胸が締め付けられました。もっとたくさんの人に知ってほしいオメガバース作品です。オメガバースってロマンチックでエッチな世界だと思ってたけど、こういう視点からみるとこんなにも切ないものなのかと唸らさせられました。
オメガバ作品て斜に構えたひねくれたキャラが多い中、この作品の子達は本当に素直でまっすぐ。普通の子達という印象。だからこそ余計にこの子達に降りかかる「運命じゃないという運命」が辛く感じた。好きあっているのに、運命がそれを阻む…泣けました
八尾も九條ももう一人もいい子だから余計に切ない。初めから両思いじゃないのが余計良かった。
できたら前後編で読みたかった…いい作品にはちゃんとページ数や巻数をあげてほしいよ…(東京オメガバで1番面白いと思うのに…)
オメガバースを語る上で外せない作品だとおもいます。
他の方も言ってるけど、オメガバースでこんなにまっすぐで純粋で切ない作品はこれ以外なかなか出会えないと思う。
気持ちが溢れてちるちる初レビューしてしまいました。なんだか中身のない、エッチなだけの作品が増えてきたBL界で、こういう難しいテーマにまっすぐ向き合って描こうとする作家をしっかり評価していきたい。頑張ってほしいな…