最近は面白いなと思っても流して一回読んでそのまま終わりな作品が多かったですが、これは久しぶりに自分の中の萌えポイントを刺激され、何度も読んでしまいました。
今巻前半イチャイチャモードのアレシュと変わらず仕事モードの誠一郎、両者の温度差が楽しかったです。
アレシュが力技(良い意味)で強引にイチャイチャしていて、誠一郎は困惑していましたが当然力押しでは敵わず・・・萌えました。
中盤~後半はアレシュの献身と可愛さが際立ちます。国最強の騎士なのにやってることが可愛すぎる。
かと思えば王子様?ダークヒーロー?のように誠一郎を助けたり、誠一郎に心配かけたくないのか、男のプライドなのか、両方かな?弱っている自分を見せないように隠したりと男っぽい部分も持ち合わせてやはりカッコいい。
後半誠一郎の大人な部分、アレシュの年下な部分がバランス良く読み取れて、くっついてから二人の年齢差が絶妙にいい味出しています。
今後も誠一郎に言いくるめられるアレシュが容易に想像できる。
脇キャラの二人に対する至極真っ当なツッコミ(心の声)も楽しいです。
2巻はアレシュが遠征に行っているので、登場は少なめかな・・。
もっと二人のやり取りが見たいです。
読む前は年下攻めが特段好きなわけではありませんでしたが、これを読んで自分の新たな嗜好に気付かされました。
こんなに続きが読みたいと思ったのは久しぶりです。
どうか続きが出ますように。
今更レビューですが、面白いです。
他の方が書かれていますので、内容は割愛します。
夏目イサク先生の作品はエロ全面の作品ではなく、ストーリー重視でキュンキュンするものが多く、少女漫画を読んでいるような感覚があります。
作品の中でもこれは特にキュンキュンしました。
先生の作品は主に社会人設定のものを多く読んでいましたが、これは高校生設定です。
攻受の高校生という未熟さとピュアさが萌えを引きたたせています。
歌舞伎の舞台を通して徐々に二人が成長していく過程が面白く、高校生らしい初々しさが合わさってキュンキュンします。
お互いがお互いを尊重し好きになっていく過程が丁寧に描かれているので、よくあるいつ好きになったのかという疑問や、エロ重視で内容薄めな作品とは一味違います。
これは・・続きが気になります。