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ずっと見ていたい微笑ましい二人

学生時代の後輩で現エロ漫画家の朝比奈(受け)と、学生時代の先輩で、現ハウスキーパーの佐原(攻め)。二人が10年ぶりに再開して、勘違いによるすれ違いを経て結ばれるお話でした。
誰も不幸にならないハッピーな世界観と、先が読めないワクワク感があって、明るい気持ちにさせてくれる作品です。

受けの朝比奈は、自信がなく内気な性格で、いつもおどおどしています。そんな朝比奈をからかうのが大好きで、学生時代からたくさん意地悪してきた人気者の御曹司である佐原。
意地悪だけど、かまわれるのが嬉しくて佐原を好きになってしまう朝比奈。
そして佐原は、中学時代に朝比奈が告白をするだけして返事を聞かずに逃げてしまった初恋の相手でもあります。

朝比奈の家の担当になったハウスキーパーの佐原と10年ぶりに再開した時、あの時の告白の返事はノーだったと言われ拒絶されたと思い込んでしまいます。
このシーン、「じゃあなんで今もちょっかいかけるんだー!!」って思わずつっこんでしまいました。
でも佐原も佐原で、ちゃんとした理由というか芯がある上での行動や言動で、それがとてもいいなと思いました。

あの時、できなかった告白の返事に答えれる固まった自分の意志を持って、どんなに朝比奈に通じなくても通じるまで自分のやり方で手に入れようとする男気。
朝比奈がなにも行動しなくても、佐原がリードするように恋愛イベントを起こしまくってくれるおかげで少しずつ距離が縮まっていきます。
余裕そうかと思えば、お惣菜屋のイケメンや仕事仲間の担当者と楽しそうに話してる朝比奈を見て、やきもちをやいていじけちゃったり……
なんだか、朝比奈の佐原への恋心を追い越すほど、佐原が朝比奈に首ったけなところが読めば読むほど伝わってきて、、、萌えて萌えて仕方がないのです。
佐原の気持ちを知った上での二周目は最初からもうニヤニヤがとまりません。。

そして晴れて結ばれた後の二人が甘々で可愛くて。
控えめながらも、頑張って自分の気持ちを伝える朝比奈。
そんな朝比奈に、「俺たちめちゃくちゃ相性よくね」とか「割れ蓋に綴じ蓋のいいカップルだよ」
とやたら、相性の良さをアピールして離さないとばかりに愛情を注ぎまくる佐原。
ほんっとうに相性最高の二人です。

同時収録では、スピンオフ作品であり今作にもでてくる『眠り王子にキスを』の二人の独占欲が入り混じった大人の甘々エッチと、朝比奈の誕生日のエピソードが書き下ろしショートストーリーで。
朝比奈と佐原がもしシンデレラの世界にいたらのパラレルストーリーが書き下ろし漫画で収録されていました。
シンデレラの方がまさかの佐原で笑ってしまったのですが、なんだかとても二人らしくて微笑ましく、可愛かったです。

明るい気持ちになりたい時にぴったりな、
キラキラしてて幸せが詰まった作品でした。

安心して読める温かい義兄弟もの

兄である徹央(受け)と、両親との死別で徹央の家に6歳の時に引き取られ弟になった瞳真(攻め)、二人の義兄弟のお話でした。
主人公の二人を取り巻くキャラクターが、優しくて温かくて、切なさもあるけれど心地よい作品です。

兄が失恋して傷ついている姿を見て、ずっと自分が抱いていた兄への恋心を自覚した弟の心情や、引き取られた家の両親がとても優しいが故の弟の葛藤やトラウマがうまく表現されていました。
弟の瞳真が、徹央に一途に恋をしていて、でもそれ以上に周りをよく見ていて、自分の心を何食わぬ顔で必死に抑えつけるのが切ないのです。

特に印象的だったのは、瞳真が徹央への恋心を自覚したシーンです。
学校で、徹央の見たことのない表情や視線から、徹央が男の人でさらに既婚者である先生に恋してることを瞳真は知ります。
同性だということに偏見はないけれど、何故だか応援できない自分にもやもや。
そんなある日、夜の海辺で一人で泣いてる兄をみて失恋したんだと気づき、
「てつ兄の声が切なくて罪悪感で潰れそうだ」っていう瞳真のモノローグ、、、
自分を責めるような自問自答をして、応援できなかったのは自分が徹央に恋してるからだって自覚するんです。
自覚しても弟の顔でいつも通り兄を迎えに行く。
なんだか切ない……。

