最初は、登場人物も多く、リバもあってと私の小さな脳味噌では全体像を深く掘り下げるに至らず、ちょっとずつ関係性を理解していくような聴き方でした。BLCD初心者だった当時は難しかった作品でした。
でも、そんな風に聴き掘り下げられたのは間違いなくキャストさんの素晴らしいお仕事のおかげ!
特に三木眞一郎さんの苦味ちゃんのキャラ!
これはもう三木さんしか無理です!
ちるちるさんのYouTubeで、「三木さんはBLCD界で過小評価されてる。」発言が私的には良くぞ、言いたいことを言って下さった!!と深く共感しました。
三木さんは、唯一無二の存在感と圧倒的な演技力をお待ちで、さらにどんな役でも三木味になっちゃうんですが、そのキャラの魅力を三木風味で伝える能力がずば抜けております。
CDを聴いてから、原作の苦味ちゃんのヘラヘラ感を見た時に、こんな感じだったー、たしかに!!と納得させる力が凄い!
三木さんファンになったのは別の作品でしたが、これも私の中ではトップランクに入る作品となりました。
そして、ほかの声優さんも超豪華です!
堀内賢雄さんのサクマさんもめちゃくちゃ良かった!!他作品では超紳士でしたが、この役は真逆!声優さんて本当に凄いです。
三木さんて、中性的で「男のくせに妙な色気がある」と言われそうなキャラが多い気がしますが、これもその一つ。
それから、BGMが好きです!
昭和の場末感満載!
タンゴの曲を使うセンス私は大好きです。
この安元さんが一番好き!!!!
スパダリの紳士が言う「参ったな…」の破壊力と言ったら、もう抱いてください_:(´ཀ`」 ∠):と言ってしまいたい…と言うか、寝てる場合ではないぞ!北嶋!!!!!叩き起こせー!
という心境になります。
安元さんの低音の中で本当に素敵な甘さで心が乱される。そして、攻め方が凄まじいエロス!!!
「ねぇ、どうして?」は信じられないくらいにしかスケベな人だ!!!!!
そしてそして、鈴木達央さんがめっちゃ良い仕事をしてます。
さすがBL界のビッチと称されるだけあります。
安元×鈴木がこんなに相性がいいだなんて!!感動すら覚えます。
キャスティングが神ですね。
鈴木さん演じる北嶋君は、最初から中盤までは性格が悪すぎて全然応援出来ないし、周りの人達の優しさや呆れ具合が際立つ演技!これぞ役者。
だけど、フラれてからの起死回生っぷりはあっぱれでした。
ねえ、こんなに素直に直球にぶつかれば、当たっても砕けないの?真似していいですか?
と思うほどなのです。
可愛い、可愛すぎます。
これは間違いなくリピ決定ですし、安元さんファンは必聴案件!
こんなに素敵な紳士、二次元にしかいないだろう。と、CD聴き終わって素になる前に、もう一度トラック1から再生しちゃいましょう。
色んなBL CDを聴いてきて、なんとなく聴いてみたこの作品でした。
すっごく普通!すっごく緩い。でも、その中のほんとに小さな事件(ミナリの中では大事件)のような一つ一つをずーっと見守って応援して背中を押したくなっているうちに、気づいたら終わっていた。みたいな感じでした。
だからこそ、何度でも聴けるのです。
大袈裟ではないからずっと飽きないで聴けるし、このまま暗記してしまうのではないか?くらい聴いている気がします。
鈴村さん演じる明るくポジティブなキャラと羽多野さん演じる暗く、というかクールなネガティブキャラのバランスが絶妙!
ミナリのネガティブ攻撃を華麗に好きに変えさせるシンカワのポジティブな包容力が為せる技。絶対こんな人に好きになってもらえたら幸せですよね。
シンカワがミナリに、付き合おうと言うところで二回「ねぇ、」って言うところが妙に好きです。
この声の鈴村さんが一番好きかもです。
羽多野さんは色んなBL CDで色んな役を聴いてきましたが、やっぱ巧いんですよ。ナチュラルです。こんな人いるもんなーって思わせる演技が巧み!
このお二人のペアがこんなに相性がいいなんて、知らなかったです!
