私、モバフラのことも知らず、続編があることすらも知らず。
なので前作、恭一がうまくいつものように流されたな・・・とこれからの二人の展開に一抹の不安を覚えていたんです。・・・が、この作品で見事それが的中した展開になっていました。
「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の恋は二度跳ねる」。題名がなんとも秀逸ですね。
この作品はJudy掲載作続編ということですが、レディコミでここまでBLをかききったのが、すごい。そして、BLでありながらやはりレディコミ掲載ということで、「女性」視点での同性愛についての視線や、男としての恭一への視線が、とても冷めていて残酷な感じがして、普通のBLにはない持ち味がありました。
少女漫画だけど少女漫画ではない、BLだけどBLではない漫画だなぁと思いました。
こころがぶんぶん揺さぶられて、最後までページをめくる手がやまず。こんな作品は久しぶりでした。
アラブ&時代モノ&濃いえろす&ツンデレ受けスキーにオススメ☆
いや個人的にアラブもの苦手ですが(特に王道的なやつ)、これは時代モノの要素もあってかむしろ好物でした!
ラシードはハーレムでならしている美形のアラブの王子様で、前作の主役CPの攻め様、ファイサルの兄です。前作のドラマCDをきいて声が振るいつきたくなるほどのドSで冷たい&妖しい感じの声で、ナニかやらかす!!!って思ってましたが、やはり続編でご活躍。
遊んでいるように見えて、結構篤弘にゾッコン(篤弘はきづいてない)なのがツボ。
それで。篤弘は、ファイサルの嫁(笑)になって日本に帰ってこないのを心配してわざわざ中東くんだりまでやってくるそうっとうな兄馬鹿!お兄ちゃん、お前がいないと寂しいんだ!といわんばかりで笑
CDでは、攻め様でもいいかと思うくらい健ちゃんがりりしい声でがんばっているのですが・・・・・やっぱり食べら得る運命なのね~~~~!?
しかも、前作では弟の前でかなりまじめでお堅い人かと思ってたら、「椿姫」って異名がつくほど、男も女も美貌で虜にしまくりという超魔性受け!な裏があったんですねぇ~><
なので前作で恥じらいタップリでウブな弟の晴彦@光ちゃんにも萌え萌えでしたが、お兄ちゃんの魔性な誘い受けっぷりにもよだれが・・・。
でもハーレムでならしたラシードの前では、いくら日本でならした篤弘といえども適わない!
当時の日本で、いくら男性同士でもフ○ラまではしなかったので、初めてされた篤弘の乱れっぷり。
篤弘が今までたくさんの男に抱かれていることに凹みつつ、なのに感じやすくてウブな篤弘によろこぶラシードに萌えメラメラ
そもそもアレのサイズが日本人とは比べ物にならない、的な描写に萌えメラメラ
そして弟の軍服を着て涙する篤弘を見て、「そこまで弟が好きなのか・・・」と王家秘伝の媚薬アップをオシリに注射しての無理やり嫉妬Hにも萌えメラメラ
超がつくブラコンな篤弘と晴彦の抱擁に嫉妬しまくる独占欲の強いファイサルとラシード兄弟に萌え!
いや~いろいろ萌えました。ただ、今回、例の「お馬さん」が登場しなかったのが残念ですが笑(どこの鬼畜デスカ・・・)
生徒×教師というBLで定番のカップリングにもかかわらず、やはり木原先生の手にかかれば一筋縄ではいきません^^
ゲイ雑誌を介しての文通から始まって、残酷な遊び心が恋に変わる瞬間。
木原先生にしては痛いどころが激甘で、とっても幸せな、やさしい気持ちになりました。
高橋がとってもかわいい!COLDシリーズの藤島に近い感じ。
二人のいちゃつきを見せ付けられた親友の柿本が、ちょっぴりかわいそう笑
車折さん、初めてお目見えしましたが、よかったです。sweet poolのコミック化を手がけてらっしゃってリブレさんHPにてキャララフがのってあったので拝見しましたが、原作ゲームが好きな私としても萌え!なできばえでした。楽しみです。
また、ネタバレになりますが・・・柿本の話が書き下ろされていましたが、びっくりしました・・・。まさか、彼が受けだとは。志田との恋愛がどうなっていくのか、とてもきになります。
夜光さんの「堕ちる花」・「姦淫の花」のような甘さとめまいのするほどのエロさはないんですが、すばらしかったです!!!