初めに出会って引き取られた時も、まだ幼い子供なのに「迷惑になるから」ってうつむいたり、
恋を自覚した時も、兄を好きなことがバレて優しい母を悲しませたくない、引き取らなければよかったと思われたくないって苦しんだり。
何も悪いことをしていないのに罪悪感を抱えて、たくさん我慢している瞳真が幸せになってくれて本当良かった。。

兄の徹央はというと、急に弟にキスされても動揺しなかったり、瞳真目線で進む物語の形式的にも心情が分かりずらかったりで、途中までは不思議ちゃんなイメージがありました。
でも、瞳真を好きだけど恋人にはならない。兄弟のままでいる。
これには理由がちゃんとあって、本当に好きだからこその特別扱いで、終盤で瞳真への愛を強く感じました。

たくさん悩んだ結果、瞳真がした選択とそれに答えた両親、恋のキューピットである瞳真の友達、作中に出てくるキャラクターが素敵な人ばかりで心が温まります。
長い月日をかけて晴れて結ばれた二人が幸せそうに同棲している姿も見れて癒されました。
末永く幸せでいてほしい二人です。

”脱がせたいリーマン”、、たしかに!!

たまたま参加した合コンで一緒になった、
会社員の久遠武(受け)と、大工の佐藤蓮(攻め)。
そんな初対面の二人が、ちょっとした好奇心でのワンナイトを機に、ひたひたとお互いがお互いにハマっていくお話でした。

久遠の色気がとにかくすごかったのです……!!

人の目が気になるので外面が良い、でも内心は毒舌で神経質でプライドが高い久遠。
そんなお堅いエリートである久遠に、ちぐはぐな部分を見つけ興味を持った、楽しいこと好きフィーリング人間の佐藤。
「ゲイですよね?」と佐藤に指摘された久遠は、
なんでそんなこと言われなきゃいけないんだ、自分はゲイじゃない!と佐藤に嫌悪感を抱き、警戒します。
そんな二人がラブホテルに。起こりえるとしたら、抵抗する受けをとりあえず無理やり組み敷いて…みたいなのを想像してたんです。

でも全然違った…!!
断れば良いのにそうできない自分と葛藤する理性が残っていながらも、佐藤の誘惑に抗えない久遠。
これ、佐藤が抗えない力で抑えつけてるとか、断れない状況とかじゃ全くないのが、、////
めちゃいい!!
そして、致してる時の久遠の表情やら体のしなり具合やらが、、大変なことになってるのです。

しかも久遠は、想像を遥かに超えるとんでもなく可愛い人だったんですよ。
2回目会った日の帰りの車内でのシーン。久遠が「もう興味なくなった?」って…
それだけで既にうぅっ//ってなったのに、
そんなわけないって佐藤が返したら
「今日も抱いてくれるのか」って
…なにごとっっ!?!!
逆によく今まで無事だったねってくらいのポテンシャルを秘めていた久遠。

攻めの佐藤も、ノリも恋愛観も軽いタイプのキャラなのかなと思っていたら、真摯に久遠に向き合う真面目さ、甘やかして大切にする包容力を見せ、いい意味で裏切られました。

そして気持ちが通じ合った後の二人の空気ったら甘々で、ベッドシーンもより色っぽくて、目がやられました。。
唇から垂れてる唾液、トロトロの表情、色々なアングルで体勢が変わるのが全て写っていて、
なんだか隠し撮りみたいで、それがまた艶かしい。

同時収録の後日談では、二人が彼氏って言葉に喜んでる姿を拝めて、大人なのにピュアで可愛らしい部分にほっこり癒されました♡

ああもう!なんだかくやしい…///♡←

攻めが極めたクズ男だったんです。
彼女らしき人に浮気を咎められたら、実際浮気してたわ、「そもそもお前に本気って言ったっけ?」みたいなこと言ったりするわで。そして罪悪感のかけらもない。
ひどい!!こんな…
受けちゃんを本当に幸せにできんのか?!
って思ってたんですよ。