最後の方のモノローグ「君と恋の話がしたい」のところは、それまでの小さな事件(ミナリ的には大事件)が走馬灯のように蘇ってきました。
ミナリとムラサキの電話のシーンで、ムラサキの声は聴こえて来ないのですが、ミナリの話す言葉と声色でムラサキの話す内容が本当にくっきりと浮かび上がってくる!ムラサキもけっこう良い男だと思います。
この手法も好きですが、数ある作品の中でこんなにハマるのは、声優さんのテクニックですかね!素晴らしいです。
もう、好きなシーンがありすぎて全然まとまりません。
とにかく一度聴いて、そのあとまた聴いて、と繰り返して欲しい作品です!
もちろん褒める意味で、こんなのコメディではなーい!!!!
BLだけではなく全てのジャンルのラブコメでこんなに泣いたのは初めてです。
映像もなく、音声だけでここまで泣かせるコメディ…素晴らしいです。
シリーズの一作目から心を掴まれて、最後の作品まで聴いて全部が好きでした。
でも、やっぱり4作目は最終回ともあって一番泣きました。
同時に、最終回を迎えて欲しくない!トラックが終盤に差し掛かると急に今までの1〜3作の思い出が胸を締め付けてきます。
可愛いキャラ、憎らしい敵、暖かい家族と出会ってきたすべての人の顔を思い出すみたいな。映像がないのに顔を思い出すなんておかしいのですが、それだけ声優さんたちのお芝居で想像力を引き出すほどのスキルが長けているからなんだと思います。本当に神キャスト!
鳥海さん演じるアキラの葛藤とか、寂しく思って泣いてしまう演技がすごく胸を締め付けます。そしてそれを圧倒的な包容力で包み込む杉田さん演じるエディの愛が、さらに締め付けてくる。
がんじがらめで涙腺大崩壊でした。
切ないけど、嬉しくて、愛おしくてたまらない!
こんな人に出会えないよ、普通…ファ、ファンタジーって素敵。ずっとファンタジーの世界に浸っていたい!
本当に本当に素晴らしい作品をラストまで届けて下さった制作スタッフさんや演者さんに大きな拍手です!!!
フリートークもシリーズのラストとあって、なんだか卒業式みたいな印象でした。
鳥海さんが杉田さんを呼ぶ時、沢山の労いの気持ちを込めて呼んでいる気がして嬉しくてほっこりしました。
こういうやり取りが聴けるって、いいですよね。
これだから、BLCDやめられない!
健気で律儀な人がどうしようもなくなってわがままと独占欲を発揮するのが何とも言えず好きで、それに感情移入したくてついつい何度も聴き返しています。
鈴木さん演じる聖司は、お店では頼れる店長ですが恋愛ことになると儚くて…。しっかり者と繊細は紙一重ですね。
好きだからこそ別れるという選択をしてしまうのもわかるし、わかるんだけどそうだから、忘れられないのです。切ない。
人と別れても想いを消せはしない!
偶然の再会からまた恋が始まってしまいます。
再会の時のお二人の演技、どちらもいじらしくてこれから始まる二人の物語に一気に入り込んでしまいます。
私は、どちらかというと聖司側の気持ちに共感するのですが、いやどちらかというか100%聖司応援団ですね。
だって、嘉悦さん。いつもいつも言葉が足りなさすぎる!
足りなさすぎるのに、聖司が早とちり過ぎるから、だからそんなにすれ違うんだから。
というか、やけになったからって結婚するって嘉悦の人間性が本当に良く分からない。結局この人は自分のことを大切にしていなかったんだろうと思うと、最後に一番好きな聖司に大切にされて良かったです。と思うけどやはり共感出来ない事が多いです。
だけど、黒田さんの囁きの素敵さで、嘉悦嫌いがだいぶ緩和されます。
こんなに主人公二人の好き嫌いがハッキリする作品も珍しいので、本当に心を掴まれてしまいました!
そして、脇を固めるみなさんも良くて、音声だけですが映像が浮かんで来るのです。
SEやBGMも好きです。
この作品を聴くと、無性に海に行きたくなるんです。そして海に行ったらこの作品を思い出します。
他作品でも、鈴木さんの演技の素晴らしさを知っていましたが、また聴けて嬉しいです。
可哀想な受けが似合いますよね。
泣きの演技、すがりつく演技、濡れ場の乱れ具合、全てが完璧でした!
好き嫌いが別れるところですが、まゆきち私は好きです。3桁の経験人数は驚きますが、誰よりも乱れている娘が言う妙な説得力があって、好きですよ。ちょっと舌ったらずのような話し方が若さも表れていて、想像するのにとても親切でした!
blcd に出演される女性声優さんて、男性声優よりも評価が厳しくなりがちですが、彼女たちの縁の下の力持ちな役割に敬意を表したいです。
現実に様々な立場であるだろう設定なだけに入り込んでしまいました!
