Amazonの評価の高さに惹かれて購入、大当たり!
先生と生徒、一途で不器用な二人の、それはもう丁寧に描かれた恋愛模様にどっぷり浸って幸せ一杯。
青春っていいなぁ。
恋愛っていいなぁ。
読み終えた後、そんな風に思いながら本を閉じました。
派手さも、エロさもないけれど、登場人物全員がちゃんと自分で考え、地に足をつけて立ってるのがイイ。
透明感のある文章から滲み出る、相手に対する想いの深さを感じ取ってうっとり。
お互いがお互いをとても大事にしているのが、直に伝わってくるのが心地良い。
いい本に出会えて、幸せです。
満足。
デビュー作ということで、今後がとても楽しみ。
次は、存在感あり過ぎ謎多過ぎの脇役、栫(カコイ)さんの話を希望。
あの人がどんな恋愛するのか、非常に気になります。
舞台は戦前の日本、大きな屋敷の子爵家。
自分が仕える家の為ならなんでもする、冷徹な美貌の家令と、10歳の若さで子爵を継いだ主人公の二人の関係に、萌えに萌えました。
主従関係最高!
しかも、年下攻!
主人に甘い従者ではなく、憎んでいるかのように厳しく接する家令・桂木の冷たい態度がたまりません。
嫌われていると知りながらも、慕い執着せずにはいられない彰人のいじらしさと、孤独感にも萌える。
桂木の信頼を得たい、桂木が認める男になりたいと願いつつも叶わず、命令で関係を結ぶしかない切なさに萌えた。
「それでも僕には桂木しかいない」
日高ショーコさん、やっぱり好きだ。
続きが楽しみです!