電子コミックの連載中の作品ですが目が離せないです!
自動車販売会社が舞台で、スーツが似合う超イケメン・スーパーカーディーラー・柾木(受け)と彼に憧れる健気な後輩・早見(攻め)のラブコメディですが・・・
物語中盤に差し掛かり、柾木の秘密が明かされるに従ってシリアスになって行きます。
柾木さんの三揃スーツ姿がとにかくカッコイイ♪
そして健気で泣き虫な早見がものすごく可愛いです♪とても表情豊かで、早見の心の中の天使と悪魔のチビキャラも可愛いです。
惹かれ合う二人には大きな障害がありますが、きっと幸せになると願っています!!
しかくいはこ先生の作品はどれもハートウォーミングで絵もスタイリッシュです。
今注目の作家さんです。
一言で言うと数年前までF●N系列で放送されていた昼ドラ(東●テレビ制作)のような感じです。
主人公に次々と降りかかる不幸や試練、驚愕の展開。嫉妬と憎悪が渦巻く人間関係の中、数々の迷シーン・迷台詞で一時代を築いた昼ドラ・・のBL版です。
近親相姦ハッピーエンドに賛否が分かれるところと思いますが、兄弟それぞれが父親からの自立を果たす、特に悠二の強い意志が描かれている1ページが圧巻で、色々あったけど頑張れ!!と思ってしまいます。意外と読後がスッキリしました。
エッチシーンはとにかくエロいです!!
そしてダイナミックです!!
誰にでもオススメできる作品とは言い難いですが、賛否両論巻き起こりそうな題材を果敢に、説得力を持って描き上げる確かな実力のある作家さんと思いました!
待ちに待った3巻!!素晴らしかったです!!
物語のターニングポイントとなる展開なので説明の場面が多いですが、その魅せ方が素晴らしいです。
特に11話のラストから12話がたまらないです。
端的に言うと「イケメンがワンちゃんを前に延々身の上話をする」と言う絵なんですがこれがとても深いです!
2巻で夜中にリリーの獣の姿を見たマレーネが今度は朝日に照らされた獣リリーの姿を見ます。
白日の下にさらされたリリーの人とは違う姿・・・それでもマレーネは優しい眼差しでリリーを見つめ語りかけます・・・。
もう・・・このシーンだけでマレーネのリリーに対する揺るぎない深い愛情が感じられて身悶えしました!
マレーネが全てを話した後、人の姿に戻ったリリーとのキスシーンはただひたすら美しいです。
夜の闇の中で惹かれ合いながらもお互いの胸の内を探り合っていた二人が、朝の光の中でようやく向き合い話し合う・・・二人のわだかまりが溶ける過程がまさに闇から光へにマッチしていてドラマチックでした。
とは言え、まだまだ幸せへの道のりは前途多難です。二人はもちろん、二人を取り巻く人々も良い人ばかりなのでみんな幸せになって欲しいです!!
エッチシーンも最高でした。特にリリーの一人エッチシーンはものすごく可愛いです!萌え!
デビューコミックからのファンなので待ちに待った新作でした!
まずは表紙の美しさ!!!
カラーや光のセンスが抜群です。
裏の子供時代の様子も微笑ましいです。
内容は何と言っても圧倒的リアリティです。
物語は洵太と環の小学生時代から始まります。幼馴染の二人は1つ違いだけどお互いの家を行き来する仲良し(厳密には環の家庭は色々問題があり、環が洵太の家に行くことが多い)。
家族でテレビを見ていたらラブシーンで居心地悪くなるようなほのぼのとした洵太の家と母親が彼氏と性行為をするところを日常的に見ている環の家が対比できちんと描写されています。
この「母親の性行為」描写を受け付けない読者もいると思いますが、母のSNS投稿も併せるとシングルマザー家庭の孤独・閉塞感が増して、環の恋愛観を形成する上で重要な描写だと思います。
絵もスッキリとした線で描かれているのに、何だか生々しいんですよね。特に環の体は熱や汗が読んでいる者にも伝わるぐらい生々しく、でもとても美しく描かれています。洵太がムラムラくるのもわかります。
終盤のトイレの個室で洵太が環を抱きしめて匂いを嗅ぐところが個人的には圧巻の描写です。
この作品は「1」となっているのでゆっくり長く続くのかな?と思います。
次巻が早く読みたいけど、二人の成長や恋の過程をずっと見ていたいなと思ったりもします。
もう・・・何から書けば良いのかわからなくて読んでからだいぶ経ってしまいました。
まず野末が超魅力的です。
アラフォーなのに若々しくて女子にも大人気なのですが、生活や仕草や考えが年相応にオッサンぽくてそのギャップに萌えます!
外川との「女の子ごっこ」に恥ずかしさを感じて挙動不審になってしまうところや、10代の少年のように恋に臆病なところが丁寧に丁寧に描かれています。
そして外川が可愛いです!グイグイ来るのに野末の思いを伺ってなかなかもう一歩踏み出せなかったり、でもさり気なく野末に好意を持つ女性を引き離そうとしたり・・・なんだかんだで外川が野末を振り回しているように見えて、野末に振り回されているのがものすごく可愛いです!
いつも野末のことを見ている優しさからなんですよね。
今回の作品も前作と同じく背景や小物などが丁寧に描き込まれているため、登場人物がとても生き生きしていてまるで映画を見ているように自然と作品の世界に引き込まれます。
この作品はコマ割りがとてもシンプルで、大ゴマやぶち抜きのコマ・斜め割などのトリッキーなコマを多用したページ構成ではありません。その分どんな小さなコマも丁寧に構図が取られて細かく描き込まれています。「映画を見ているよう」と思えるのは、どのコマもスクリーンに映し出された映画のワンシーンのように妥協がないからだと思います。(何も描いていないコマやベタ・トーンのみのコマがほとんどない)
そして今時の漫画にしては1ページのコマ数が多いです。一般的に1ページのコマ数が増えるほど作画に時間がかかりますが、このクオリティでこれだけのコマを妥協なく描くなんて・・・先生の表現に対する真摯な姿勢がにじみ出ていると思います!これは紙の本で買うに相応しい作品です!
左岸先生!野末と外川に、この世界に命を吹き込んでくれてありがとうございます!!
大好きな「恋イン」シリーズの中でも一番お気に入りの、土門&円ちゃん、鷹見&楚和、そして円パパの若き日のハートフル・エピソードが入った超読み応えのある1冊です!
◆若き日の円パパ
めっちゃイケメンの若き志山次官!愛する円ちゃんのために四苦八苦する姿が最高に萌えます!
奥さんのヨーコの肝の据わった姿や幼い頃から円兄さん大好きの弟・智頼も登場。
BLメインではないですが、心温まる萌えエピソードです。
◆ノーパンしゃぶしゃぶ!?
大物元議員の策略に嵌りセクハラ・パワハラでノーパンしゃぶしゃぶ接待させられる円が超美人です。
そしてそこに颯爽と現れる土門がカッコいい!円救出後「お義父さんへの報告」を模しながらのセックスはユーモラスでとてもスケベです。
◆見られながらの超濃厚セックス
幼馴染だが現在は上司(楚和)と部下(鷹見)の関係の二人。
楚和は怪しげなクラブで議員に情事を見せるという接待をしていた。鷹見は楚和のパートナーと入れ替わり、議員の指示で初恋の楚和と初めてのエッチ・・・。
シチュエイションも展開も超変態でエロいのですが、鷹見にされるがままの楚和がものすごくエッチで可愛いです!
恋インシリーズは様々なカプがありどれも個性的で楽しいです。今後も楽しみです!