桜木さんに憧れて演劇の世界に入った今村が急速に成長していくという話。
先輩の彼氏に後輩のワンコ彼氏、しかも性格が真逆。
二人とも同じように才能はあるけれど、プライドの高いマイナス思考で拗らせている桜木と、素直で真っ直ぐでプラス思考な今村。
距離を置く桜木と愛されキャラの今村。
本当に対照的で、どちらの視点で作品を解釈するかでも自分の性格の特徴にも迫ってくるような物語でした。
ちなみに、私は桜木視点で見てしまうので、今村が眩し過ぎるよ、、、そんなに眩しいとダッシュで逃げたくなる。でも、追いかけてくれないと落ち込むから。という心境で終始震えながら聞いてました。
しかし、そんな不安も払拭するほどの桜木への全力ダッシュのワンコっぷりに毎回救われました!
安心しました。
私が聞いた羽多野さんの出演作品の中で一番好きなワンコでした。もう、今村が好きなのか羽多野さんのが好きなのかわからない!!
究極の全力ワンコ!一推しです!
1回目の濡れ場での、「桜木さんっ!!!!」て叫ぶ声が本当に耳を疑うほど良くて、そこだけは何度も巻き戻してしまいました。あの切羽詰まったような、切ない名前呼びは、心を打ちました。羽多野さん、巧すぎます。
前野さんの桜木さんも、ジメジメになり過ぎない程よい暗さと、これじゃダメなのは自分でも分かっているという感情を孕んだ絶妙な演技だったと思います!
それからBL作品では有りがちな、○○ちゃん呼びは無く、男×男というのが私としてはよかったです。
嫌いではないんですけど、男性としてのプライドの立て方があった上でのそれをお互いに乗り越えたら譲歩したりする絶妙な関係性が見えると、グッと来るのです。
もしかしたら、この作品が一番好きかもしれません。
私の中でベストオブ三木さんかもしれません!
何がいいって、三木さんの独特の抜け感に持っていかれます。いつのまにか手中に落とされている気がします。じわじわと迫り一気に落とされてしまいますね。
最初ゲイではないからと、断っておきながら迫る!時間経過もあり、気持ちが変わったとは言え、その気持ちの動き(葛藤とか)はそこまで見せないので、なんとなく本能に忠実な人であるにも関わらず、アヤカに対しての一途さもあり、本当に掴めない!いや、アヤカに対する一途さがあったから、一気に落とされてしまったのか。。。アヤカを想って泣くシーンはもらい泣き確定です。辛くて。
でも、この方狙った人は絶対落とせるタイプの人種だわと思いながら聞いてました笑
第一段階で攻める時のセリフ回し、カッコつけることよりも自然体で妙なリアリティがあり、笑ってしまいます!こういう人いる!
ああ、三木さんの声で言われたら、逃げられないなぁ。。。と思いながら、もっと聞きたいとニヤけてしまいます。何度も何度も萌えさせられます。
あと、「ああ、ごめん。ゴムつけるの忘れたぁー」は不覚にも吹きました。完全に油断していました。絶対ごめんて思ってないでしょ、って思うんですけど何か憎めない!ずるいです。
色んな三木さんが聴けて「三木眞一郎バラエティパック」のようなお得感です。
三木さんだけでなく、他のキャストさんもとても良いです!
受けの鈴木達央さんも優しい人物像が浮き出る演技で癒されます。お母さんのようなオーラで、これは攻めも好きになっちゃうなぁと思いました。
私が聞いた中では、鈴木さんの役はだいたいいつも幸薄そうな役が多かったですし、今回もそうですが、巧いんですよね。今回は包み込むような包容力も見える役で優しい演技で癒されました。それにしても、良い人の度を超えています。自己犠牲が過ぎます。早く幸せになってくれぇ。
でも、最初の迫り方から誰しも処女とは思わないだろうー!!お酒が入ったらって、酒癖ー笑笑とは思いました。
最初と最後でキャライメージが変わり過ぎと見るか、最初の頃の印象と立場が逆転するような感じで斬新で面白いととるかで満足度が違うかなとも思いました。
私としては、満足度が高い作品でした!