でも、、、くやしい!ほんとにくやしいけど!!
賛否分かれるのかなって思うのですが、結果的に私はこの攻めにすごくハマっちゃいました。もはや沼です。

そもそも、受けに強く惹かれて手に取った作品だったんです。
色素が薄くて、パーツ全てが美しくて、張り詰めたように綺麗な受けが、憂えげな表情をしている表紙。とんでもなく美人な上に意地っ張り属性ってもう最高じゃないですか!!///

だからこそ本当に任せられる攻めなのかって、浅水の親みたいな気持ちで櫻庭を見てました。

高校の入学式で初めて出会った浅水(受け)と櫻庭(攻め)。
浅水の転職先が、偶然にも櫻庭の職場だった。それが、11年後(二人は現在27歳くらい?)で、元同級生同士の再開リベンジラブなお話です。

櫻庭は、先述した通り貞操観念ゆるいクズ男。
イケメンでコミュ力激高で、人気者のスケコマシ。
そんな櫻庭に過去に痛い目を合わされたことがあるのか、浅水は再会して、櫻庭にちょっかいかけられても全くなびきません。「ベタベタさわんなよ!ウザい!」って水をかける程のトゲトゲ対応。かなり強気で爽快です。
でもそんなトゲトゲ対応なんのそのな櫻庭。いつもけろっとしてて余裕の鋼メンタル。
そんな感じで櫻庭はなんにも気にしてないけど、浅水は言い過ぎたなとかちょっと気にしてる。それに気づいてる櫻庭は、浅水が気まずくならないように持ち前のコミュ力で歩み寄ってきます。

そして、そうゆう時に櫻庭から自然に出る言葉にふと、浅水をよく見てるなって気付かされるんです。昔からここは変わらないよな、とか変わったなとかって前の相手のことよく知ってるからこそ出る感想じゃないですか。
でもどうしてだろうって、再開した時すぐに気づかなかったし、同級生の浅水だって思い出しても動揺しなかった櫻庭。誰でも良さそうというか、誰にも興味なさそうなのに。
浅水に、自分以外の男の影がみえるとおもしろくなさそうな顔するんです。「ふーん…」って。
浅水の携帯にきた着信が、浅水の元彼だってわかったとたん勝手に出て、「しつこいぞ、ウザいぞ」って、意味深な発言まで残して切ったんです。これには驚いた。。

浅水は浅水で、櫻庭の前では強気に取り繕ってるけど、本当は動揺しまくりで。実はずっと櫻庭ことが好きなんです。好きになったら辛い相手ってわかってるから抑えてるけど。
でも期待しちゃいますよね、、好きな人に独占欲とか向けられたら。

その一瞬の気の緩みを絶対に見逃さない男、櫻庭。そうゆう雰囲気になって、流れで致しちゃうんです。
あぁ…。
やっちゃったかーーってなったけど、ここの駆け引きすっごい好きでした。。

身体は重ねたけど深い意味はない。でも期待しちゃう、、いやだ。って葛藤してる浅水に、相変わらずけろっとしてる櫻庭。
思い返してみたら、好きとか本気とかって言葉を櫻庭から聞いてないから、こうやって他の人にもやってきたのかって読者からしても不安が募ります。

とか思ってたら、今まで遊んだ女の人全員清算したとか言うんです。
えええええ!!逆になんで?!
いやでも決定的なこと言われてないし。スケコマシだし。期待するのはまだ早い…。

とか思ってたら、「俺と付き合う?」って。
なんかもう、、ほんとに?、、信じられない、、

いつからか浅水に感情移入して読んじゃってて、櫻庭の一挙手一投足に揺さぶられて、振り回されてる。
気づけば沼です。

しかも、、上巻の終わりがああぁ。。
自分が付き合う?って言ってきたくせに、期待したらしたで、意味深な感じに表情半分隠れてて……
櫻庭の心が見えないんです、、、
ええ〜勘弁してくれぇ…ゆるされないぞ、、、

下巻読まなきゃ。安心して眠れない。。

よすぎた…♡

ミナヅキ先生の作品の中でも特に大好きな作品で、待ち望んでた2巻。やっぱり最高すぎました!!!

