ちょっと立ち読みさせてもらうつもりが、冒頭の数ページ読んで即購入してました!
正直タイトルを見ると、好きだった相手からひどい仕打ちを受けたのかと邪推してしまいましたが、そんなことありませんでした。むしろひたすら愛されてた!ってお話なので安心して読めると思います。
何より主人公の二人の健気さは萌え!
レイルは、同じ孤児院で育ち勇者になったジオは自分の事を嫌ってるんだと思い込んでいました。そんなジオが魔王を倒して凱旋する前に、レイルはジオの事が好きな女王様に、若くして院長をしていた孤児院を去ることを勧められレイルはそれに応じ書き置きや手切れ金などを残し去ってしまいます。それを見たジオはものすごく怒って女王様を問いただし、レイルを迎えに行きます。
そこからお互いの関係を修復したり、想いを伝えたりとステキな展開が待っていてイッキに読めちゃいました!
三川先生の作品はキャラの表情がエロカワなのが個人的に好きで今回も楽しませていただきました!裏表紙の安達くんの表情が特にいい!!
安達くんはピュア過ぎる上に人を疑わないので初っぱな友達の借金の連帯保証人となってしまってその返済のためにマグロ漁船で強制労働へ連行されます。その漁船で同室になったのが元ゲイビ男優の石田さん。最初は石田さんの事を怖がっていた安達くんですが、共通のスマホゲームが好きな事を知ってから段々関係が良好になってきた所で石田さんが体調を悪そうにしてるのを心配していたら襲われちゃった!でもそれから少ししても石田さんは体調が悪いままなので結局先に漁船から降りてしまいます。
また会いたい!と言う一心で安達くんはマグロ漁船で借金を返済し終えたら石田さんを探しに行きます。でもやっと見つけれたと思ったらゲイビで一緒に出演していた川瀬にちょっかいを掛けられていて、、しかも川瀬は石田さんがタチからネコに変えさせられた人だと安達くんは知っていたためショックを受けます。でも去り際にまた会いたい!と言った安達くんにしばらくして石田さんが自宅を訪ねてくれますが襲った事の謝罪ともう会わないと言う内容でした。ここから安達くんの反撃で最後のひと押し頑張りましたね。
終始石田さんがえっちかったです!
密室×物理的に逃げられない。との事でしたがその期間がちょっと短かったかな、と個人的には思いました。
あと、今回カバー下のストーリーが面白くてマグロ漁船にいたミゲルくんがお気に入りです。
表紙買いした作品でした。
田舎育ちがコンプレックスな恭平が引っ越した先のお隣さんが根っからの都会っ子の高良で出会いは、高良がどう見てもセフレとの事後で挨拶に来た恭平に田舎くさいと言い最悪な始まりでした。
高良は虫が大の苦手で部屋にGが出てきた所を恭平が処理してくれたお礼に晩ごはんを作ってあげてお互いにちょっとは良いやつかも…と思ってきた所で恭平の天然ぶりが発揮され、コンドームをお菓子と勘違いします。それをみた高良が使い方を教えてやるとエロな流れへ…それから恭平の事を気に掛ける様になった高良の変化っぷりにきゅんきゅんしました!
途中恭平の同郷の雄太兄ちゃんが登場しますがこの人がかなりの執着系で怖いです。
遊んでばかりいた高良はただ人を好きになった事が無かっただけで恭平の事が好きと自覚してから大事にしたいと変わっていく姿に悶えました!
チェンジワールドに登場していた穂積のストーリーです。正直その時に意地悪な役回りだったので苦手なタイプでしたが、スピンオフならチェンジワールドの2人の後日談とかちょこっと見れるかな。という下心で思い切って購入しました。が、なんだか穂積が可愛く見えてきたのは嬉しい誤算でした!