萌えますし、笑えますし、切なくもなりますし、お得でした。
細かいですが、白瀬が過去を語るシーンで悲しい話に切り替わる時にBGMも自然に変わったのは驚きました。まるで話すペースに合わせて演奏がされているような、、。
これでもかってくらいお互いすれ違っていて、モヤモヤが続きました。
切ないし、背中を押したいし、共感もするはで、気の抜けない時間でした。
BLだと、どうしてもスポットライトは男性に向きますが、この作品では女性キャラにも度々共感します。
全員可哀想なので、切なさも4倍です。それくらい全員が良いお芝居をしているのだと思います。
声のバランスや演技のテンションが合致しているからだろうと思います。本当声優さんて凄いなと思います。
アニメの印象が大きい分シリアスを演じる杉田さんがとても良くてこの作品を知る事でより杉田さんの魅力に気づけたと思います。ファンが増えちゃう!!ぜひ沢山の方に聞いてほしいです。
鈴木達央さんは、こう言う役が本当にお上手です。泣きの演技は圧巻です。
人間の表と裏を上手く表現していてリアリティがあります。
失恋の切なさ、すれ違いのモヤモヤを堪能出来る作品だと思います。
森川さんのパパの演技に萌えて思わず巻き戻して三度聞き直してしまいました。
森川さんて、スパダリ、貴族、ヤクザ…なんでもお上手で流石としか言いようがないですが、私は数ある森川さんのお得意分野の中でも意外とパパ役が好きです。BLでなくても好きなのに、BLのパパはツボです。
さらに、鈴木さんのこの役、まるで私を写しているかのようで、と言うのはそう言う経験をしていたと言うか、正直今でもそんな恋愛に疲れ気味継続中。。。と言うこともあり一気に感情移入してしまいました。どうか、貴方だけでも幸せになって下さい!!!と言わずにいられません。鈴木さんこう言う役本当にお上手です。
儚げで、根っからの良い人だけど、外面は少し強気に見せるところもあったり、そんな複雑な心理描写がお上手です。
マスターの存在も、良いポジションです。ああ、こう言う人って居るなぁと思いながら聞いていました。「お前のことを可哀想だとは思わない。自分のケツは自分で拭きな」の下りは
痛い痛い痛い!!でも本当にそうなんです。そしてそれが愛情なんですよねぇ。と思い、辛いです。そしてありがたい。
ストーリーは、現実でもありそうな感じからスタートします。
モノローグが多いですが、それだけに遼一の内面が揺さぶられているのがストレートに伝わります。鈴木さんの語り好きです。間の取り方や、語尾の癖がなんとも切ない…。
最終的に幸せになって行く二人ですので安心して聴いて大丈夫なBLCDです!
と、実は、聴きながらレビューを書か初めていたのですが、今は聴き終わり直すところがほとんどなく、ホッとしました。だって、大どんでん返しがあるかもしれないでしょう。それがないハピエンの素晴らしいさ!
切なくて幸せなのが好きな人はおススメです。
書き始めた時はまだ最終局面は見えて来なかったですが、聴き終わり今となっては
森川さんのパパの時と、濡れ場での切り替わりがヤバいです。ああ、いけないお人。
こうしてどんどん虜にしていくのです。
そして、このお話現実にありそうなお話ですが、これを参考に行動を起こすのは危険だと自分に言い聞かせながら聴いておりました。
これは、フィクションなんだから!
一番の策士仲井さんが妙な存在感を発揮していて、仲井さんが登場すると何かしら起こりそうでドキドキします。
そんなに大変な事は起こりませんが、とにかくなんだか揺さぶられます。
主人公の風威先生は、幼くていけないことを覗いている気分になってしまいますが、同時に成長していく様を母親のような視点で見つめていました。
兵藤のしつけのおかげで成長しているので、それもまた可愛く思えます。
心の中で文句を言いながら甲斐甲斐しく世話を焼いている兵藤の様子もとても良くて、暖かい。
人って第一印象が良くないと、それから加点方式に好きが積み重なる事があると思うのですが、このお話の場合もそうなので、じわじわと、「風威先生可愛い」という気持ちになりました。
前半は焦らされ続け、後半は濡れ場が多いのですが
波多野さんの攻めはなんだか中毒性があります。
私は最初苦手だったのですが、何作品か聞いているうちに、いつのまにか中毒に。。。
暖かくて不器用で、優しいのですが急に凄く攻めてくる感じ、、、。たまらないですね。
それを受ける武内さんの可愛すぎる受け声、ずるい。
二人がお互いに少しずつ嫉妬してるところも最後の最後まで可愛くていいです。
大きな事件は起きないけれど、最終的に丸く収まり幸せという感じが好きな方にはおススメです。