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女性Poyさん

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今年はもうこれしかないと思った

ストーリーとしてはとても王道だと思うのですが、この作品にはそれを超えた何かがある。
2人の心理描写が丁寧に描かれていて、神田くんが泣いて思いを伝えるあの1連のシーン、あそこで心掴まれなかった方いないんじゃないかなってくらい表情もセリフも流れも完璧で素晴らしかったです。
ゲイとノンケの両片思いなんですが、ノンケの神田くんが上野くんを好きになっていく課程もとても自然で、そういうの違和感覚える時があるのですがこちらは全くなかったです。
初めて読んだ時に2025年のBLアワードはこれで決まりだなって思ったのですが、その思いは今も変わってません。
未読の方がいましたら是非読んでみてほしい。普段人気作はあまり刺さらない私が刺さりました。そういう方ももしいらしたら是非!もちろんそうじゃない方も。
続編が決まってるそうなので2人の恋人編も楽しみにしてます。

シアン様の過去とウィロウとの序章

半分くらいはシアン様の過去編です。近衛に入る少し前から近衛時代(途中軍の参謀本部にも所属)、本編で王宮を去ることになった裏側など。
そのシアン様の過去がなかなかに壮絶です。アージェントとまさかこんな事があったなんて…。アージェントへの思いは私は恋ではなかったと思うのですが、特別な存在であったことは間違いなく、その事を全て見抜いているアージェントからのあの仕打ち…。アージェントを恨んでしまいそうです。
シアン様は生まれながらの天才で普通の子供ではなかったけれど、それでもエールと楽しそうにしていた子供時代は子供らしさもあり(コミカライズのシアン様の子供時代など微笑ましいですよね)エールを支えるのだと夢を語る少年でした。それがこの過去編でのあれこれですっかり人嫌いになり、今のシアン様ができあがったのだな…と思いました。
現代に戻りなりゆきでウィロウに求婚され、シアン様はある目的の為にその求婚を受けます。そのウィロウの求婚がいいんです。ウィロウは恋愛ではないと言いますが、なかなかに熱烈です。シアン様も満更でもないようです。
ウィロウとの結婚生活が始まるのですが、お互い恋はしていないという前提なので契約結婚のような感じです。シアン様はウィロウの気持ちを試す為(本当に何をしても特別なのか)色々やらかすのですが、それが驚愕です。え、シアン様?あなたこんな人だったのww?本編のシアン様とは別人です。是非読んでびっくりしてください。
シアン様に思いを寄せるウィロウの元婚約者やシアン様の元部下など出てきてわちゃわちゃしながらウィロウとの関係も少しずつ甘い感じになっていきます。でも1巻の時点では2人とも自分の気持ちを自覚していないので(ウィロウはだいぶ落ちてるように見えますが)BL展開になりません。キスまでです。本当に最後の最後にいい感じに。2巻が楽しみーってところで終わります。
なかなかBL展開にならなくて痺れを切らしている方もいるかと思いますが、ここで読むのを止めてはダメです!2巻からはラブラブ甘々結婚生活が見れます!悶え死にます。恋するシアン様が見れますよ!さぁ、1巻読み終わった方そのまま2巻へGOです!

5人の王 9 コミック

絵歩  恵庭 

評価が割れているのは…

ルリのことですよね…
私も正直そこまでする必要があったのかと思ってしまいます。普通に考えればシアン様が言うことがもっともなのです。
冷たい態度をとりながらも実は深くセージを愛している姿に心惹かれた方も多いと思います。それが今回のことでショックを受けるのは当然のこと。
この5人の王という作品は、とてつもなく大事なものがある人々の話であり、それがセージにとってはヒソクであり、青の王にとってはエールなのですよね。
その思いは周りからは理解されないけれど、本人達にとっては譲ることの出来ない信念であり全てなのだと思います。
だから私には理解できないのだろうと思っていますが、本当は青の王にはセージだけを傍に置き思いを通じ合わせてほしい、冷たい態度ばかりでなくちゃんと愛を伝えてほしい。
エールのルリを処罰しないでくれという願いも、他にやり方がなかったのか…
モヤモヤが残る内容ではありますが、やっぱり私はこの作品が大好きですし、今回も絵歩先生の漫画は美しく、素晴らしかったです。
それと久々にウィロウとシアン様が出てきたのがとても嬉しかったです。ウィシア推しなので特に嬉しかったのですが、重い雰囲気の中2人(というかウィロウ)がいることで癒されました。

