まず、タイトルが面白いなと思いました。
この手の作品は過去にいくつか見たことがありましたが、ここまでインパクトのあるタイトルは初めてだな、と(笑)
作家買いで買った本でしたが、もちろん当たりでした!
幼なじみの友二郎とヤることをヤっているのに『カップルじゃない!』と言い張って強がる受け子の翡翠。
そこにやってきた姉の子・ハルヒに振り回されつつ進んでいく、アットホームなラブコメです。
元気に後ろ向きな翡翠が可愛くて可愛くて好きでした!
設定的にはありがちでも、やはり細かいところは御景椿さんのカラーが出ていて、可愛くもあり、切なくもあり。
ネガティブ系好きな人にはウケは良いと思います。
現に私も好きでした(笑)
ですが、一つだけ言わせていただければ、おこちゃまが…コマによっては可愛くないです。
特に冒頭のハルヒ登場シーン。
なんとも…好みじゃないのはまだ描き慣れてないからか、そうか、そうなのか…と誤魔化し誤魔化し読みました。
もう少し赤ちゃんのふにふに感が欲しかったです。
特に頭部。
ですがベイビーの特権、乳吸い!には乳首攻め好きな私、萌えました!!
赤ちゃんに吸われて感じちゃう翡翠可愛い…!
恥ずかしいのに感じちゃうとかもうヤバい…!
と、一人でによによしちゃってました♪
あと、私的に帰ってきたお姉ちゃんがツボ!
あの姉になりたいっ!!
と思うほど豪快で素敵でした。
作風も相変わらず可愛らしい系で、読みやすかったし、また次回作も作家買いですね!
そんな北上れんさんのキャラクターが好きでたまりません!
男前な癖に素敵に後ろ向き。
好きだからこそ後ろ向きになって、それを自覚しているのにうじうじして、男前にすぱっとカンケイを止めるとか言っちゃう篠原が愛しくてたまりません!
それがまた、受け子だって言うんだからもう…っ、お姉さんどうすりゃ良いのよ!と言いたくもなります。
でもやっぱり、一番の見所は篠原に過去の男から電話がかかってくるシーン。
普段、お前は受け子か!!とツッコミたいくらいにほわほわしてる西岡がキレます。
そして普段とのギャップが凄すぎて…惚れました。
怒った西岡ってこんなにカッコイイのか!
ギャップ萌え!!
本当に前作でスイーツ取り合ってじゃんけんしたようなヤツなのか!?
と言いたくなるほど。
ヘタレ攻めはあまり好きではない私ですが、北上れんさんの作風と男前な篠原のお陰で神作品となりましたww
同時収録の高尾×若宮組は、もう何も言うことはありません!
若宮可愛すぎ!
言葉攻めな高尾がカッコいい!
普段よりもエロ多めで、もうゴチでした!と♪
相変わらず線の細い、安定感のある描写がツボでした。
次回作ももれなく作家買い決定です!
原作ファンであったため、購入してみました。
ストーリーとしては、原作一巻を繋げたという感じでした。
あまり声優さんに詳しくないため、ジュンヤ役の森川さんは知っていましたが、アツヤ役の水島大宙さんは初聴きでした。
お二人ともイメージとしてはピッタリだったのですが…、水島さんの喘ぎ声が好みではなく、ドキドキ感があまり伝わってこない気がしました。
ただ喘いでるだけ、なような…。
その点、森川さんはもう上手すぎでしたが!
息遣いや吐息、口調までもうさすが!としか言いようがないです!
しかし、その分水島さんが残念で仕方がなかったのですが…。
ストーリーは原作のままなので、ハズレなしです。
安心して最後まで聞くことが出来ました。
フリートークは結構長くて、内容も楽しかったです!
こんな管理人なら立候補してでもやりたいものですね。
そしてこんな団地に是非とも住んでみたい!
という作品でした。
個人的には103号の高校生カップルの鬼畜攻めが好きでしたね。
いつもはヤンキーの竜司が、実は可愛らしい?受けだったなんて!
目隠しや縛りの最中でもかなり口調の荒い竜司が言葉攻めされるところ、そして結局陥落して甘くおねだりするところ…もう大好物でした。
そして受けだと思ってた管理人さんが実は攻めだったことに驚きですww
一冊の本の中に詰め込めるだけ詰め込んだようなカップリングの多さは魅力的です。
必ず一組は好みがいると思います。
結構何でもアリなエロシーン満載、汁だくで全て美味しく頂けました♪
ごちそうさまでした!
