不思議な雰囲気の作品ですねー…。
受けが好きで好きでしょうがない大人の攻めと、ツンデレな子供の受けの話?
攻めは「早くくっつきあいたいなーw」と思うけれど、受けはまだまだそれを解ってくれない。いざそういう雰囲気になったら浴室に立てこもるって…乙女かっ!と思ったら、あぁあ…子供……。大人なBLラブロマンスな展開にはてんでなりません、この作品。
期待やら王道展開をサラッとぶった切られ続けるので、呆然と笑いがこみ上げ…。
いけない…あたしこんなに汚れ……(涙)と何かグサッと刺さり…。
先生とリンクしてしまいます。最後は爆笑してしまいました。
凄いなー…新感覚。
普段のBLは受けがウブだろうがピュアだろうが、獣な攻めが自分のペースに巻き込む話が多い気がしましたが、これは受けのペースに攻めが始終巻き込まれるって事か。
面白い!
攻めの軽薄さを表し、受けの鈍感さを表すこの題名。素晴らしいな~。
攻めの「いや、こいつはまだ「くるぶし」ぐらいがせいぜいだろ」ってのが一番納得。
初恋っていう漫画は見てないんですが、コレだけでも十分面白かった。
オネェの久世と、その久世をキモイと一蹴した和敏。
腹いせに久世は魔性のゲイ小野を投じて、和敏を撃破?することに成功したわけですが、フラられて飲み潰れた彼を介抱したのは良いけど、小野に復讐しようとたくらむ和敏は久世を怒らせてしまって、おしおきされちゃいます★
今までオネェ言葉だったのにいきなり男らしくなって、鬼畜モード全開で和敏を甚振るわけですが…。いやーーーーー凄かった凄かった。稀に見る鬼畜っぷりです。
Hも好きな部類に入る内容かも。
『便所と風呂場で中のモノ全部出してキレイにしてもらおうか』と耳を噛みながら笑ってる久世が超こえぇぇぇ。
水、涙、汗、精液、よだれダラダラ垂れ流しの和敏がエロ可愛い。
散々色々しておきながら寸止めする久世が憎い憎い。
和敏も『ここまでやっておいて?』みたいな拍子抜けした顔をして久世を見るのですが、そこから挿入までセリフなしのシーンがサイレントムービーみたいで良い。
さっきまで強姦だったのに、同意の上でのセックスになった。
すげぇーすげぇー。
翌日、またオネェになる久世に再度驚きます。
だってそれを払拭するぐらい鬼畜男だったんだもん…;
小野の残酷さと優しさが垣間見えるのもちょっと切ないや。
久世と和敏は最後キスするわけですが、二人には幸せになって欲しいなぁー。
良いカップルになれそうなのだけれども。
エロで気にいったのって最近なかったので嬉しい。
エリートサラリーマンの和志が出逢ったのは、料理人志望の晴友。仕事中毒の和志は晴友と恋に堕ちて移りゆく季節がとても美しいということに気づかされる。
抱きあう度に深まる情愛。だが、和志のNY赴任が決定しーー!?
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「愛してる」という久々に直球なタイトルの漫画が出たなぁ……と半ば照れながら買いました。でも、読まないまま置きっ放しの状態にしてしまって、ドラマCDを買った時、「あ、そういえば漫画買って読んでなかった!」とCDと一緒に慌てて読みました。
読み、聞き始めて想ったこと。
もぉーーーーー馬鹿!!!私のバカ!!!!
何でこんなイイBL漫画を今まで放置してたんだろうと……!
エリートサラリーマンの和志さんと料理人志望の晴友(はるとも)君は恋人同士。出会った切っ掛けは和志さんが働く会社で晴友君が清掃員としてバイトをしていた事。
会社の社長息子だけど真面目に働く努力家の和志さんに晴友君は励まされるのですね。
仕事の虫状態だった和志さんは晴友君に四季の美しさを教えて貰う。
二人が、お互いの言葉や笑顔で、心を通い合わせていく姿は見ていて気持ちが和みます。
NYへ転勤する事が決まった時も、和志さんは「行きます!」と即決。
ええっ、ちょ……ちょっと晴友はー!?と思う程、即決…。
思わず突っ込んでしまったじゃないか(笑)
その後でようやく「うーん…」と悩み出すのですけど。
お互い家族にあまり良い想いをしていなかった二人なのですけど、お互い優し過ぎるので、こっちが心配しまくります。
二人とも爽やかで真っ直ぐに夢を追いかけ、互いを思いやる表現が素晴らしいです。
憧れてしまうほど。
「愛してる」と言葉が、これ程胸に沁みるとは思いませんでした。
愛してるという言葉以外で表せない感情が、この一言に凝縮されているような気がしました。最近はちょっと歪んだ愛ばかりを見ていたので、この作品で改めて原点に帰れたような想いでジーンとしました。今年漫画でナンバーワンの作品です。
おススメしまくりたいと思いますw
聞こえない声の続編。
用具室でのキスシーンがエロッ!
というより淫靡。部室にはまだ人が居るんだよー…。
先輩が後輩の色々な想いや疑問、自分の気持ちをキスだけで伝えるって…すげぇ!
後輩は後輩でキスの意味が徐々に変化させていくって…何か一気にオトナな雰囲気に。
まさか初Hがグラウンドだとは想わなかったけどね!!!!!!