頭のてっぺんから爪の先まで美しい表紙からすでに目が釘付けです。表紙のアンナ妖艶すぎやしませんか?!怖いくらい美しい。やっぱりバイターってゆうのも関係あるのかな…。みつるもシャツがはだけてて、色気が漂いまくりで……もう大変だ、、///

1巻で、''共生契約''を結んだアンナとみつる。
定期的に血を交換しなければ、どちらとも死んでしまう、お互い無くしては生きていけない関係に。
しかもお互い以外の血や唾液が体内に入った瞬間死んでしまうとか、、。
こちらとしては!!ほんっとに、神がかってるロマンチックな設定…うっとり。。。
なのですが、
その共生契約がゆえに、お互い自分のせいで相手を危険な目にあわせるかもしれない。という根本が同じ不安に悩み、すれ違ってしまった2巻でした。

お互いすれ違って言い合いになったことに対しての、別れの危機というか、こちらがいてもたってもいられないほど不安を掻き立てられる感じはなく。
信頼関係がしっかり表現されている上でのお話だったのが素敵だなと思いました。

今まで恋人同士じゃなかったのが不思議なくらい安定感がある二人なんですよね。
ラブラブイチャイチャなんだけど、いい意味で初々しすぎなくて。
好きって伝えることを惜しまないアンナと、それがちゃんと伝わっていて、独占欲含めてまるごと受け取って気持ちに応えるみつる。
うぅぅ、、すごく通じ合ってる……♡
相思相愛の二人を見てると満ち足りた気持ちでいっぱいになります。

今回特に印象的だったのが、路地で襲われて意識がかすんでいる中でのみつるのモノローグのシーン。
思ってた以上に、みつるのアンナを好きって気持ちが、大きいことが分かって嬉しかった。。少し無自覚さんなのかなと思ってたから…正直驚きました。

表情や行動の節々から、みつるもアンナのことちゃんと好きなのは伝わってはいたんです、、
でもアンナが、自分を助けるためだけに同情で共生契約を結んでくれたんじゃないかって心配になるのも痛いほど伝わってきて。
アンナの弱い部分もまとめてがしっと受け入れてくれる男気と優しさ、無自覚に人を救っちゃう力があるみつるを、アンナは人一倍知っているから。
共生契約を結んだ時、一刻を争うような事態だったのと、みつるの気持ちがアンナの唾液の効果に紛れているようで、自分のことを好きってアンナが確信できなかったのかなって。

だからこれから、アンナの大きい大きい気持ちにみつるの気持ちがもっと追いついていって、アンナが心から安心する日が来るのかなっておもってたんです。
なのに、、、
あっさりさっぱり猪突猛進みたいなみつるにしては、結構どろどろした独占欲がもう既にちゃんとあって。
すごい……!!嬉しい…!アンナにもこのページ見せてあげたい。。。って悶まくりました、、

共生契約したからたくさん悩んだ二人だったけど、結果的に共生契約したからこそ救われた結末だったのと、気づけば二人の絆がより深まっていたのが本当にすごい。。どうやって考えつくんだろう、、ミナヅキ先生やっぱりすごすぎる、、。

湿度と熱気に包まれた甘々で濃厚なベッドシーンも沢山あって幸せだし、みつるが溶けてて溢れてて、アンナが耐えてて美しくて、なにより絵が綺麗すぎます。なんてゆうかすごくクッキリしてる絵柄だから、鮮明に見えすぎて、本当にこんな激しいシーン見ても良いのですか!!?って///
激しいっていっても美術品みたいに美しいのです。
同棲後の二人の可愛い日常も見れたり、
ページを捲るたび、尊いって感情が洪水のように流れてきて……最高のご褒美でした。
叶うならまだまだこの二人見続けたいです!!

クセが強くてやみつきになるラブコメオメガバース

"ヒートは気合でなんとかする"天然で無自覚な一本気ヤンキーつぐみ(Ω)と、そんなつぐみを放っておけない誠実で世話焼きなヤンキーめぐみ(α)の、ツッコミどころ満載どたばたラブコメオメガバースです!

