麻々原先生の素敵な絵に惹かれて購入。
あ、これはもしかして以前読んだ「王子は伯爵に恋をする」と同じ作者か?気付いた時には、同じ勢いのある文章に、気持ち良くグイグイ読み進めていた。
前作も大層気に入ったが、今作もまた違った発見があり大変楽しめた。
この作者さん、大好きである!
Hの仕方もやはり日本とは違うが、そうか、、、そうくるのか、、、と感慨深い。
だけど、思いやりのある人と自己中の人と違うのは、西洋でも東洋でも同じ事だな、と思わされた。
チェイのキートンへの愛、キートンの戸惑い、久しぶりに心地よいジリジリ感を堪能できた。面白かった。やっとうまくいったと思ったら、今度は命を狙われるし!
けど、そこまでシリアスタッチではないので、本当に優れた娯楽作品に仕上がっているのです。
私事ですが、今長男が英国に国費留学してるけど、送られてくる友人たちとのばか騒ぎしたり、スーツを着てしかつめらしい顔をしてるパーティの写真等を見てると、皆同じ人間だな~と愛しさがこみ上げてきます。
しかも狼!
結局、男も女も日本も海外も人も狼も?、一生懸命生きてる、生きようとしてるのが愛しいんだな、と結論付けれる作品でした。
元気になれて、狼になりたい、、、と思わせてくれる作品でした。
是非ご一読を
何も期待せず読んだけど、読み進めるうちにどんどん引き込まれ、あっという間に分厚い一冊読了。久々にもっと読みたい!と思わせてくれる作品でした。
ちょっと奇想天外な舞台設定なんですが、それもまた面白いんです。
海外では続編が既に出版されており、その後も続刊予定という大人気作品なのです。
日本でも早く続編が出版される事を祈ります。
内容ですが、渋さが染み渡る艦長が、ある任務を帯びてある惑星に飛来。そのある国の王子にお互い一目惚れ♥。そのすったもんだがいい感じに描かれているのです。Hシーンも、外国の方なので、色々な意味で新鮮でした。
最近のBLに飽き足りない人、ぜひご一読を!