尾上先生の作品は、情景描写がとても美しいと思います。花降るシリーズは、匂いや温度湿度も感じられる気がします。
このシリーズも同じく、油の匂いや南国の湿度とジリジリする日光、日本の冬から春の空気の移り変わりを感じます。遮光された戦中の家の昏さとか。
執着溺愛攻と健気受の20年愛ですが、2人の生きた年代が大戦中という…
死こそが美とされていた時代と思想の中で、ひたすら愛する人を生かしたい、生きるところを守りたい、その願いが胸をうちました。
ローレライはラバウルの抜けるような真っ青な空でしたが、天球儀は瑠璃色ですね。美しいです。
連続刊行のこのシリーズ、次は何色かな
楽しみです
なんで自分はアワードの後にこの作品にハマったのか、悔しくて悔しくてなりません。
自分のバカタレ…悔しい…
亡国のサバイバル王子✖️敵国騎士団長で大公、の敵対カプのオメガバースなのですが!
あらすじは他のお姉様方にお任せして、個人的にどちゃくそ萌えたところを語らせていただきます。
受の、騎士団長で大公閣下、テオ様がさいっこうでした!マジで!
軍服黒髪オールバック(ちょっと前髪はらり)ストイックで戦闘は無双、冷静沈着であんま性欲なさげ。そんな彼が!目隠しで!誘っちゃう!呼吸止まります!なんなら心臓止まります!
オメガバあるあるの事故ってやっちゃった相手が敵の革命団団長セス様なんですが!テオ様、どんどんえちでかわいくなるし、表情変わらないけど健気だし、思いやり深いし、セス様溺愛しちゃうしかないですよ!ほんと!大公で騎士団長の姿とのギャップがまたイイ!ギャップ萌好きな方にも是非お勧めしたい!ガチムチ受好きな方にも!
そんなガチムチプリンセス、テオ様に執着する輩も出てきて、どうなるのかはらはらしつつ金曜の更新をまつ毎日になりました。ぜひぜひハピエンお願いしたいです!
テオ様、大好き!そんなテオ様を姫抱っこしちゃうセス様がくっそ羨ましいです。
大好きな花降るシリーズの最新刊です!
このシリーズ、本当に美しい…情景が浮かびます!映画かアニメのように、頭の中に映像が浮かぶ感じがします。
今回は2番目のステラ兄様のお話でした!
2巻でちょっとだけ登場してましたが、儚くて世間知らずでお城オタクなステラ兄様に会えてとっても嬉しかったです。
イル・ジャーナ皇帝ご夫妻もアイデース皇妃も相変わらずの大活躍…はらはらドキドキして最後まであっという間に読み終わりました!
イスハンがスヴェントヴィト手にしてるから、グシオンも神の心臓手に入れないとなーと思ってたのですが、この展開は…この呪いは…いいのか悪いのか…でも、グシオンのトラウマが軽くなったと思うのでよかったのかなぁ…
ラスト!こ、これはイスハン、期待できるのでは?頑張って!リディル!
ステラ兄様のこの先と、アイデース皇帝ご夫妻のお話も読みたいです!