初めて読んだ時は斬新さに目からうろこ、、
オメガバース特有の切ない、苦しい、みたいな雰囲気はただよっていないので無性にオメガバースが読みたい!って時に手に取る作品ではないのですが、読めば読むほどじわじわ沼にハマってく作品だなと思います。私は、笑いたい時、キュンキュンしたい時、つぐみのヒートを見たくなった時にめぐみとつぐみに会いにきます。二人に首ったけ…///

ギャグとエロの割合も絶妙で最高です。。
めぐみはつぐみに常々振り回されてますが、読者も同じく振り回されます。こんなに可愛いとか聞いてないよ〜ってヒート中のつぐみにいい意味で裏切られるんです!!

例えば最初の出会いのシーン。喧嘩するっていうときに似つかわしくない甘いヒートの匂いが…
「ヒートなのは俺だぜ」ってビシッといったつぐみに対して←笑
「何て?」って困惑して思わず質問攻めになるめぐみに、全部しれっと「おう」の2文字で返すつぐみ。
作中ツッコミどころがありすぎなのですが、読者の気持ち、いやそれ以上にめぐみが全部取りこぼさず拾って的確にツッコんでくれるのが爽快で面白いです。そしてそれに対してのつぐみ。めぐみの主張がうまく通じて無いようで、つぐみの「何言ってんだ」感というか、キョトン顔が相まって絶妙な空気になる瞬間、もう腹筋が痛くなるくらい笑えて読んでて飽きません。

つぐみは自分がΩとしての自覚?がないというか捉え方が特殊だし、変な方向にポーカーフェイスなので、ヒートしてるつぐみなんて見れるのだろうか?受けみを感じられるシーンはあるのだろうか?と思うのですが、、これがちゃんと見れるんです。。そしてそれがすんごい可愛いぃんです!!不意打ちでくるのでびっくりしますよ、、///
つぐみのヒートだけでもう一見の価値ありだと勝手に思ってます、!!

主張が強い者同士のめぐみとつぐみの掛け合いが、面白くて可愛くて、ページをめくる手が止まらない、中毒性の強い、大好きな作品です。

抑えても抑えきれない恋心…///

レビューランキングにずっと載っていて気になってはいたのですが、透明感抜群の淡くて綺麗な色合いと、溶けるような受けの表情に惹かれて、こちらの作品を手に取りました。

表紙の雰囲気通りで、ピュアで一途な2人の、心が洗われるような両片思いのお話でした。

キュンキュンするところがあちこちに散りばめられていて心を掴まれました。
受けの桜海の目にうつる映空が、いつもキラキラしてるところ。2人が同じ熱量で見つめ合って笑ってるところ。離れ離れになったとき映空を想って一人で泣いてる桜海のシーン。

THE恋!!恋って素敵って感じで、、///

相手の意識がない時に手を繋ぐのが精一杯って感じで、桜海の手を握ってバックバクしてる真っ赤な映空の顔を見てると。……っっっ!!やっぱり好きなの桜海だけじゃなかったんだ。。
とゆうかやることがピュア!!初々しい!尊い…。

でもなかなかくっつかなくて、二人の気持ちを知ってるばかりに尚更じれったい!!
(あれ、それってもしかして…)みたいないい雰囲気になるのに、まさか自分のこと好きなはずない。勘違いしちゃだめ。ってお互いが自分の思いを押し殺すから、なかなか思いが通じ合わない2人。両片思いはこうでなくっちゃですよね。。愛しい。

そんな2人が晴れて結ばれたシーンは焦らされてたのも相まって、もう幸福感いっぱいで。
その瞬間2人に色がついたような表紙の色合いを連想させられます。
なんといっても、無事くっつくことができたのは、二人の相手への思いやりと、足りないところを補うバランスが良いからだと思いました。この2人とてもしっくりくるんですよね。
桜海は健気で可愛らしい恋する乙女って感じなのに、受け身すぎないってところもすごく好きです。
吐空は、恋すると臆病になっちゃう少年って感じがしました。でも、肝心なところはしっかり掴んでくれます。最初、幼馴染だってことを、勇気がなくて桜海が言い出せなかったのを打破したのは、映空。映空が撮影の時、溢れ出しそうな思いを抱えていて、辛そうにしてたのを解したのは桜海。お互い自分を抑えるので頭いっぱいなのに、相手を思いやる心が思いを通じ合わせたと思うと胸を打たれます、、。