ウィシア好きなら

ウィシアが好きなら絶対読んでください!!
小説では書かれていなかった〈毒を飲んだシアンがウィロウにあれこれさせる〉の部分が詳細に書かれてます。
ウィロウに抱かれるために必死に頑張るシアン様がなんとも健気で。ウィロウへの想いが溢れてて、またウィロウはそれにしっかり応えてくれるのでシーちゃん良かったねってなりました。
他にウィシアの短い漫画と、青の王とセージのお話が入ってます。どれも良かったです。

5人の王 8 コミック

絵歩  恵庭 

濃かった!

原作の小説でこの巻の部分を読んでからこちら読みました。
見事に小説の世界が表現されていて、感嘆です。
文字だけではわからなかった風景など小説の世界を目で見ることができるのがコミカライズのいいところですね。
(もちろんこちらの作品は原作を読んでいなくても大丈夫ですし楽しめます!)

8巻の内容はとても濃かった!
ヒソクの本当の願いの真相、ソーサラーの死、シアンが王宮を離れ、グリニッジが逃亡…
セージと青の王は思いあっているものの、エールの願いのために結ばれるつもりはない。
次巻が今から楽しみです。

とても考えさせられる作品

全人類読んでほしいってこういう作品のことをいうんですね。
性に悩む思春期の男の子3人とその母親の話だなと思いました。
母親の選択の違いでここまで子の人生が変わってしまうのかとゾッとしました。
BL(こちらは女性漫画ですが)を読んでると思うと桐野の選んだ道はとても残酷ですが、実際は桐野のような人はたくさんいるのでしょう。
そこがとてもリアルであり、悲しくもあり、読み終えた後しばらく動けませんでした。
桐野はきっとそれなりに幸せなのだと思いますが、三島や夢野との対比が辛いです。
たくさんの人、特に親という立場の人に読んでもらいたい作品だと思いました。

本編とは全く色の違う作品、シアン様が可愛い!

外伝1巻ではなかなかBがLにならず、もどかしい思いをした方も多いかと思いますが、こちら途端にBLになっております!
出だしからえーΣ(゚д゚;)?!でございます!
1巻でもシアン様色々やらかしてましたが、ウィロウに恋してしまったシアン様はもっとすごい!
シアン様の恋愛初心者っぷりが可愛い"(∩>ω<∩)"
リバありますが、基本ウィロウが攻めで、シアンが受けです。どうしてそうなったかも納得(*´艸`)
またウィロウがいい男でこれは惚れます。シアン様見る目ある。シアンがあれやこれややらかしてウィロウは気の毒なくらいなのですが、ウィロウは文句言いながらも全部受け止めて愛してくれます。
今までウィロウ→→→←シアンのように見えていたのが、ウィロウ→→←←←←←←シアンに逆転したように見えるのも萌えポイントですね。実際はウィロウの愛もすごいと思います(*´艸`)じゃないとシアンとは付き合いないでしょう。
えちシーンも大好きです。
何回かえちシーンありますが、2人とも回数重ねるにつれて気持ちよさそうになってくのがいいです。
本編はシリアスなファンタジーものでしたが、こちら外伝はファンタジー色はなく、2人が好きだ嫌いだ言いながら、シアンがウィロウに愛されて幸せになるお話です。
ずっと憧れてた「特別」を手に入れ、「特別」にしてもらえ、涙を流すシアンに本当に良かったねって、こちらも幸せな気持ちになります。
この2人中毒性があって、何度も読めば読むほど好きになります。