初めて深井さんの作品を読みましたが、かなりの頻度で出てくる死にたがりキャラに驚きました。
いえ、嫌いではないんですが最近あまりいないキャラだったので驚きは大きかったです。
それぞれの作品レビューは他のレビュアーさんがしてくだっているので省きますが、まず、表紙買いはやめた方が良いです。
作品集なので、中身の絵柄がガラッと違います。
あえて言うと『THE90年代』といったところでしょうか。
決して嫌いではないですが、なんだか妙に懐かしくさえ思えるような雰囲気の絵柄です。
ただ、今の作品にはない、『鬱』がたくさんあります。
ノンケとガチホモの恋愛で、直接『気持ちが悪い』と言った最近の作品を私は思い出せません。
そしてその言葉に涙を我慢して笑みを浮かべたガチホモくんが妙に綺麗で好きでした。
個人的には表題作の『晴れたる青空』、その続編の『三人家族』、そして『日溜まりの猫』が好きでした。
それぞれにカラーがあり、空気に色を与えられた作品が多い印象です。
ただ、作品自体のストーリーは好きなのですが、絵柄が好みではないので(昔っぽくて…)、今度は最近の作品を読んでみたいと思いました。
ストーリーはセツナ系好きにはたまらないと思います。
花魁・遊郭系が好きなのでカバーと帯の言葉に引かれて購入しました。
まず読んでの第一印象は、受け子の顔が好みではないこと。
ツンデレや気の強いタイプの子はそうでもないですが、典型的な可愛らしい系の受けは絵自体が私はあまり好きになれませんでした。
しかし花魁時の髪の毛や視線での色気は凄く魅力的だなと感じました。
全体の線はとても綺麗です。
私が一番好みだったのは表題作ではなく、『空の果て』です。
元々切ないものが好みなので、受け子の想いが痛くていじらしくて好きでした。
置いていかれる側の辛さと、置いていく側の辛さ、両方がとても切なく、それが上手くエロシーンに繋がったのではないかと思います。
そしてセリフの一つ一つに重みがありました。
時代設定も戦時中あたりなので軍服、遊郭好きな方には良いのではないかと。
ただ、エロシーンは薄め、好みの作品が短編4作中2作だったことを踏まえ、この評価とさせて頂きました。
今まで読んでいた大槻先生の作品への偏見で、勝手に『眼鏡短髪っ子は受け』だと思い込んでいたこともあり、実際読んで逆カプだったことに驚きましたww
実際は帯裏に可愛いけんちゃんの姿があったんですが…見てませんでしたww
好み的にあまり背の低い攻めとのカプは得意ではないのですが、瑞紀が醸し出す腹黒さ故か、はたまたけんちゃんの愛らしさ故かまったく気にならない作品で、自分の中では結構革命的だと感じました。
なんという大槻マジック。
ただ、えっちの最中の喘ぎ声でただひとつ、ハートマークが多用されすぎているのが残念でした。
え、そこも!?というシーンにも使われていたり、擬音にまでハート乱舞されており…せっかくの可愛らしいけんちゃんが、私の中ではすこーし萎えちゃいました。
エロアングルはもうバッチリでしたが。
穴広げたりだとか腰のしなり具合だとかの細かい描写がとても良かったです!
ここぞという時のエロアングルは、どちらかと言うと男性向けなのかなぁ、とも感じました。
汁だく好きな方にはもってこい!…かも?
剃毛プレイもありましたが、番外編でページ数も少なかったこともあるでしょうが案外あっさりさらっと終わってしまって…正直もの足りませんでしたね。
どうせならもっと羞恥プレイで魅せていただきたかった。
絶対けんちゃんも可愛くなっただろうに…。
そしてもうひとつ、お前は剃らなくて良いよ、瑞紀ww
そして『愛のソルジャー』は、なんといっても髭でしょう。
初めは可愛らしい受け顔に髭というミスマッチさに若干引き気味でしたが、次第にそうでもなくなりました。
一路が春哉に乗っかるちょっと手前のアップからはあれ、この人アリかも。と。
ただ、もうちょっと年齢の高い皺のあるようなキャラだと私のツボをグッと刺激するのになぁ、と残念ではありましたが。
でもアホなヤンキー、可愛くて好きでした♪
ぜひカラーで読みたかったですね。
基本的に大槻先生の作品好きですが、今回はちょっと的から外れた感がありましたので、中立評価とさせていただきました。
ほんわか腹黒ホワイトタイガー×俺様ツンデレな狼さん。
ケモミミと絵面での完全なる表紙買いでしたが当たりでした。
可愛いトラがしばらく見ない間に立派な姿へ成長し…と、出だしは少しありがちなパターンかと思いましたが、気付くと引き込まれていました。
なんだかんだと口が悪い狼さんはトラさん溺愛。
トラさんもそんな狼さんが愛しくて堪らない様子。
それだけでもストーリーとしては読みやすかったのですが、途中からトラと狼の生態の違い(寿命や一夫多妻制など)も絡んできて、
狼さんが苦悩する辺りから少し切なくて大好きでした!
実はトラもいろいろ考えていたんだなぁと思うと、それもまた切なくて素敵でした。
そして狼さんのツンデレが可愛くて仕方がありませんでした!
小さいトラさんもラブリー!
ケモミミ好きならきっと萌えると思います!
AV男優の煌と平凡なサラリーマン一明。
恋愛をしたことがないという煌のまるで高校生のようなデートプランにほっこりしつつ、
一明の優柔不断に振り回される前半は煌が少し可哀想になるくらい切ない片想いでした。
戸惑うのも解らないでもないけども、気を許しすぎだ!と何度突っ込んだことか!
後半からは、煌のAVという仕事と、自分とのプライベートの中で揺らぐ嫉妬心を悶々と考える一明が可愛くて好きでした。
そして今の自分の仕事に不安や疑問を感じる一明が見た、将来を暗示させるような夢。
その幸せな夢が本当になれば良いなぁ、きっと煌なら本当にしちゃうんだろうなぁ、と笑みが溢れてきました。
他のレビュアーさんが書かれている通り、なんとも攻めも受けも泣いてばかりの作品でしたが、
私としてはそれはそれで、二人の感情の起伏が表れてて良かったんじゃないかと思います。
大人の悩みも持ちつつ、良い意味で子供っぽさの残る可愛らしい恋愛を見たような感じでした。
ツレのAV女優の子が可愛かったのもポイント高かったです!