっきり好みが分かれる作品だと思います。
SM系、リバで、地雷だらけではあるけど、高月先生の文章力で非常に上品な仕上がりです。
エグいはずだけど、サラッと読めます。
これだけでも読めるとは思いますが、仁嫁読んでないと、すごく淡白な作品に感じるんじゃないかな。
まあこれ単発で読まれる方もそういないとは思いますが(笑)
直登と道元の組み合わせは正直、凄く意外で、えええーそこ!?と思いましたが、読んでみると、なんか中毒性あるなあという印象です。
全然ハッピーな展開がこの先、想像できないけれど、二人の関係性がどう変化していくのか、いつかまた読めたら嬉しいなと思います。
ふと、今作と第1段の「楚川と要一」を発見し、要ちゃん好きだったなーと思いながら購入。
商業BLではなかなかお目にかかれないガチめな浮気展開に震えました。
別にそんな、トリッキーな展開ってこともないのに人間の闇の深さを感じた…
でもその闇深さが、リアリティと中毒性あるなって印象でした。阿仁谷先生すごい。
うーん、変わらず要ちゃんは好きだ…
読者を選ぶ本なのは間違いないけれど、私はこの関係性を知って、本編「男子迷路」が俄然おもしろくなった…かも。
もともと好きではありましたが、あんないいBLの裏側こんなドロドロなのか、っていう、まさに男子迷路だなと思いました。
浮気の時系列とか始まりとか、まじ気になる…
前作から2年後、アンドリムは47歳。
突如ヨルガが10年分の記憶を奪われ、それを取り戻すために砂漠の遺跡に向かうお話。
砂漠の遺跡には、卵の父親を求める砂竜がいて、ヨルガを呼び寄せるために記憶を奪った。
記憶を奪うのは、番であるアンドリムを忘れさせるため。
アンドリムとヨルガが番になったのは5年前。
奪われた記憶の10年前に番になった二人の関係性の根源があるらしいが、当のアンドリムも覚えてなくて、、、とお話が続きます。
途中、砂竜の卵を求める魔族の主従と協力関係になるのですが、主従の関係も最後までバッチリ書かれています。
全編通してシグルドが大活躍。
テンポよく進み、最後まで続きが気になって面白かったです。
エピローグまで読んでから、タイトルの【竜の子は竜】が効いてきます。
ちょこちょこ出てくる子どもたちや生き物が可愛いです。
人間の醜い部分もしっかり描かれてるのがこのシリーズの面白いところだなと改めて思いました。
本編で詳しく語られてないこともあったりして、まだ続きがありそうかなと思いました。
こうなったら、ヨルガが死ぬとこまで書いて欲しい。。
大長編です。
何にも情報なく読みだしたので、第1部完の文字を見るまで、これで完結かなと思ってました。
まだまだ続くそう。
個人的には1巻はとっても面白かったのですが、それはそれはゆっくり丁寧にお話が進み、正直ちょっと2巻3巻は読むのを諦めそうになりました。
アルフレッドがギルバートがいかに魅力的か語るシーンが随所にあるのですが、もーわかったて腹いっぱいだぜと思ってしまってから、ほんと長く感じてしまいました。
また、7合目モブだったはずのアルフレッドが、いつの間にか向かうところ敵なしのチート若様になってるおかげで、超平和な二人の世界が完成し、この展開いつまで続くんだろ、、、と思いました。
ただ、4巻は二人の関係がようやっと進展し、アルフレッドの前世も明らかになり、前世が今世にまだ影響してるのかなと思ったりと、楽しく読むことができました。
第一部完結後、番外編がたくさん収録されています。
アルフレッドの心情はもうお腹いっぱいだけど、ギルバート視点や、アルフレッドの影響を受けて未来が変わった令嬢のお話などは面白かったです。
ギルバート視点から見るアルフレッドはほんとイケメン。
続きは気になるけど、読むにはかなりのエネルギーが必要かもと思っています。
ずっと気になってはいたのですが、手を出すことなく、ついに完結されたと聞き、一気読みしました。
素直にお話としてはとても面白く、BLとしても物語としても、ここで終わるのはとても残念。
もっと続きが読みたいなあと思いました。
でも隔月連載で10年。どこかでお話にピリオドを打たなければならないわけで、そういう意味では多少駆け足気味でも美しい着地だったのではと思います。
むしろ、ギヴンとしての最終回って5巻くらいで、柊mixが豪華な後日談だったのかなとも感じました。
柊くん好き。光属性の力すごい(笑)
一気読みならではの感想かも。
連載当初から追いかけて、りつまふのあれやこれやを楽しみにしていた方にはマジ、心中お察し致しますという感じです。
なんとなく、なさそうな空気感はあったけれども、本当に最後までエロシーンなかったですね。
個人的な趣味嗜好としては、立夏、受けじゃね?と頭の片隅で囁く声が聞こえていたので、エロシーンがなくても、違和感なく読めてしまいました。
雨月の「音楽に残る」っていう捉え方はすごく、救いを感じました。
最後の最後まで、由紀がフューチャーされてるのも、個人的にはリアルで好印象でした。