そして晴れて結ばれたエッチシーンは…もう…甘々でとろとろで……色々溢れ出ちゃってます。
映空は想像を裏切らないイケイケボディ笑だったのですが、桜海は意外なことに腹筋が割れていて(そうゆう描写はあったけど本当だった…)思っていたより男の子男の子してました。BがLしてる…///
特に印象的だったのは、吐空が桜海に、自分を想像して1人でしたか聞いたのに対して、恥ずかしそうに謝った桜海に「謝んないで。嬉しいばっかだから。」って答えたシーン。
なにこの幸せな空間っ!!甘くて優しくて萌え溺れました、、。

その後の収録作品でも2人の甘々で可愛い日常が見れて幸せで大満足でした。

映空が通っていた高校を内緒にしていたシーンや、雑誌に載ってる部屋と実際の映空の一人暮らしの部屋が違ったシーン、あまり詳しく知らされていないバイトを何個も掛け持ちしてる理由。2人が合わなかった5年間でまだ知らされて無いなにかがあるのではと気になります!続編大希望です!!
幸せな時間をありがとうございました。

フェロモン全開…色気におぼれる上巻…///

大好きなシリーズで、さらに続編が読めるなんて…この上なき幸せ!!
下巻のレビューだけではまだまだ言い足りずまた胸の内の叫びをはきだしたくて書いてます。すごいたくさんネタバレしちゃってます。

まず最初にページをめくった瞬間のカラーの2人のイラストから掴まれました。お互いを見る目が穏やかで愛しげで多幸感に満ちてて…じーんとします。あとなんか戌井がすごくかっこよくなってる?!オタク感が無くて、もう単純に綺麗なおにーさん攻めに見える。。

まずは最初のreturn編。
戌井だけフェロモン抑制剤を飲んでない状態での、フェロモンやら吐息やらで熱々の湯気が出てるような沸騰エッチ…。
フェロモンにあてられた辰見がとろっとろで可愛いぃ。表情のレパートリーが豊富ですごい満足感があります。辰見の吹き出しに♡がついてるから大丈夫なんだろうけど、ちょっと可哀想になる位激しいのです。首筋噛んでる戌井の野生動物みがすごい、、
次の日、何度言っても薬を飲まない戌井に対して怒った辰見が家出するシーン。戌井が迎えに来て、秒でまとめてた荷物を持って来て一緒に帰る辰見。ちょろ可愛いすぎる!待ってたんだね。
そしてその後のエッチシーンも…ほんとに、、。
強面でがたいがいい受けが、自分より弱そうな攻めにしがみついて、背中に爪引っかけたり、脚まわしたりしてるの萌えます、!!
薬をお互い飲んでるのにそれでもフェロモンの匂いを強く感じてる戌井に、辰見もフェロモンでくらっとするシーン。読者からフェロモンが見えるので、今「好きだー///」ってなったでしょ!ってなってこれもまた最高ですよね。。

名前で呼ばせて編。
戌井が辰見の名前がいかにかっこいいかを力説するシーン。思わず吹き出しました。戌井はやっぱりオタクだった。すごい長文が全部説得力があって、エンゾウ先生って本当に何者!?って。どんなビジュアルの技なのかイラスト付きの基本技"登り龍"とか、キャラクター選択時のボイス「龍虎は全てを食らい尽くすぜ」とかすごいイケボそうな文字のエフェクトで何度読んでもツボりました笑
戌井の力説によって、あんなに嫌がってた名前呼びを許す辰見。戌井に関してはどこまでもちょろい辰見がやっぱり可愛すぎる!!

