私の語彙力がないことをこれ程までに悔しく思ったことはありません。今まで読んだどのお話よりも心に残るお話でした。
はじめは登場人物にあまり好感を持てず、萌え要素も感じなかったのですが、最後には主役の2人がお互いに成長し、とてもいい関係になったと思います。今では2人のことが大好きです。
読み進めるうちに2人それぞれの過去を知り、その上でお互い憧れ、影響し合う2人をみるとなんとも言えない気持ちになりました。おおきくまとめると感動。でもそれでもこの気持ちを表すにはなにかが足りないような。やっぱり感動とは少し違うような。生きているうちにほんとうにたまに出会える気持ちだと感じました。この気持ちを上手く表す言葉が見つからず悔しいです。
わたしは本当になにも知らずに、表紙だけをみて購入させて頂きました。今では本当にわたしのセンスって最高だな!と思います。自分で自分を褒めてあげたいです。それくらい、このお話に出会えてしあわせです。読もうか迷っている方には全力でおすすめします!