小さい鬼の夜刀が鴇守に好き好きアピールするお話と言ってもいいと言えるほどの好きさ加減でした!
最近ここまで露骨に好き好きいう攻めを見なかったので逆に新鮮な気持ちで見てました(笑)
鬼ってことはファンダジーなのかな?と思ったのですがファンダジーすぎることもなくイレギュラーな設定ではあるけれどすんなりと世界に入り込めました。
夜刀の努力や鴇守の成長していく姿がとても丁寧に書かれていて読んでいるこっちが母親のような気分でがんばれー!がんばれー!と応援していました(笑)
ギャグありシリアスありでとても面白かったです!
続編が出て今後の彼らをまた見れたらいいなぁという期待を込めてあえての星4です!
なんの情報もなくオムニバスということも気づかず読みはじめました。
最初は「えっ!もう違うCPいっちゃうの!?」
と思いましたが読み進めていくとなるほどそういうことか!!
あそことあそこがこう繋がっててここがこうで~と繋げるのにやけに時間がかかってしまいましたが(私だけかと思いますが(^_^;))謎?がとけるのなんの事はない!
あっという間にのめり込んで読破してしまいました!
素直になれなかったり素直すぎて相手がとまどってしまったりなかなか上手く踏み出せなかったり…
この繋がりの中でとても不器用で純粋で幸せな恋がたくさん動いてました。
読んだ後で余韻が残ってこちらまで幸せな気分になる作品でした。
個人的には亀田くんと荻川くんの話がもっと読みたかったかな
本屋に陳列してあり、POPの可愛いイラストと工場が舞台、というのが気になって購入しました。
「BLコーナーに普通の本があるよ!どーいうこと!?」なんて友達と騒いでたくらいには勘違いしてました(笑)
まず一番に惹かれたのがやはりイラストで、奇抜でもなければお洒落、というのもまた違うのになぜか目に入ってきて気になってしまう。そんな感じでした。
表紙以外のイラストもすごく可愛くてコジカちゃんの幸せそうな顔がたまらないです///
お話の方もこれまたハラハラドキドキ!な展開があるわけではないのに読まずにはいられない、なんだかにやにやしながら見てしまう。
時には共感したり嫉妬したりもどかしい想いをしながら不器用な二人を見守っている気分でした。
ゆっくり、感情を噛み締めながら読んでいただきたいと思った素敵な本でした。
中に何枚か挿絵があったらもっとよかったなーなんて思いました(^_^
上下巻は読んでいたものの、この前やっと電子書籍にて後日談を読みましたのでレビューできます。
男女として出会った二人。
好きになった彼女が男の人だった時の衝撃。
彼を信じて打ち明けた後の彼の裏切り。
松岡の一途な想いとさりげない気遣い、寛末に対する頑張り。
それでも受け入れてもらえなくて、受け入れてもらったと思ったら拒絶されて。
また頑張って…
松岡の想いが痛くて悲しくて切なくて涙ぼろぼろで大変でした。
イチャイチャ幸せBLが読みたい方にはとてもじゃないけどおすすめできませんが、私の中でBLに対する想いとか考え方とかが変えさせられた物語でした。
いつまでも大切にしたい作品となりました。