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女性りんごもちもちさん

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体感予報 電子 コミック

鯛野ニッケ 

最高!

かわいすぎる…!キャラデザから性格・展開まで全て最高でした

体感予報 コミック

鯛野ニッケ 

神作です!(ややネタバレあり)

鯛野ニッケさんの漫画は作者買いすることが多いのですが、今回の作品はニッケさんの作品の中で個人的に一番好きです…!!
最初は肝心な部分すらすれ違う意思疎通のできてない2人組みという印象でしたが、お互いが嫉妬したりちゃんと愛情を確認したりできてやっと恋人らしくなれた感じが初々しくて可愛いかったです!
瀬ケ崎君に至っては取り繕うプロの筈なのに葉のことになると取り乱して余裕が無くなるのが超超超ギャップ萌えです…!
また脇役の万十さんもいい味出してました…あの方が居たからこそ今回の話が盛り上がりました
ベスト脇役賞です!

救い

今回はシリアス編ということで、都くんの過去について触れる事になりました。
誕生日、庭一面に咲き誇る天竺に囲まれ、祝われる冬夏くん。
天竺には「冬夏くんが嫌なものを見ることがないように」という都の願いが込められています。

冬夏君の誕生日の裏側で過去の因縁と戦う都くん。

天竺に、桜咲組に、都くんに守られた美しい箱庭のなかで一人蚊帳の外の冬夏くん。

毎年自分の誕生日に居なくなる都くんを心配に思った冬夏くんは一人探しに行こうとしますが、色んな物が彼を阻みます。

そんな彼らの救いの物語となった今作。
本当に本当に尊かったです…
4巻は学校編。楽しみにしてます…!

所々不穏

前回に引き続きめちゃくちゃ可愛い作品でした!
濡場もあり、都君の冬夏に対する独占欲的なのも垣間見えて本当に良かった…!
でも所々不穏で都の危なっかしさを感じちゃいました…
この2人には是非とも幸せになってほしい…

最近良く耳にするので購入…
ひたすらに可愛くて最高でした!

確かな愛

私がはじめて読んだはらださんの作品は「変愛」でした。
そこから「やじるし」「ネガ」「ポジ」「やたもも」「にいちゃん」等を読んでずぶずぶとはらだ沼に嵌っていきました。
基本的にはらださんは人の醜さや執着、美しさ、心情、読者へのメッセージをBLの濃厚な性行為や恋愛模様を通して伝える作風が多く、そこに性行為は必須かのように思っていました。
この作品には性行為の描写が一切描かれておらず何なら恋愛感情の有無すら曖昧です。
けれど、この二人の間には確かな愛と幸せがあります。

全てのキャラが魅力的

絵柄に惹かれて購入しました。
寂しさと愛しさが入り交じった作品でした。
キャラクターがとても魅力的で一途でワンコな攻めと少し性格が悪そうで荒廃的な生活を送ってるけど実は繊細な受け。そして、彼らを繋ぐ謎の男性、まろん…個性豊かな彼らがとても大好きです。
関係性が色々複雑で、かつ暗く重い部分も多いので映画を見ているような感覚でした。
エロの多い作品はラストが少し適当なイメージがありましたが、丁寧かつ繊細なハッピーエンドでとても感動しました。

胸に残る得体の知れない感情

この本は短編集になっています。
短編集と聞けばやはり少し内容が薄いのかな…なんて思ってしまいますが一つ一つが物凄く重く、読了後は長い夢から醒めたような感覚になります。



これより下ややネタバレ注意

表題作の「聞こえぬ悲鳴」
一番胸に刺さりました。
人気者の青年入江と一見地味で真面目に見えるけど煙草を吸ったりと以外と隠れ不良な青年、中原。
ひょんな事から交流を持った二人。

ここまではよくあるBL展開。

しかし、入江が学校を休むようになります。
クラスの皆は誰1人心配していない。
それに見兼ねた中原は入江を見舞いに行きます。
しかし、入江は仮病でした。
誰かが来てくれるのを待っていたのです。
彼の両親は既に他界しており、実質一人暮らしの入江。忘れられるのが怖いという彼を中原は励まします。
すると、入江は突然中原にキスをしました。
入江に憧れ以上の感情を抱いていた中原はこのまま衝動に任せると戻れなくなると思い、入江を押し退け「男同士だろ」と拒みます。
そして、そのまま中原は入江の家を出ていきました。
残された入江は呆然と座り込んだ後、ベランダに出て中原と同じ銘柄の煙草を吸います。

「噛んでも噛んでも歯跡もつかぬ それはいつまで噛んではゐたら しらジラジラと夜は明けた」

そう言うと彼はベランダから飛び降りたのです。

翌日、彼の訃報を聞いた中原は自分が入江を殺したと泣きながら崩れ落ちます。
彼の耳には「絶対に俺の事忘れないでね」という入江の声が木霊していた。


入江が読んだ詩は「中原中也」の詩でした。