引っ越し先が見つかるまで知り合いのナルの別宅に住むことになった穂積ですがそこにはナルの友人の旭が既に住んでいました。几帳面な穂積と違ってズボラな旭との共同生活に最初はイライラしていましたが少しづつ関係が変わっていきました。2人とも過去の恋愛で傷を負っていましたがその事をお互いに話す事で少しづつ変わるきっかけが芽生えたんじゃないかな?と言う感じです。
チェンジワールドであれ程引っかき回してた穂積ですが旭相手には振り回されてるのは可愛いなって思いました。
(上)では穂積が人としてひねくれる原因になった過去の恋愛も収録されてますので読み応えあり、最後うっすら甘めで不穏な空気をまとった人物が次回出てくる?!って感じて終わりました。
友人からすすめられて購入しました。全体的にエロなシーンは少なめですがあります。どちらかというとストーリーが良きでした!
実(みのる)は人間ですが妖が見える上に好かれる体質で小さい頃から色々苦労していました。そんな実の元にある日、明らかに妖の類いである犬が怪我をして軒下に倒れているのを見つけ介抱します。その犬がじつは鬼で昔、真名を封じられ力を無くした為、封じた巴(ともえ)と言う人物の魂を持った実の生き血を啜って力を取り戻そうとします。が弱っている為上手くいかず一連の話しを聞いた実は興味を持ち取り引きを持ち掛けます。鬼の餌になる代わりに巴と鬼の話しを教える事。実は物書きの為次の執筆の題材にしたいと意気込んでました。鬼も取り引きに応じ共同生活スタート。実は鬼にまると名付けました。餌を与えるのに痛いのはいやだと実が言った為まるが契れば手っ取り早いと言います。契るとは交わる(エロ)って事ですね!それから毎日まるに餌を与え代わりに巴との話しを聞いていました。
それから段々とまるは実に興味を持ち執着していき、実はまるは巴を好いていると思い取り引きであった2人の話しを聞くことも辛くなってきます。
そんな実とまるですが巴や実の事を狙う妖との苦難を乗り越えて無事ハッピーエンドを迎えます。
以外だったのはまるが実にカフェの店員さんや巴が近づくだけで嫉妬するほど執着するキャラとは!まるによる静かな溺愛ぶりはオススメです。
タイトル通り腐男子が異世界へ召喚されて自分自身がBLな展開に巻き込まれていきます。
そもそも召喚先の異世界には男しかいない特殊環境のため男同士で繁殖するそうです。加えて神獣の御子達以外は人外しかいません。
腐男子の琴音はBLは好きでも自分の恋愛はノーマルのため、何とか回避しようとしますが段々流されていきます。
神獣の凪はずっと自分の御子に会えるのを心待ちにしていたため終始琴音の事を溺愛します。しかし大切だからこそ琴音の意思を尊重し波乱もありますが、最後にはハッピーエンドでした。
個人的に凪は好みな見た目でした!
中々琴音が凪の事を受け入れれなくてやきもきしましたが無事両想いになれたので良かったです。
龍神の人型が好みの外見だったのと王族軍隊長が生け贄、と言う帯につられて購入しましたがBLでも稀にみる純愛系でした。
長い年月を生きる龍は一緒に生きてくれる人間に憧れて色々探しましたが力が強すぎるためそもそも人間に近寄れませんでした。そこで主人公を眷属に作り変えて丈夫で同じ年月を生きれる様にしました。その眷属、もとい伴侶に選ばれたのが龍が長寿の呪いを掛けた姫の子孫である主人公でした。
主人公が幼い頃、龍の事を山に1人だからかわいそうと言った事がきっかけで彼なら一緒にいてくれるのではと思い、龍が力の加減を覚えるまで見守っていました。
結局力の加減が出来無いままでしたが、一途に見守り続け人との絆に憧れていた龍の念願が叶って良かったです。
*読み終わってから気付いたのですが主人公の名前が私の見た限り出てこない!みんな「隊長」とか「弟君」とかしか呼ばず、双子の兄からも「お前」としか呼ばれてなかった上に龍も「婿殿」と呼んでいたため氏名不明のままでした!