表紙から漂うノスタルジー。
学生運動真っ只中の1970年代の話です。
学生が世の中を変えようとしていた泥臭い時代に、
理学だけを見つめて生きてきた助教のはるかと、
居場所のない孤独な世界から脱げたかった修一郎の年の差カップル。
時代背景だけではなく、方言や服装が骨太さをより強調しています。
受け攻め両方とも、画面的には雄臭く、
内面はあまりにもナイーブで正直でした。
そこにエロティシズムがあるのかもしれませんが、
さしたる妨害もなくくっつくので、
もう少し丁寧に近付いても良かったのではないかと思いました。
コミコミさんの同人誌は四十八手のいくつかと69でした。
チョロかわホストと訳ありインテリの
雪解け純愛物語です。
最初の方に何度か入っているサイトウさんのツッコミが面白くて、ギャグもの来たか?
と思ったのもつかの間、真っ白なお馬鹿が、
真面目に真正面から、訳ありさんのトラウマを解かすターンに。
たかや君のアホさは純粋さに昇華されます。
神評価にしなかったのは、ツルツルしすぎてちょっとファンタジーだったので。。。
タカヤが勤めているホストクラブの店長、黒田とサイトウさんが学生時代からの知り合いとのことなので、サイトウさんの学生時代や過去についても読んでみたいし、何より二人のアマアマエチエチ生活をもっと読みたいので続編を希望します。
紙修正は白短冊、アニメイト有償特典小冊子は直腸責めでした。
久しぶりに聞き返してレビューしています。
いやあ、およそ10年前の作品なんですね。
これと、同じ年発売の「すみれびより」で、
興津沼に完全に落ちました。
幸うす系、ポワポワ受けを松岡君が、
包容力お化けのちょいSスパダリを興津さんが
とても丁寧に演じてくださっています。
偽装恋人から始まる関係なので、
お互い敬語だし無理なことはしないし
品良く爽やかなのにエロはしっかりというギャップにやられました。
BGMといい、話のスピードといい、
ゆっくりほのぼのしています。
キーパーソンとなる受けのおば様ですが、
とってもいい事も言うのですが、病院の看護婦さんと同じ声だったのが、どうしても気になって神から一つ減らしました。
10年経っても興津沼から抜け出せておりません。
いつかチル箱にも出演して欲しいです。
原作未読。
最近BLCDによく出てくれている坂田君とは誰ぞや?という感じで購入。
話の中身は宝のデリカシーのなさとか、ピアスを開けるシーンとか、
ちょっと痛いところはいくつかあるのですが、きっと西本先生の絵があってこその作品なのでしょう。
その点で作品ファンの方、ごめんなさい。明らかに音声のみの感想です。
ただ、楽役の坂田くんのお芝居がとても良くて、FTによるとあじーの後輩で
BL出演にも意欲的とのこと。感謝しかありません。
あじーの先輩としての余裕と、胸を借りている坂田くんの安心感が
芝居の随所に感じられる、音声としても素敵な作品でした。
脇のヨシキはさすがの安定感。この先活躍も期待しています。
原作未読。
坂田君の受け作品を聴いて、攻めも聴きたいと思って購入。
物語は花男のBLバージョンみたいな骨太な物語で、
特待生の真面目な受けが、ゲイトラウマから
遊び人を装っているボンボン優等生の攻めと寮の同室になって、
トラウマごと攻めを受入れるというお話です。
攻めである小田島役の坂田くんの演技がとても良かった!
声は梅ちゃんとか大塚のたけおくんとかにトーンが少し似ていて
(顔も二人に似ていると思います。骨格の問題でしょうか)、
若手感がほとんどなく、演技も感情が籠っていて、役に真剣に取り組んでくれているのだと感じました。
特に「抱きつぶしたい」ほど好きな受けへの気持ちを押し殺しているところや、気持ちを隠して飄々としているところがお上手でした。
欲を言えば小田島母の演技が残念すぎました。
今後の坂田くんの活躍をとっても期待しています!!