部屋のドアを開けて乳首を出して転寝している弟ちゃんの乳首に吸い付く兄に激萌え(笑)
なかなかに強引を通り越して乱暴な兄で、しかも愛もない感じでしたが、だんだんおとなしくなっていって、ちゃんと愛も見え隠れ。弟ちゃんのクラスメートにも激しく嫉妬して、弟ちゃんをすごく束縛してしまうところにも、萌えました。再開したクラスメートとHしてしまうシーンもあります。私はそういうのも大好きですが、やっぱり1対1のHのみしか・・・という方はやめたほうがいいのかも?(たとえダメでも兄弟好きなら読んでも損はないです!)
話としても、なかなかに痛いところがおおかったのですが、高校時代から、大学卒業までとても長いスパンでキチンと書かれていて、読み応えがあります。
あじみね先生の絵がすきなのですが、割と美人受けしかみたことがなく、今回のようなかわいい系の受けがとても新鮮で、よかったです!表紙の絵なんて、もう美しすぎます☆
絶対読んで損はないです。むしろ永久保存版の兄弟BLです^^
キャラなので、H方面は期待できないとはおもっていたのですが、なんだかせっかくの執事受け設定なのに、萌えないなぁ。
まだ受けちゃんに愛がまったく見られないからですね。ほんとは攻めさまのことを好きで、それゆえに冷たい態度・・・だったらいいのですが。愛がまだまだ攻めさまの一方通行。2巻以降の展開によって、評価はかなり変わるかなと思います。
日高ショーコさんの絵はやはり美麗。お話自体も、かなり時代ものとしては本格的。台詞量もかなり多く、頭を使わないとさらっとは読めない感じ。今までの日高さんの作品はストーリーが平坦で絵の割りに密度が薄い内容だったんですが、これは編集さんと一丸になってかなりの力作になっています。和泉桂さんの小説「清澗寺家シリーズ」からエロ要素を抜き去った感じです。ただこちらのほうも、面白いかどうかはまだ2巻に続く・・・という感じ。
個人的になりますが、日高さんって受けでも攻めでも基本おんなじ感じなので、あんまり受けらしくなくて、そのときになってみないと受けも攻めも決定しない笑 もうちょい執事を艶っぽくかいてほしいかなぁ。
ブログより抜粋↓
ヤバイです。「同級生」以来の胸きゅんでした。ととととにかく、きゃわゆいです。
きゅるきゅる、ぐるぐる、うるうるしたおめめのにゃんこちゃんたちがたくさんでてきます。
普段から濃いものを(意図的に)読んでいる私には、ちょっと(かなり?)目が当てられないくらいのピュアピュアしさ。
読んでしまってごめんなさい(/ω\)きゃっ
でもこんな私にもまだときめく乙女心があったということで(???)ちょっとホっとしました笑
ムクさん表紙から絵がかわいいな~ってずっときになっていたけれど、Hナシとか薄いとかいう評判にしり込みしていました(笑)
いや~アンチショタですが、子ニャンコのしまちゃんが頭からすっぽりぶかぶかシャツを着ているシーンは・・・萌えすぎました。
やばい。体格差が・・・広い背中・・・腰パン萌え・・・。
それからそれから。
ちょんって、スキな飼い主?さまのおひざに乗っかる別のにゃんこ(攻め)もかわいすぎた・・・。
いっさい絡みらしきものはないんですが仲のよすぎる兄弟の読みきりもすごく萌えました・・・。手つないだり、キスするのが当たり前な美形兄弟。すてきすぎる~~~~。。。。
小椋ムクさんこれから要チェックだ~何気に「ハチクロ」の羽海野チカセンセと似た雰囲気。