受けの堂松くんが兎に角渋くてカッコイイんですよ。
かなりの売れっ子芸人なのですが、感覚が庶民(の関西人)。東京の一等地の高級マンションなんてありえへん、反面、後輩芸人にお祝い事があれば気前よく家電を贈る。しかも鼻にかけない。当たり前にやる。
かなり目上の先輩たちから可愛がられ、地元からも愛される。
実力派の売れっ子だけあって頭の回転が早いし、何より仕事に対する姿勢がかっこいい。
告白も男前。
その相手の町くんは、こちらもかなりの売れっ子芸能人。クレバーでセンスがよくて仕事ができる上に見た目もいい(ちなみに東京の一等地の高級マンションに住んでいる)。
どちらもイケ様な結構珍しいCP。
かなりイケてるカレシ×ドえらいイケてる旦那様、みたいな二人。
堂松くん視点の本編タイトル『愛だ恋だと騒ぐなよ』
町くん視点の書き下ろしタイトル『愛しているし恋してる』
すばらしい。
蛇足かも知れませんが、久我先生のブログにあるSSはぜひ合わせて読んでいただきたい。
後輩芸人視点のお話なのですが、二人のいる世界がどれだけ華やかなものかがはっきりわかるし、天才肌で孤独ではないけれど孤高の町くんが堂松くんのことを尊敬してるし親愛してるし、心を許している現在がどれだけ幸せかがわかって胸が熱くなります。