思い出はどんどん美化されていくし、高校生でそんな経験して、引きずらずに次の恋愛に行けるものかな、と思います。
総じて良作でした。
ここで終わりかよ!?という嘆きを込めて、萌2評価です(笑)
読み物としては、コメディタッチで気軽に読め、面白かったです。
ただ、BLとして萌えたか?と言われると、ど、どうかなあ、、、という感じでした。
主人公がゲームの世界に入ってしまうわけですが、転生モノ、というわけではなく、本当にゲームの世界。
ゲームの舞台になった村から外には出られません。
そして、ゲームの世界の住人達も強制力はないものの、その設定に沿って暮らしているよう。
全然、本文でそういう記述があったわけではありませんが、私の感覚として、【村】という閉鎖的なイメージもあってか、よくよく考えるとホラーだよな、、、と思いながら読みました。
最終的な着地も、BLではあんまりありそうで見かけなかった展開で、新鮮でした。
私が知らないだけで、もしかしたらあるのかもわかりませんが。
この終わりに向かうなら、作中なんとなく腑に落ちなかった主人公の感覚もありかなと思いました。
腐女子的な感覚で行くと、作品そのものよりも、ゲームのストーリーの方がむしろ気になり、BLエロゲやってみたくなりました(笑)
作品随所で、攻め以外との絡みがありますが、比較的にノリが軽いので、サラッと読めます。
今作も非常に面白く、一気に読み終えました。
シリーズ5作目にして、ようやっとジェイソンとサムが恋愛的に上手くいっていることになんか感動(笑)
挿絵も美しく、胸がアツくなりました。
ストーリー的には色々な事件が同時進行していて、なかなか複雑です。
シリーズ完結してから読み直したら、新たに気付くことも多そう。
表題事件に関しては後半、怒涛の展開で終結し、一度読んだだけではなかなか理解しきれず。
それでもこれだけ面白くて、ぐいぐい引っ張っていく力があるのが本当に凄いと思います。
本編ラストも衝撃的ですが、エピローグでそのあとどうなったのかが描かれ、次作まで震えて待つことにならず、安心しました(笑)
ジェイソン、、、そのおうちはもう、引っ越したほうがいいのでは、、、?と思わずにはいられませんでした。
ジェイソンのカモフラージュがなかなかのイメチェンです。それはそれでいい。
あとラッセルがとっても良い奴で、ジェイソンとのやりとりも楽しいです。好き。
新作が出たばかりではありますが、続きがとても楽しみです!
個人的には第1作がいちばん好きです。
完全に悪だったアンドリムとマラキアは、だいぶ、根はいい奴になってきたなあ、と感じました。
しかし、今作も面白く、一気に読み進めてしまいました。
1作目のエピローグでサラッと綴られた、アンドリムとヨルガの最後までのエピソードが少しずつ明らかになり繋がっていくのが面白く、切ないです。
Xデーまであと何年、、、、?と数えてしまいます。
リサルサロスの王太子ダンテと、ジュリエッタの第一子アルベールがとても可愛く、未来がどうなるのか気になります。
どっちが受けなんだろう。ダンテかな(笑)
また、十河先生は男女間の関係性や女性を描かれるのも、とてもお上手で、BL作品ではありますが、女性がすごく素敵です。
お伽噺のように夢があり、うっとり。
だからですかね、なんとなく、エチシーンの色々なプレイが、今それじゃない感がして(笑)、萌2評価にしました。
続きがあるのなら、また、是非読みたいです。
幸せ家族な、いつもどおりな感じに、ディリヤ自身も覚えていない過去がチラチラ出てきます。
そして、つづくで終わります。
知らなかった、、、(笑)
この残りのページ数でどう終わるんじゃぜとハラハラしましたが、ストーリーは次巻に続いています。
とっても好きなシリーズですが、やはり個人的には1巻がいちばん面白く、楽しくはありつつも、幸せ家族な感じに少しおなかいっぱい感もありました。
が、今回はディリヤの過去が非常に気になったり、イェヒテ視点もあったりと、最後まで飽きずに読むことができました。
続きも楽しみです。
アシュと待荷の関係性が良いですね。
子供たちはやはりアシュがメインで、異存はないのですが、ララとジジに焦点を絞ったお話も読んでみたいなと思いました。
pixivで作品を拝見したことがあり、ものすごい作家さんだなあと思っていたところ、商業の作品を発見して購入しました。
エロが凄い作家さんというイメージが強かったので、1巻はまぁまあそうだよね、という感じだったのですが、2巻になり、ほんと予想もしなかった展開に驚きました。
面白かったです。
こういう流れになると知ってから1巻を読み返すと、過剰なくらいのエロに埋もれて、初見では気にもしなかったシーンが効いてくるから凄い、、、
受けの小山くんがまじ元気で良い子。
悲壮感ごりごりでもおかしくないことされてるのに、、、!!
その明るさがほんとーに好きです。
今、最も続きが楽しみな本のひとつです。