いきなりあおか・・・いえいえ、余裕のないHは良いものですよ…←
風呂場での触りっこ?も部屋に服が点々としてるのが…ああ恥かしい!!!!
「誰かと恋愛するということは もっと美しいものかと思っていた」
相変わらず帯のコメント最高だな。
恋が愛へ変化していく様を見たかなぁ。
とにかく萌えより恥かしい!生々しくて余計恥かしい!という印象しか…。。。
道が分かれてどうなるか?
今度は環境による変化を見られるのでしょうね。
楽しみに次巻を待ってます。
野球部の先輩後輩の話です。
先輩はイケメンでエース。飄々としててカッコイイです。
しかし先輩が恋焦がれるのは、ゲジ眉で強面の不細工な後輩君。
何故!?と思いながら先輩視点で、淡々と話が進みます…。
しかしいきなりボールを磨いてる後輩君を見て、「脱げよ」って思ってるのは衝撃的。
とにかく先輩の言葉は直球でエロい。。。
「おまえはこんなに色っぽいのに、気付いたのは俺だけ」
「脱いで裸をさわらせてくれないか」
後輩君の裸を触れるチャンスが突然巡って本能のままに触っちゃうシーンは犯罪的でドキドキ…。
触られた後輩君は怖いと思いつつ、先輩の声で楽になるって何かいい。
ランニングで2人きりになって先輩に気をつかうけど先輩は「俺の事、気にしてくれねぇかな?」と言ってキスするシーンにもー心臓が持ちません・・・・・。
この作者さんのキスシーン好きです。余裕がない感じがいい。
あと言葉選びが最高にいい。
「さわったらお前が遠くなった」
「おまえはカワイイ!おまえは星だ!それでいいんだ!じゃあな!」
最後に先輩が思いの丈を吐露して涙する所もいいなぁ。
すんげぇ告白。ベタ惚れすぐるぞ先輩。
で、最後の最後。
後輩君が死ぬほど可愛くなりました!!!!!!!
うっそーー!!って思いましたがカワイイよ!!
パンツ一丁でもカワイイよ!!!
帯でも書いてありましたが。
「いじらしいって――――こういう気持ちを言うのだろう」
まさにこれに尽きるかと。
門地先生の作品の中で一番好きです。コレ。
表題のわがままキッチンはツンデレイラストレーター・尚人に恋をしたノンケ好きのリーマン・熊木との話。部屋で自分の性癖を知られてしまって恋も終わり……かと思いきや「下心?別にいいよ」とサラッと付け入る隙を作られ、まんざらでもなさそうなので触ったり咥えたり…← そのまま付き合う事になるけど、尚人はHばかりの熊木の気持ちが解らず喧嘩になり、そこで熊木が「好きだから、くっつき合いたい」って言ってたけど、そう思うのは当たり前だよねぇ。まぁ尚人はロマンチストなので、そればかりだと嫌みたいで。乙女だ…。その後の尚人視点の短編で彼がツンデレだと分かりました(笑)可愛い人だ……。
恋愛体質な熊木は尚人と付き合うまで散々な恋愛を繰り返して、相手から好きになって貰うのは奇跡!と思っているようで、そんな彼に尚人が掛けた言葉が泣ける~……。
ただこれ、合体がねぇ!!!事情があるんです、ええリアル過ぎて笑えた笑えた…!
その詳細は本でお確かめを。
同時収録の「一途なの」はツンデレ先生・若菜と誘い受け男子生徒・隆の話。
二人は昔、近所同士で交流があり、隆は若菜にベタ惚れ。突然の引っ越しで若菜と離れ離れになった高校生のある日に若菜と先生と生徒として再会して猛アタックするけど若菜は全然相手にしない……。それには深い理由があったけど、結局隆のアタックに根負け。
若菜視点の「我慢なの」が若菜さんデレ炸裂話で素敵です☆
小学生の隆にムラムラしてたらしい…。
誘い受けの隆にタジタジしながら食っちゃう若菜が可愛い。^^
若菜は隆を好きになる事でとても救われているんだなぁと……。
ちょっとホロっと来た。こちらの方が人気っぽいなぁ。表題作はわがままキッチンですが、最初はこの「一途なの」シリーズからです。何故??
門地ワールド炸裂です。おススメ~。
ホモなのに自分がホモだと気付いていない課長。
しかし周囲は完全に課長をホモだと気付いており、何故かと言うと読んでいる本がそれ系ばかりだからです、あからさま!
課長は少年時代に恋人を九州男児に奪われる不幸な過去があり、トラウマとなって知識だけが豊富で経験がないままになってしまう状態に。
念願の恋人が出来ても、上手くいかない。
どんなにラブラブでも、エッチがまったく上手くいかない!どうしよう!?と悩むんですけど。……文章だけ書いてみると結構素敵な設定なのに、何故かシュールなギャグタッチになっています。恐ろしくシュールです。こんなにリアルゲイに触れている作品って初めてな気がします……。モザイクいっぱい…。●がいっぱい。
漫画は四コマだったり、普通のショートだったりします。どれも読みやすいけど、リス型ロボットのチャッピーは結構引きました。好きな人すみません。
可愛いけどエゲツないんだもの。存在自体が卑猥、とはよく言ったものです。
でもBLに飽きそうな中、これを見た時は「やっぱり好きだな……BL」を想った自分が本当に怖かった……。中身も凄いけど表紙も凄いので、本棚の奥底にしまってあります。
読む時は前後左右に気を付けて読みましょう!色々ヤバいので。