温泉行こー編。
結婚後の2人の温泉旅行のお話でした。浴衣を着替えながら2人でイチャイチャしてるシーン。「辰見きれいー」って撫で回す戌井にクスクス笑っていた辰見がピクってなって「あっ…//」ってなるところ顔が半分見切れているのですよ。くやしいいーー!!絶対いい顔してる。みだがっだ、、笑ってる受けがエッチモードに突入して攻めに全てあずけきるみたいな瞬間ものすごく大好物です。
ご飯後のエッチシーンでは、2人とも大人の色気がムンムンでこれまた萌え過多で大変です。
特に印象的だったのが、戌井の上に辰見がのって致してるシーンで、上に乗ってる辰見を見上げながら唇の舐めてる戌井。この戌井の表情が綺麗すぎて美人すぎて見惚れました。辰見に見惚れてる戌井が美しい。その時の辰見の切なそうにひそめられる眉毛や、目線、表情が美しくてまた萌えます。
「ずっと変わんねーなお前は」ってシーン。ここの辰見の表情が下巻に出てくるお母さんの表情とそっくりに見えるんですよね。これを見て、私は下巻のレビューから書いたのですが今思えば、お母さんのあの表情も先の不安は完全に無い訳ではないけど今ある愛を信じようとしてるというかなんというか上手くいえないのですが心揺さぶられました、、その後の「じいさんになってもまた来よーな」「おう」ってとこも下巻読んだ後に戻ってきたときにエモいなーってしみじみしちゃいました。

買ってから何回も読んでます。沼です。最高ですよね。エッチもあって、切なくて、でもクスッと笑えるとこもたくさんあって。ずっと見ていたい2人です。こんなに幸せな気持ちを味わわせてくれて、エンゾウ先生ありがとうございます、、!!!

本当に良かった…辰見が可愛すぎて堪らない!

前回の気になる終わりから、戌井と辰見のお母さんがマンションの前で会って、辰見の過去のトラウマを紐解くところから始まりました。

辰見のお母さんが戌井にドン引きしながらも、なんだかんだ優しく受け止めていて、暖かくて可愛らしい人でしたね。そんなお母さんが辰見のトラウマの原因になった理由を淡々と自分で話していている時の表情が切なくて胸が痛い。。
聞くだけでも辛い出来事なのに当時、間近で見てしまった辰巳の心の傷は深いだろうなとまた苦しくて…

そんなふたりが仲直りしたシーンはもうほんっとに……最高すぎました。

戌井が仲直りを切り出せずドアで立ち尽くしていた時、入ってこいって言ったはきっと辰見の優しさですよね。でもまだやっぱり怒ってたり寂しかったのに強がってる感じがしていじらしくて、、

戌井に抱きしめられながら過去のトラウマを明るく茶化しながら話す辰見にはもうほんとに目を覆いたくなって。そんな辰見を「もういい」何も言わなくていいってさらに強く戌井が抱きしめるんですよね。……でも辰見は心なしか不安そうなまま話続けて…気持ちが変わるかもしれないのが怖いって泣いちゃう辰見を前からもう、こう、ぐっとぎゅっと戌井が抱きしめてて……色々な感情が猛威をふるっていて、うがぁああって手が震えながらページをめくりました。

戌井が辰見に「どう言えばいいか分からないけど」と言いながらも安心させようと言葉を尽くして自分ができる限りの全てを伝えたのにはもう感無量で、、、その思いがちゃんと響いて伝わって、涙でいっぱいになりながら、しがみつくように抱きしめ返した辰見がもう可愛くて切なくて尊い感情で失神寸前でした。。。ほんとに良かったね。。

仲直りシーンだけでも色々詰まりすぎてて最高すぎて体力削られたのに仲直りHなんてもう…どうすれば、、

なんといっても辰見がほんとに可愛くて愛しくて堪らなかった、、
「泣いてねー」って言ってプイッとかやってるのに腕の中におさまりに行ったり、その直後に上目遣いで「ごめん痛かったよな」って殴っちゃった戌井のほほ触ったり…いじらしい。しおらしい。可愛すぎる。。
そしてあの辰見の耳真っ赤にしながらの「俺はしたかったのに…」って、もう!あれ、なんですかぁぁ!!

はぁはぁ。。幸せでした。

そしてなによりエンゾウ先生の絵柄が前もとても好きだったのですが、今回はより線がくっきりしていて細かく鮮明に写っていて、ドラッグレス・セックスの前作にさらに磨きがかかっていて美しかったです。二人が本当に存在しているような、部屋の観葉植物になれたかのような気分を味わえて最高でした。

10p程の豪華なアフレコレポートなども収録されていて、本編がページ数にすると多くはないのですが、その後の2人の穏やかで他愛のない幸せな夫婦生活が見れたり、独特な仲直りの方法?の面白くて可愛い日常が見れたり心揺さぶられる場面が詰まりに詰まってて大大大満足でした。